第三回授業では、将来医療はどう変わろうとしているかについて話をしました。
これまでは病院にいる医師のもとに病気を抱えた患者がやってきて、医師は病気を治してくれるというモデル。
これからは、学校の先生のような医療者が、少しのリスクをもった現在健康な人々を生徒にみたてて、健康法を教えるというモデル。
感染症が病気の中心であったこれまでの医療では、原因がはっきりしている。患者は、その原因を環境や暮らしのせいにできます。
いっぽうこれからは生活習慣が原因で発症する病気がほとんど。患者は自分の不摂生のせいにするしかありません。
予防に重心をおいた医療者は、個人が、健康行動を習慣化できるよう、病気にならないようなセルフケア行動を身につけられるように、健康教育や啓発啓蒙活動によって働きかけることになります。
こうした働きかけを、ヘルスプロモーションといいます。
連休明けの次回第4回めの授業では、ヘルスプロモーションについてお話します。
2009/04/29記
これまでは病院にいる医師のもとに病気を抱えた患者がやってきて、医師は病気を治してくれるというモデル。
これからは、学校の先生のような医療者が、少しのリスクをもった現在健康な人々を生徒にみたてて、健康法を教えるというモデル。
感染症が病気の中心であったこれまでの医療では、原因がはっきりしている。患者は、その原因を環境や暮らしのせいにできます。
いっぽうこれからは生活習慣が原因で発症する病気がほとんど。患者は自分の不摂生のせいにするしかありません。
予防に重心をおいた医療者は、個人が、健康行動を習慣化できるよう、病気にならないようなセルフケア行動を身につけられるように、健康教育や啓発啓蒙活動によって働きかけることになります。
こうした働きかけを、ヘルスプロモーションといいます。
連休明けの次回第4回めの授業では、ヘルスプロモーションについてお話します。
2009/04/29記