今朝、散歩の途中、畑の脇に咲いていた皇帝ダリア(又の名は“木立ダリア”)に出会った。晩秋の濃紺な青空をバックに、スクッと屹立し、鮮やかなピンクの大輪の花弁を咲かせる姿は凛とし皇帝と言うに相応しい。でも全体的な印象は皇帝のような“威厳、いかめしさ”でなく、寧ろ、女王陛下の優雅、華麗さを感じた。因みに、花言葉も「乙女の純潔」、「乙女の真心」であり私のように感じるのも特異でないようである。残り少なくなった人生であるが、この花のように、凛とし、鮮やかに生きられたら素晴らしいと、ふと思ったりした。
なお、写真左上の白い線はタイミングよく上空を通過した旅客機の飛行雲である。