誰も知らない南の島

いつか南の島にいきたい

無罪モラトリアムを再び聞くとき

2009年07月07日 | 名犬ミミポ



赤い林檎に唇よせてと歌われて幾星霜、林檎は東京で椎名林檎として歌い始めた。

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無罪モラトリアム
椎名林檎,亀田誠治,川村“キリスト”智康係長,森“グリッサンド”俊之本部長
EMIミュージック・ジャパン

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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
買ってから早10年・・・、今でも聞くたびに鮮烈さと純粋さを感じます, 2009/1/25
By 監桶ロック - レビューをすべて見る

リリースされて間もない’99年6月、CDショップに入ったらちょうど1が流れていました。思わず足を止めそのまま2まで聞き終わって、“何だ、こりゃ!”。ミュージシャン名もアルバム名も確かめず、ただレジ横の“只今流れているCD”と同じジャケットを店内で探して、いそいそと家に帰ったのが昨日のことのようです。あれほど強烈な気持ちでの衝動買いは、あとにも先にもこれっきり。(僕には)メガトン級の影響力をいまだに持つ1枚です。

歌詞・音楽両面での驚くばかりの奔放さや爆発的エネルギー、そして“アブナさ”は本当に素晴らしく、当然目(=耳)を奪われるのですが、愛情、やすらぎ、優しさなどへの渇望というせつないまでのイノセントさが自然に同居するスゴさがあったからこそ、林檎さんがここまで長くファンに愛されているのではないかと思います。

個人的にはバンマス亀田氏のbが、音色や他の楽器とのバランスという点で本作が一番好み、3や5のような曲はツボにはまって仕方がない、なにより楽曲の出来栄えのバラツキが少ないといった理由で、東京事変も含めて林檎さんのアルバムでは、いまも本作が一番の愛聴盤です。

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