大学のゼミ。3年生を歓迎するコンパを開催。
このコンパの意義は、3年、4年、大学院という縦の関係作り。
私の師である宮田先生も大切にされていました。
私の世代なら、卒論研究の直接指導は大学院生。
専門課程入りたての3年生には4年生が指導というのが当然でした。
常に院生は実験室に入り浸り、研究室ホールを管理していました。
遊びたい盛りの大学生が、研究室(ハミル館)に入れば、一人前の研究者になったような気にさせられていました。
実験実習の被験者になり、卒論実験の手伝いをし、ゼミ発表のための論文を教えてもらい、いっしょに読んでもらったり。
3年生は4年生、院生の手厚い指導を受けつつ、自分が4年になったらこれが役割・・・と自然に理解していました。
生理心理学の研究室ではとくにこれが大切で、脳波などの電気生理実験では測定法を手取り足取り、見よう見まねで修得していくわけです。
私のゼミ生にもこうした流れを推薦してきました。
そして5月の新歓コンパこそ、これを実現するための「ノウハウ」の伝承にとって大切な集い。
ゼミでは難しい教科書を1章ごとに割り当てられた3年生が、昨日初めて発表。
読むのも初めて、レジュメ作るのも初めて、司会役や指定討論の意味もやっとわかってきたところ。
1年前にそのような経験をしたばかりの4年生が、3年生の緊張している様子をなごやかに包み込んでくれました。
実にいい一日でした。
生理心理学を通じて勉強し、議論し、研究するのが私の理想とする大学です。
しんどいかもしれないけど、2年間楽しんでほしいものです。
2012/05/12・記
このコンパの意義は、3年、4年、大学院という縦の関係作り。
私の師である宮田先生も大切にされていました。
私の世代なら、卒論研究の直接指導は大学院生。
専門課程入りたての3年生には4年生が指導というのが当然でした。
常に院生は実験室に入り浸り、研究室ホールを管理していました。
遊びたい盛りの大学生が、研究室(ハミル館)に入れば、一人前の研究者になったような気にさせられていました。
実験実習の被験者になり、卒論実験の手伝いをし、ゼミ発表のための論文を教えてもらい、いっしょに読んでもらったり。
3年生は4年生、院生の手厚い指導を受けつつ、自分が4年になったらこれが役割・・・と自然に理解していました。
生理心理学の研究室ではとくにこれが大切で、脳波などの電気生理実験では測定法を手取り足取り、見よう見まねで修得していくわけです。
私のゼミ生にもこうした流れを推薦してきました。
そして5月の新歓コンパこそ、これを実現するための「ノウハウ」の伝承にとって大切な集い。
ゼミでは難しい教科書を1章ごとに割り当てられた3年生が、昨日初めて発表。
読むのも初めて、レジュメ作るのも初めて、司会役や指定討論の意味もやっとわかってきたところ。
1年前にそのような経験をしたばかりの4年生が、3年生の緊張している様子をなごやかに包み込んでくれました。
実にいい一日でした。
生理心理学を通じて勉強し、議論し、研究するのが私の理想とする大学です。
しんどいかもしれないけど、2年間楽しんでほしいものです。
2012/05/12・記