食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
暮らしの裏側の酷さやまやかし、危険性・不健全さに迫る!

吉野家の牛丼は米国人が全く見向きもしない脂身肉ばかりが盛られる/食品のカラクリ・食肉7

2014年04月11日 | 食肉・揚げ物・玉子
Ntpkarakuri

食品のカラクリシリーズ 牛丼/食肉
吉野家の牛丼は米国人が全く見向きもしない脂身肉ばかりが盛られる
牛丼トッピングの流行は牛肉そのものの旨みがなくなった証拠

R1074900047 写真は高級牛肉

■廃棄しても不思議ではない肉を堂々とメニュー化した吉野家牛丼
吉野家の「牛丼」は、ショートプレートと呼ぶかなり脂身がきついトモバラ肉を使っているのをご存じですか?肉好きのアメリカ人さえ食べない牛の下腹部のり安い脂身肉ばかりを日本人(吉野家)が勇んで買うので、米国大手ミートパッカー(巨大製肉処理工場)は大喜びなのです。

米国人が全く見向きもしない吉野家スペシャル~ジャパニーズカットと冷笑される肉が、皆様が食べているあの吉野家の牛丼なのです。捨てて当然・タダ同然の肉を一定価格で、なおかつ年間300万頭も買う世界最大の購入者が吉野家です。米国大手ミートパッカーとギブアンドテイクの“近づき過ぎた関係”のため、BSE問題や米国牛肉の輸入禁止の際にも、おいそれとオーストラリア産に転換できなかった過去があります。

味にこだわるから米肉牛という言い方をしていますが、本当は米国との関係・儲けとの関係にズブズブになっているに過ぎません。若い方の“日常食化”している牛丼だからこそ、腐れ縁を断って、こんなクズ肉~本来なら廃棄される肉をメニューにすべきではないと考えます。日本や豪州エリアには、安くてもっと良い肉・健康的な肉があるのですから…

■牛丼に乗せた真っ赤な生姜は発ガン危険度ランクの最上位
“御三家”のトッピングは魅力でも、もはや牛丼の味ではないでしょう。裏を返せば低価格路線の結果、牛丼の肉そのものの味が極めて劣化した証拠です。肉の旨みがなくなったことから、牛丼の味だけでは耐えられないからです。牛肉の質を落としトッピングで価格アップして儲ける牛丼チェーンの仕掛けに、見事に乗せられているのです。

“御三家”以外の店には、かつて「和風牛丼」がありました。食材・醤油味を強調したかったのでしょうが、そもそも牛丼は和風・和食なのでは?(笑) 余談ですが“丼勘定”とは、大雑把な出し入れやお金の使い方から、牛丼のような大きな器をイメージしていませんでしたか?昔の職人が、胴巻きや腹掛けの前につけた入れ物のことです。記帳せずに、お金を無造作に出し入れしたことからです。

ところで牛肉が見えないほど、生姜を山盛りしている人を見受けます。野菜由来の着色生姜もありますが、着色料の赤色2号・赤色102号などを使った真っ赤な生姜は最悪です。発ガン・催奇形性が高い、危険度ランクの最上位にあるものです。危険過ぎるので、“紅生姜”は食べるべきではありません。

Sankoua
吉野家「生娘」騒動から見えるもの・既に吉牛戦略に国民全体が洗脳されてしまった
ネーム|明治の頃に開いた店主の出身が大阪・吉野町だったことから
紅生姜・ガリなどの中国産生姜には高濃度の農薬が残留している
帯広名物の豚丼は豚肉が十勝産じゃなかった!本当は米国・カナダ産

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スーパーや惣菜店のコロッケは売れ残りを粉砕し2度揚げが常識・横行/食品のカラクリ・揚げ物5

2014年04月04日 | 食肉・揚げ物・玉子
Ntpkarakuri

食品のカラクリシリーズ 惣菜コロッケ/揚げ物
スーパーや惣菜店のコロッケは売れ残りを粉砕し2度揚げが常識・横行
揚げ立ての熱々コロッケと思えどもいつ作られたものか分からない

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■2度揚げすることによって余分な油脂や食品添加物が追加される
スーパーなどの揚げ立て・作り立て?「惣菜コロッケ」は、店舗奥のバックヤードや惣菜店の調理場で作られます。美味しそうでも、多くが2度揚げされ常識化・恒常化されているのです。2度揚げといっても再び揚げ直せば、硬くなったり揚げ色が濃くなるのでバレてしまいます。そこで前日売れ残ったコロッケを破砕機に掛けて潰し、もう1度衣を付けて揚げ直すのです。新たな材料の挽き肉・人参・玉葱などを混ぜ込んだりすることもあります。

