少数派シリーズ/時事川柳 【2018.11.28放送分】
川柳は、TBSラジオ「荒川強啓デイ・キャッチ!」より
説明部分は、投稿者による見解です。
ブログを移転したため、投稿日と記事の日時・状況と整合性がありません。
あの頃は 稽古・景子と 言ってたのに
当時の言い方なら“世紀の大結婚”と騒がれ、ラブラブだった貴乃花と河野景子さん
横綱引退後は部屋を立ち上げ、弟子には厳しく稽古をつけて成長させた
今年の九州場所では、元弟子ながら貴景勝が念願の初優勝を飾った
今思えば貴と景が入った、貴景勝の四股名は意味深だ(笑)
*本当は、上杉謙信の跡を継いだ景勝(かげかつ)からとった
さて貴乃花は日馬富士の暴行事件の対応を間違え、結果的に部屋がお取り潰しとなった
ラブラブも今は昔 離婚にまで至り、貴乃花は大事な2つの「ケイコ」を失った
暴行事件のことから離婚に至る今日まで、口うるさいメディアやコメンテーターの誰一人として
貴乃花を批判しない 絶大な人気によって、逆に批判できないおかしな現象だ
これほど多様性や、意見の相違を尊重する時代に逆行する 権力者・人気者への萎縮か?
私は、メディアが安倍首相や貴乃花への批判がタブーな現状を厳しく指摘しておきたい
結局、貴乃花による無意味で過剰とも言える相撲協会への報復によって
己が理想とする相撲改革が不可となった
信念を曲げないと賛美されるが、言い換えれば独り善がり・分からず屋に過ぎない
以前も文章を書いた(リンク参照)が、皮肉にも忌み嫌う協会組織を活用しなければ
理想は実現しない 貴乃花は理解できずに、「自爆」した
景子さんも以前から見極めていたようで、報道によると数年前から離婚準備していたという
日馬富士事件も1つだけ良いことをした 事件を契機に決断したようで
束縛から逃れ、河野景子さんに未来を与えた
ついでながら貴乃花は「卒婚」と言ったそうだが、卒婚の意味を取り違えている
杉山由美子著「卒婚のススメ」によると、同居・別居を問わず結婚の形を維持しながら、
夫婦お互いに干渉せず、そして離婚せずに それぞれの人生を自由に歩むことだ
卒婚・離婚どちらでもいいことだが・・・
1つめのケイコ(彼女)は、まもなく復活するだろうが
2つめのケイコ(理想)は、もう無理と思うが?
少数派シリーズ/時事川柳 【2018.9.26放送分】
貴乃花 感動(勘当)したと 言う協会
追い出しの 決まり手増やす 大相撲
「感動」は、貴乃花が長い休場から明けて優勝し、小泉首相が表彰式の土俵で
褒め称えた「痛みに耐えてよくがんばった!感動した!」
一方、「勘当」(かんどう)は、縁を断つこと
独り善がり・人生経験が乏しい貴乃花親方に、相撲協会は振り回されっぱなし
「送り出し」という決まり手はあるが、「追い出し」はない
協会側に言わせれば、貴乃花のための決まり手新設か?
メディア・コメンテーターは、貴乃花の支持ばかり 甘やかしが結果的に親方を破滅させた
彼は相撲への理想を実現したいなら、協会内で頭を下げるなり、引くところは引くべき
現実の社会は、押し出し・寄り切りだけでは通用しない
大局的な視野・長期のスパンで臨むべきだった もう遅い
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