名瀬のマリア教会のこどもたちが 、喜界島教会に一泊二日のサマーキャンプに来た。
19日はオリエンテーション、昼食、島内観光、海水浴と続き、夕食はお代わり自由のカレー、喜界島のこどもたちも参加し、満足してくれたようだ。
夜のお泊りは、みんな興奮し消灯時間を過ぎてもなかなか寝ない。枕投げこそないが、まるで雀のお宿みたいだ。そのうちにいつの間にか静かになった。
朝はラジオ体操があるので、早く起こそうと思っていたら、5時半頃に皆起き出して来た。「隣の鶏の声がうるさくて目が覚めたよ」とのこどもたちの声。これも喜界島の風物。
20日は午前中に海水浴、昼食後、聖歌の練習、そして「こどもミサ」みんな大きな声で聖歌を歌い、喜界島のこどもたちや、その親たちが来て(約30人位)御堂が一杯になり、久しぶりに賑やかなミサを体験した。
ミサ後、プレゼントの交換会、マリア教会のこどもからは、「サンダミアの十字架」、喜界島教会のこどもからは「喜界島サマーキャンプ記念プレート」、みんな大事そうに両手で抱えていた。
この日の為に5月連休明けに植えた「スイカ」が3個も実り、カラスの難を逃れて 、こどもたちの口に入った。「小さいが甘くておいしかったよ。」と好評だった。 それに庭の熟した「パパイア」を冷蔵庫に冷やしてあったので、スイカと一緒にこどもたちの口に収まった。カラスが遠くの方で残念そうに鳴いていた?
最終便でこどもたちは名残惜しそうに、飛行機に乗った。飛行機が出発する時に、わざわざ駐機場で一回転して両側の窓が見えるようにしてくれた。機長の粋な計らいに感謝。
サンダミアノの十字架から「さあフランシスコ、出かけていって神の家を築き上げるのです。今にも倒れかけようとしている!」 『アシジの聖フランシスコ』p.58(ドン・ボスコ社)