♪シンガーソングライター★近井智沙子のブログ☆彡

シンガーソングライターは趣味と言い切る近井智沙子のちょっとした日常を書き留めます。

この夏のスペイン旅行 Vol.5

2018-08-07 | 旅行
5日目(7月14日)

買っておいたサンドイッチを部屋で食べ、10時前にチェックアウト。
堪能したグラナダともお別れ。空港バスに乗り、グラナダ空港には11時過ぎに
着いた。私が乗るフライトは12:35発。ヴエリング航空運航便だが、私は
受託荷物込み料金のイベリア航空より購入。当然、沢山人が並んでいる
ヴエリング航空のカウンターではなくイベリア航空のチェックインカウンターに
並んだ。2組前にパッケージツアーなのか幾つもの荷物を載せたカートが
見えるけど楽勝だろうと思ってた。ところが、イベリア航空のカウンターは閉鎖。
1番に並んでいるご年配のご夫婦には説明があったのかどうだか分からないが、
とりあえず皆さん文句も言わずに平然と待っている。え?何なの?まだ11時台だよ。
シエスタに入ったのか?なんでイベリア航空だけ? 他のイベリア航空の
インフォメーションにも無人。ただでさえ待つの嫌いなのだけど・・・
どうすることもできないまま50分くらい経過し、隣のヴエリング航空の列も
なくなった。と思ったら、ヴエリング航空カウンターでチェックインしてた人が
イベリア航空のカウンターへ移ってきた。“マドリードね!”と言って。

えっ?この待ってる人たちはマドリード行き?私、バルセロナなんですけど。。。
えっとえっと国内線って普通は15分前までにチェックインだよな。まだ間に合うよな。
・・・でもダメ。大量の荷物持った人がチェックインしているときに私の乗る便の
最終コールのアナウンスが流れ、心臓はバクバク。もうダメだ、チェックイン
しているお姉さんに、「バルセロナ行きなんだけど、チェックインできる?」って
大声出してみた。「ちょっと待って。」と言われ、すぐにチェックインは
してもらえたが荷物は預けることができなかった。でもいい。下手に預けて
積み残しされたら困る。急いでセキュリティチェックを通り、ゲートはアナウンスで
2番だと聞いていたからゲートの画面に私が乗る便が表示されている。
まだ搭乗は誰もしていない?っぽいね。

はあ間に合った・・・。と思ったのも束の間、ゲートの画面が違う便の表示になってる。
えっ?もう搭乗終わった?だってそうだよな、もうあと10分で離陸じゃないの?
普通みんな乗ってるでしょ?なんでゲート2には誰もいない?誰に聞けばいい?
パニックになって搭乗が始まってるゲート1に割り込んで聞いてみた(というより
「騒いだ」と言ったほうが正しいのかも)。でも、「ゲート2よ。」と言われただけ
だった。搭乗はまだなのか?

まだ出発のモニターのリストに表示されているからまだなんだろうな。そろそろ
12時半だよ・・・と思ったそのときDELAYの文字が!
えっ!?遅延かよ!今分かった?何、私のせい?いやいや違うでしょ。もっと前に
遅延って分かってたんじゃないの?とにもかくにも搭乗がまだ始まっていなかったことが
分かってやれやれ。

後からよう考えたら関空から北京のフライトは深セン航空のカウンターで
チェックインはANAの名札つけたお姉さんにやってもらったんだった。物語でもないのに
ちゃんと伏線あったんだ。ヴエリング航空のカウンターでチェックインすべきだったんだね。

結局30分くらい遅延でバルセロナにも着いたかな。荷物をピックアップする時間は
省けたけどとにかく空港が広すぎて空港バス乗り場まで結構歩いたな。

バルセロナのホテルは空港バスの終点カタルーニャ広場のすぐ近くにした。事前に
ストリートビューでも確認済み。ホテルにチェックインし早速無料WiFi繋いでみるが
調子悪い。ちょっと地図を確認したいんだけど・・・。しょうがないな。こんなことで
時間を費やしている場合ではない。お昼もまだだ。街へ出よう!

