概要:
従来のGPVは多くのアウトドア愛好者等に重用されていたが、本来パソコン用に開発されたものでスマホでは使い難かった。今般、スマホ用として使いやすくバージョンアップしたSCWが2017.6.23にリリースされた。未だ、多少の改善点を残しているが、視認性、操作性、使い勝手等が大幅に改善され使いやすくなった。
使用方法は簡単で下図の実画面例(雨量・雲量/気圧・風速/気温・湿度表示)を見れば大凡分かると思うので詳細(web.参照)は省略する。
以下に主な改善点と各画面の概要を紹介します。
改善点:
1.画面の大きさ切替が容易:
画面は局地、詳細、広域に切り替えられる。局地は2kmメッシュ、詳細は5kmメッシュであるが、通常は詳細で充分である。
2.画面中心点が自動的に現在地点になる:
従来は観測点へ画面をドラッグして移動する必要があったが、それが不要になった。なお、ドラッグすれば任意地点へ移動できる。
3.予報時間のセット:
従来は小さな◁、▷マーク及びスライダーで時間を変えていたが、今回はそれに加えて画面の右側or左側をタップすることで、簡単に夫々時間を1時間ずつ進めたりor遅らせたりできるようになった。
なお、予報時間は詳細で39時間(約1.5日)、広域で264時間(10日)までである。
4.観測地点の地図表示:
画面左下の地図で観測地点の市町村名が確認できる。
5.画面の予測ボタンをタップすることで予測⇔観測の切替ができ、観測にすると雲形・雲量の過去の観測結果が表示される。
解読が難しいので説明は省略する。
雨量・雲量画面:
カラー表示が雨量を表し、寒色→暖色が雨量の少→多に対応している。白黒表示が雲量を表し黒→白が雲量(%)の少(晴れ)→多(曇り)に対応している。
(注)色と雨量、雲量の対応に関してはGPVの場合と同様であろう(以下他の画面についても同様)。
気圧・風速/風向画面:
カラーが風速を表している。寒色→暖色が風速の低→大に対応している。等高線は気圧を表している。
気温・湿度画面:
寒色→暖色が温度の低→高に対応している。等高線が湿度を表している。