ミミポ馬に乗る その1

犬も歩けば棒にあたる。
ミミポが百貨店の前を散歩してると、籤を引かないかと声を掛けられた。
引いてみると、当たりだと言う。
商品は乗馬券だそうだ。

人には添うみよ、馬には乗ってみよ。
それがミミポのポリシーである。

馬に乗るには、少し年齢が、心配なので゛すが。
ぜんぜん、大丈夫ですよ。

なにが、どう、大丈夫なのか、よくわからない、
それに、ぜんぜんの後には否定形がくるべきだ。
ただ、最近メタボといわれてる。
大丈夫というのは太った人の婉曲表現の一つのようだ。
痩せねばなるまい。

乗馬の予約をいたします。
と、ついつい答えてしまった。

そんなわけで、ある晴れた日の朝、乗馬クラブに迷い込んだ。

自信はもちろんまったくない。

ところが、乗馬のお手伝いしてださるかたは、イケメンだった。