まず地下鉄の10回回数券を買って、1駅乗ってみる。手持ちの資料の地図しかアテに
出来ないがエスパドリーユ専門店LA MANUAL ALPARGATERAで自分の靴を買いたいのだ。
方向音痴の私はお店に辿り着くまで全く自信がなかったけど写真で見てたお店が目の前に
現れ感激して写真を撮る^^; 店の中に入ると試着する客で溢れている。
・・・どうすればいい?とりあえず、デザインを選ぼう。ショウウインドウに
飾られているものもあるが、基本的に外に出ているものは見本なのだろう。サンダルは
やめにするとして、ベタ靴が欲しいな。最初に緑と青系の植物柄の靴に目が行ったけど、
オレンジ系の“Barcelona”と書いてあるのも可愛い。こっちの方が€11も高いけど、
せっかくだからバルセロナと書いてある方にしようかな。

そして店員さんにちょうど“May I help you?”的なことを言われたので、“Yes.”と
返事し、このデザインが気に入ったが、自分のサイズが分からない。35か36だと
思うんだけど・・・と相談すると、ストレッチ素材なので、小さめ、つまりは35が
いいんじゃないかなということで、試着していい?と言って、椅子取りゲームのように
空いた席を正当に取って試着することができた。ちょうど見本が35だったので履いてみた。
ちょっときついけど入らないことはない。やっぱ35かなと思って、Goodと言って、
あっさりそれに決めてしまった。後で思ったけど、念のため36も試着させてもらうべき
だよなぁ。

でも念願のエスパドリーユも買えて、次はパパブブレの本店もここからちょっと歩けば
行けるはずだけど、手元に資料がない。頭の中にある地図で大体この辺という曖昧な
記憶だけを頼りに適当に歩いた。なんと!奇跡的に発見!まぁ日本でも買える飴ちゃん
なんだけど、話のネタにもなるかなと思ってお店に入った。作っているところを
ちょっとだけ見てちょこっとお土産も買った。



ん~、もう17時、ここからボケリア(サン・ジョセップ)市場へ向かおう。どうも
この旅はお昼を食べるタイミングを逸してしまう。パパブブレからおそらく地下鉄1駅分
くらい歩いてボケリア市場に着いた。やっぱり結構な人だ。スリに注意しなくては。
お腹すいてるけど喉も乾いている。何か適当に食べたいけどお腹いっぱいになり
過ぎるのも嫌だ。そこで私の気を大きく惹いたのがカットフルーツ。これで喉の渇きと
空腹を抑えた。ただ他に食べたいものが見つからずこれを本日の昼食とする。

さらに地下鉄2駅分くらいを歩き、スペイン王室御用達のチョコレート専門店カカオ・
サンパカに行ってみる。ここのチョコレートも日本で買えるけど、この日は様子見で
何も買わなかった。また月曜日に来よう。さすがに歩き過ぎなので、1駅だけだけど
地下鉄を利用する。エル コルテ イングレスのデパ地下でお土産物を物色する。
でも商品陳列が全然よく分からず歩き倒す。だけど、ここでだいたいのお土産を
買いたかったのでじっくり選んだ。スペインの伝統的なお菓子トゥロンとオリーブオイル、
プリングルズの生ハム味は見つからなかったので他の生ハム味のスナック菓子、チュッパ・
チャップス、翌朝用のサンドイッチと飲み物。一旦ホテルに戻って身を軽くする。

20時を過ぎてから再び外出。やっぱりバルかな。ホテルに近いところ探そう。そしたら
カウンターにピンチョスやタパスが並んでる指差して注文しやすそうなバルを見つけて
そこに入る。「オラ!ビーノ ブランコ」と言ってカウンター席に座った。ピンチョスを
1つ選び他にも何か頼みたかったのでオススメを聞いてるうちにアボカド入りの野菜
たっぷりのサラダを見つけてそのタパスを注文。やっぱオリーブオイルが美味しい!
料理はこれだけじゃ足りないので他にもう1つピンチョスを頼んだ。ははは、これで
お腹いっぱい。お会計は€15.30。グラナダからするとやっぱ高くつくな^^;

