
11月13日開講の生理心理学で使用した資料です。
感情とはなにか、感情はどのようにして形成され、脳のどこが関与しているのか。
これらのことが、生理心理学で学ぶべき内容でしょう。
私が子どものまで講演をしたときに、最前列にいた小学生が北島康介のガッツポーズをみて発した言葉。
「おっちゃん、なんで怒ってるの?」
が起題。
感情が乏しいからなのか、共感スキルがないからか、感情表現スキルがないからか、それとも感情のことばを持ち合わせていないからなのか。
いくつもの考えがあるでしょうが、生理心理学では、感情成立の学習説を基盤として、神経系・内分泌系・免疫系の役割と、それらを束ねる脳の認知機能に重心をおいて考えます。
シャクターの認知説をお話ししました。生理的覚醒の帰属からくる認知的ラベリング。
こうした理論の背景になる生理過程として、自律神経系(交感vs副交感)の働きを学びましょう。
いろいろな臓器の働きが、自律神経系によって支配されています。
表情を作ることは、他者との良好なコミュニケーションの重要なファクター。表情筋の動きは脳でコントロールされています。
他者の表情認知も、脳の役割です。
いずれも右半球が大きな役割をしていることは確かなようですね。
左半球の前頭葉も表情認知に使われているようです。
表情筋は右半球体性運動野の役割のようです。
豊かな感情を育むには、脳を大切にしなくてはならないようですね。とくに右半球かな?
次回は「装いの生理心理学」。
2009/11/14・記
感情とはなにか、感情はどのようにして形成され、脳のどこが関与しているのか。
これらのことが、生理心理学で学ぶべき内容でしょう。
私が子どものまで講演をしたときに、最前列にいた小学生が北島康介のガッツポーズをみて発した言葉。
「おっちゃん、なんで怒ってるの?」
が起題。
感情が乏しいからなのか、共感スキルがないからか、感情表現スキルがないからか、それとも感情のことばを持ち合わせていないからなのか。
いくつもの考えがあるでしょうが、生理心理学では、感情成立の学習説を基盤として、神経系・内分泌系・免疫系の役割と、それらを束ねる脳の認知機能に重心をおいて考えます。
シャクターの認知説をお話ししました。生理的覚醒の帰属からくる認知的ラベリング。
こうした理論の背景になる生理過程として、自律神経系(交感vs副交感)の働きを学びましょう。
いろいろな臓器の働きが、自律神経系によって支配されています。
表情を作ることは、他者との良好なコミュニケーションの重要なファクター。表情筋の動きは脳でコントロールされています。
他者の表情認知も、脳の役割です。
いずれも右半球が大きな役割をしていることは確かなようですね。
左半球の前頭葉も表情認知に使われているようです。
表情筋は右半球体性運動野の役割のようです。
豊かな感情を育むには、脳を大切にしなくてはならないようですね。とくに右半球かな?
次回は「装いの生理心理学」。
2009/11/14・記
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