2014年03月3日(月)、快晴、穏やか
参加者: G.G.、他4名
歩行距離: 約11km
行動時間: 4:05(休憩、昼食を含む)
アクセス: 各務原8:30→8:50長良河畔駐車場
コースタイム:P 9:00→(めい想の小路)→10:20岐阜城10:35→(東坂ハイキングコース)→唐釜ハイキングコース)→(七曲り登山道)→12:00総合案内所、昼食12:35→13:05P
コース:実際に歩いたGPSトラック(赤:登り、青:下り、紫:フラット)を下に示す。
山行記事:
■「瞑想の小径」登山口の左にはひっそりとした御手洗池がある。関ヶ原合戦の前哨戦で西軍に組した岐阜城が陥落した折、奥女中たちがこの池に投身自殺をした言う悲話が伝わっている。
■「めい想の小径」の前半は昼なお暗い樹林の中のしっそりとした道であるが、瞑想しながら歩くには足元が不安定である。途中の平坦部には「伊奈波神社跡」の石碑があり、参拝者は麓の御手洗池で手を清めてから参拝したそうである。所々で北方の視界が開け眼下には市街地が、遠方には冠雪した滋賀県や福井県境の山々が並び雄大な展望が楽しめる。道の後半では岩場が現れ多少、登山気分が味わえる。
■岐阜城は平日で、然も、後刻分かったがロープウェイが運休しているに関わらず、多数のハイカーが訪れていて、何時ものことながら人気の山であることを伺わせる。
■岐阜城を後にして岩戸方面に降りる東坂コースを下り、途中で右折し、唐釜コースを辿る。この道はトラバース道で殆どフラットであり、木漏れ日が優しい雰囲気の良い道で、このまま何時までも歩いていたい気分になる。
■間もなく、七曲り道(大手道)に合流し、この道を下って行くと金華山ドライブウェイに出会い、ハイキングは終りである。直ぐの路地を右折し岐阜公園に入る。板垣退助の銅像、冠木門が立派な織田信長の館跡、山上の岐阜城等を眺めながら総合案内所に到着し、昼食にする。
■食後は岐阜の新名所である川原町通りをのんびりと散策する。この界隈は、嘗ては長良川の川港として賑わった所で、現在でも往時の家並が良く保存され、格子戸のある家々が軒を連ね、宿場町のような風情を醸し出していた。迂闊にも、隣接する市に住んでいながら、かような名所があるとは知らなかった。「灯台下暗し」である。
所感:
■金華山には登山コースが沢山あり、夫々個性があり、アクセスも便利であるので、四季折々に訪れる値打ちがありそうである。
■川原町には古い家並みが良く保存され、川港として栄えた時代の面影を色濃く残しているには驚いた。「灯台下暗し」で、近隣に住んでいながら存在を知らなかったことに恥じ入った次第である。