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この夏のスペイン旅行 Vol.4

2018-08-02 | 旅行
4日目(7月13日)

昨日の夕食前にも宿泊者しか入れない中庭に行ったけど、朝早く起きて(と言っても
7時過ぎ)パラドール内と宮殿内を散策。おっとグラナダの朝は涼しい。昼間と同じ
格好していたら寒いくらいだ。

パラドールでの朝食はバイキング。品数豊富だが控えめに。小さなチュロスを取った。
昨日からチュロスが食べたくなってるんよね。もし機会がなかったらこれで満足することに
しよう。朝食後はすぐチェックアウトできるように荷物をまとめ、アルハンブラ宮殿観光へ。
いい天気!まずチケットが必要なアルカサバ(軍事要塞)へ。街が一望できる。
鐘の塔にも上った。ここの観光所要時間は平均50分くらいだと聞いていたけど人がまだ
少ないからか意外にスムーズ。私何か見逃してない?順路を飛ばさないようにくまなく歩いた。


アルカサバ

そしてアルハンブラ宮殿の心臓部ナスル宮殿へ。ここは時間厳守で私は10時半の予約。
時間の5分前でいいから並んでる先のスタッフさんにチケットを見せればいいからと
アドバイスをもらっていたので見せたら並べということで結局並んだ。夏だから
旅行ハイシーズンで平日でもすごい人。

私がアルハンブラ宮殿を訪れたかったのは大・大・大好きなM・C・エッシャーが
アルハンブラ宮殿のモザイク模様に影響を受けてあの数々の名画を残すことになったから。
エッシャーが夢中になるほどの幾何学模様をこの目で見ておきたかった。

観光客がうじゃうじゃいることを除けば、本当にナスル宮殿は素晴らしかった。
モザイク模様もレースのような彫刻も建物自体の造りも絵に描くより幻想的な空間を
生み出していて感銘を受けた。インスピレーションを得ただけあって、エッシャーの
いくつかの作品が頭の中にフラッシュバックしてきた。


ナスル宮殿(極々一部の写真です!)

ナスル宮殿の観光には1時間くらいかかると聞いてたけど、1時間半はいたかったな。
おっと、パラドールのチェックアウト時間は正午なんだ。やっぱりチェックアウトしてから
ナスル宮殿に行くべきだったかも。チェックアウトでは夕べのワインとカプチーノ代を
払って、荷物を預かってもらった。

それから残る観光関所はヘネラリーフェ。昨晩その別荘を眺めながら食事したんだよね。
これはこれで別荘に続く道が素敵な庭園続きで、息を飲んでしまう。人は水のせせらぎで
癒されたりするけど、珍しい造りの“水の階段”もよく考えられていて本当にゆっくりと
休息できただろうなと思った。別荘からは逆にパラドールを眺めたりした。
アスファルトではなく石畳を歩くから通常より足の疲れが早いね。


ヘネラリーフェ

朝から歩き通しだったから、1停留所区間だけだけど、バスに乗りパラドールに戻り
荷物をもらって宿替えだ。キャリーカートをつけてコロコロ転がして歩いて次の宿泊先
ペンシオン ランダフリに着いた。チェックインする。パスポートを提示すると
“Congratulations!”と言ってくれた♪ 前日が誕生日だったことに気付いてくれたのだ。
さすがはアットホームなペンシオン!エアコンはついてないが、グラナダは朝晩は
涼しいもんね。

