本当にすがる思いで皮膚科に行き、診察室でのこと。
「それじゃ、お腹見せてみて。」
そのために私は女医さんを選んだのでした。
「いや~、ひどいね~。ものすごく痛いでしょ~?」
私は全然というように首を振りました。その発疹自体は
もうすでに退いていて痛くなかったからです。それよりも
腰は激痛が走っていました。
「背中のほうは? ・・・なるほど、少し背中のほうも
あるね。」私は先生の方に向き直り「ヘルペスって
知ってる? ウイルスの名前なんだけど。」
「聞いたことありますけど・・・。」
「帯状疱疹。あなたの病気はこれです。」と言って、
“帯状疱疹”の説明カードを渡されました。
「小さい頃に水疱瘡には? なったことあるよね。
水疱瘡はヘルペスウイルスが起こすものなのね。
でも、水疱瘡が治ったとしてもほとんどの人に
(95%くらい)そのヘルペスウイルスは体の中に
潜んでいるの。
それが、体がものすごくものすごく疲れて、肉体的にも
精神的にも疲労がたまるとウイルスに対する免疫力が
すご~く落ちてきて、この潜んでいたヘルペスウイルスが
顔を出してきたというわけ。
だからものすごく体が疲れてたのよ。すごく痛いでしょ?
でも、だいぶと水泡のほうは枯れてきてるみたいね。」
“それは予約が詰まっていたからだ!”と内心思いましたが
そのときの私はムッとする気力さえありませんでした。
それよりも「疲れる」という言葉が嫌いで今まで使わないで
頑張ってきたところで、先生に「あなたは疲れていたのよ。」
と言われ、嬉しかったのです。
「で、このウイルスは1本の神経を伝うから体の右か左、
どっちかだけなのよ。だから、お腹も背中も右側でしょ。」
言われてみれば、小さな水疱群は大きく固まっているところ
まばらなところ、いろいろありましたが、先生が言われる
通り、1本の神経線に沿ってできていたのでした。ちょうど
真ん中で終わっているのです。
「え・・・? そしたら、この腰痛も何か関係があるのですか?
実は右側だけがめちゃくちゃ痛いのです。これ治ったらどこか
マッサージしてもらおうかと思ってたくらい・・・。」
「そう、それ神経痛。めちゃくちゃ痛いでしょー?
通常、そうね・・・、免疫力弱くなったお年寄りとか水泡よりも
その神経痛のほうがひどいパターンもあるわ。それは腰痛じゃ
ないのよ。ウイルスは神経を伝うからそういう神経痛を伴う
こともあるの。」
これが神経痛! それは痛いはず! 単なる腰痛じゃなかったんだー。
えっ!神経痛ってこんなに痛いんだ・・・。
これで何もかも解決したように思え、私はホッとして涙が
出そうなくらいでした。よかった・・・診てもらってよかった。
この皮膚科にしてよかった・・・と。(梅田と心斎橋にある
皮膚科なのですが、メールいただければ紹介しますよ。)
昔は、抵抗力が衰える老人などが帯状疱疹になりやすかった
ようですが、最近は社会の事情も変わり、今や毎日夜遅く勉強を
余儀なくする14、15歳の受験生でさえ帯状疱疹になってしまう
こともあるようです。気をつけてくださいね。
「それじゃ、お腹見せてみて。」
そのために私は女医さんを選んだのでした。
「いや~、ひどいね~。ものすごく痛いでしょ~?」
私は全然というように首を振りました。その発疹自体は
もうすでに退いていて痛くなかったからです。それよりも
腰は激痛が走っていました。
「背中のほうは? ・・・なるほど、少し背中のほうも
あるね。」私は先生の方に向き直り「ヘルペスって
知ってる? ウイルスの名前なんだけど。」
「聞いたことありますけど・・・。」
「帯状疱疹。あなたの病気はこれです。」と言って、
“帯状疱疹”の説明カードを渡されました。
「小さい頃に水疱瘡には? なったことあるよね。
水疱瘡はヘルペスウイルスが起こすものなのね。
でも、水疱瘡が治ったとしてもほとんどの人に
(95%くらい)そのヘルペスウイルスは体の中に
潜んでいるの。
それが、体がものすごくものすごく疲れて、肉体的にも
精神的にも疲労がたまるとウイルスに対する免疫力が
すご~く落ちてきて、この潜んでいたヘルペスウイルスが
顔を出してきたというわけ。
だからものすごく体が疲れてたのよ。すごく痛いでしょ?
でも、だいぶと水泡のほうは枯れてきてるみたいね。」
“それは予約が詰まっていたからだ!”と内心思いましたが
そのときの私はムッとする気力さえありませんでした。
それよりも「疲れる」という言葉が嫌いで今まで使わないで
頑張ってきたところで、先生に「あなたは疲れていたのよ。」
と言われ、嬉しかったのです。
「で、このウイルスは1本の神経を伝うから体の右か左、
どっちかだけなのよ。だから、お腹も背中も右側でしょ。」
言われてみれば、小さな水疱群は大きく固まっているところ
まばらなところ、いろいろありましたが、先生が言われる
通り、1本の神経線に沿ってできていたのでした。ちょうど
真ん中で終わっているのです。
「え・・・? そしたら、この腰痛も何か関係があるのですか?
実は右側だけがめちゃくちゃ痛いのです。これ治ったらどこか
マッサージしてもらおうかと思ってたくらい・・・。」
「そう、それ神経痛。めちゃくちゃ痛いでしょー?
通常、そうね・・・、免疫力弱くなったお年寄りとか水泡よりも
その神経痛のほうがひどいパターンもあるわ。それは腰痛じゃ
ないのよ。ウイルスは神経を伝うからそういう神経痛を伴う
こともあるの。」
これが神経痛! それは痛いはず! 単なる腰痛じゃなかったんだー。
えっ!神経痛ってこんなに痛いんだ・・・。
これで何もかも解決したように思え、私はホッとして涙が
出そうなくらいでした。よかった・・・診てもらってよかった。
この皮膚科にしてよかった・・・と。(梅田と心斎橋にある
皮膚科なのですが、メールいただければ紹介しますよ。)
昔は、抵抗力が衰える老人などが帯状疱疹になりやすかった
ようですが、最近は社会の事情も変わり、今や毎日夜遅く勉強を
余儀なくする14、15歳の受験生でさえ帯状疱疹になってしまう
こともあるようです。気をつけてくださいね。
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