さて、お昼にはやっぱりチュロスが食べたくなって、グラナダで美味しいチュロスが
食べられる店を調べて(と言っても、“グラナダ チュロス”でググって1番に出てくる
お店だけど)早速行ってみた。オープンテラスは満席っぽくてお店の中はガラガラで
一瞬入っていいのか躊躇したが、入って、「チュロス」と言うと「And chocolate?」と
逆に訊かれてすかざずYesと頷いた。

確かにネットで書いてある通り、断面が星型のチュロスではなく、中国の「油條」に
似たようなぶっとい“ポラス”というものらしい。濃厚なチョコレートにつけて
味わうのだけど、甘さは覚悟しながら一口目を食べると意外に甘くない!
わぁ!これは確かに美味しい!・・・しかしね、いくら美味しくてもこれが
おやつじゃなくて昼食でも1人でこの量は無理だった。

その後向かったのは、前日とは違うサン・クリストバル展望台。今度はC2の
アルハンブラバスに乗る。サクロモンテを通り、テンちゃん(=タブレット)の地図を
見ながらサン・クリストバル展望台近くの停留所で降りた。そこから少し歩くが、
昨日のサン・ニコラス展望台とは違い、誰もいなかった。アルハンブラ宮殿は近く
感じたけど数本の糸杉が邪魔だったからサン・ニコラス展望台の方が人気あるのは当然か。
サン・クリストバルについての音声ガイドを聞いてついでにサン・クリストバル教会に
寄ってバス停に戻った。

バスいつ来るねん?・・・30、40分くらい待ったかなぁ、ようやくC2のアルハンブラバスが
来て街に戻り、クレディブスは“Finished.”と言ってドライバーさんに渡し、デポジットの
€2を返してもらった。

その後、お土産屋さんを巡ってホテルに戻り、まだ聴いていない音声ガイドを聴いたりして
休憩し、日本語情報センターに返しに行った。そこで今夜バルのはしごをしたいので、
おススメのバルを聞いてきた。スーパーに寄って翌日の朝食を買って一旦ホテルに帰って
20時を過ぎて再び出掛けた。

グラナダでは20時から飲み物を頼むとタパスが1品無料でついてくるのだ。せっかくなので
スペイン語をトライしたい。1人なのでカウンターで飲むのがいいと思った。1軒目、
立ち飲みになるけど、お店に入って「Hola!」と元気よく挨拶し、「Vino blanco
(白ワイン)」と言った。隣には4人くらいのグループの日本人が座っていたけど、
特に話しかけることもなく・・・、立ち飲みとなった。白ワインも結構グラスが大きい。
タパス来た!うわぁこれがタダ!?ポテトチップスに生ハムとチーズをバゲットで挟んである。
お勘定も「ラ・クエンタ ポルファヴォール!」と言って通じた^^b €2.40なり。

二軒目、さっきよりは大きなバル。ちょうど入口に近いカウンターに1つバーチェアが
空いていた。今度は「ティント・デ・ベラーノ」に挑戦。赤ワインを炭酸飲料で割った
“夏のワイン”らしい。炭酸は苦手だけど、昨年氷結飲みまくったからちょっとマシに
なってるんだよね。タパスはツナかなぁ、煮物っぽい感じだったけど、塩辛くもなく味も
まぁまぁ良かった。けど、すでにお腹いっぱいになってきてちょっと残した。€2.25。


三軒目はホテルに近いバルにしたが、人気のお店か時間帯的にもものすごい人で賑やか
だった。「サングリア ブランカ」(白のサングリア)と言ったつもりが、何が
出てきたんだろう(苦笑) なんか赤ワインを炭酸か何かで割ってた。
白が良かったんだけどな。だってここはシーフードメインのバルらしいから。
タパスは3軒のうちで一番量が少なかったけど私には好都合。それでも残しちゃったけど。
「ラ・クエンタ ポルファヴォール」も聞こえなかったか、もう1杯かチェックか訊かれた^^;
€2.00。安いからいっか。バルのはしごも目標達成。ほぼほぼ満足でホテルに戻った。
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