見掛けは揚げ立てでも、じゃがいもなどの材料は古く、二重に油脂・塩分や食品添加物が追加されてしまいます。こうしたスーパー・惣菜店では、揚げる油も安い混合油を使い油の交換も杜撰でしょう。そもそも茹でた芋を潰していては手間が掛かるため、業者から乾燥じゃがいも粉を仕入れ練っただけのものです。揚げ立ての熱々なコロッケといっても、買う際に見掛けからは識別できず、どんな材料か・いつ作られたか分かりません。

バックヤードで作ったもの・バラ売りの惣菜は、原材料の表示義務がありません。それをいいことに都合の悪い食材(揚げ物に限らず、偽装食材・コピー食材)は、意図的にバックヤードの元気なオバチャンを隠れ蓑にして作らせ、表示逃れしているのです。

■北海道のじゃがいもだけは食べてはいけない!?
じゃがいもと言えば北海道でも、皮肉なことに北海道のじゃがいもだけは食べてはいけません。北海道では8月から10月までに収穫したじゃがいもを貯蔵しておき、翌年の春先まで順次出荷していきます。そのため北海道産全般のじゃがいもは、発芽調整のために収穫直前に劇物指定の除草剤を使っているのです。除草剤を使うことによって、皮を硬くさせ発芽を遅らせることができるからです。

士幌(しほろ)町農協では、じゃがいもの発芽調整に放射線を照射しています。安全性をうたっても、食べたくないものです。放射線照射じゃがいものシェア1%未満でも、絶対、士幌産は買わないようにしましょう。一方、九州から本州北部で収穫されたじゃがいもは、その時期だけ出荷されるため貯蔵の必要がないことから、除草剤の危険性は少ないでしょう。“北海道ブランド”に騙されず、北海道以外のじゃがいものほうが極めて安全なのです。

米国など諸外国では、収穫後も2度・3度の除草剤の使用は当り前で、輸入されてくるフライドポテト・ポテトチップスからは、しばしば除草剤が検出されます。じゃがいもは食物繊維も多く、栄養的にも優れた食べ物です。フライドポテト・ポテトチップスよりも、肉じゃが・じゃがバターなどを食べるように心掛けましょう。

補足/幸いなことに「生」のじゃがいもは、病気が入らないように輸入が止められています(全て国産)。でも国内生産の8割が北海道産なので、除草剤から避け切れないでしょう。一番安全なのは本州から四国・九州産、中でも新じゃがや皮の薄いじゃがいもは収穫直前の除草剤散布がされていません。

Sankoua フライドポテトを食べ過ぎると将来心臓病を引き起こす恐れ

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弁当店などのカツ丼は添加物で2倍に増量された劣悪な成形肉/食品のカラクリ・揚げ物4

2014年04月03日 | 食肉・揚げ物・玉子
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食品のカラクリシリーズ カツ丼・カツサンド/揚げ物
弁当店などのカツ丼は添加物で2倍に増量された劣悪な成形肉
カツサンドの肉もパンの大きさに合わせ型容器で作られた成形肉

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■カツ丼は肉そのものや卵・汁まで大量な食品添加物のドンブリ
「カツ丼」・カツサンドの話の前に、4回に渡った弁当チェーン店・コンビニなどのトンカツ弁当、スーパーの惣菜トンカツの酷さのまとめです。これらの多くの店では、肉そのものが100本以上の注射針装置のインジェクションによって、多量の調味料や食品添加物・他豚の油脂が注入された成形肉です。

さらには水飴・液糖・大豆たんぱく・卵たんぱく・たんぱく加水分解物、リン酸塩や増粘剤・pH調整剤なども極限まで注入します。そうして肉そのものが、油脂・添加物で2倍に増量にされているのです。またトンカツの半分以上が衣であり、肉の薄さに驚きます。つまり安いトンカツの肉の量は1/4以下であることがお分かり頂けます(苦)。

酷さの極め付けが、カツ丼やカツサンド、あるいは冷凍食品のカツや一口カツなのです。弁当店などのカツ丼は、玉子と化学物質を使った醤油などの調味料の濃厚さによって、肉の味は分かりにくいのです。そのため成形肉でも、さらに酷い肉が使われるのです。卵は中国・米国から輸入された2年前の冷凍液卵、乾燥卵を水で溶いた卵の可能性が大です。安いカツ丼は、言わば衣と大量の食品添加物を食べているようなものです。街の蕎麦屋のカツ丼と弁当店のカツ丼は、全く質も味も違うものです。

■固めた成形肉ならカツサンドのパンの大きさにぴったり合わせられる
カツサンドにも成形肉を使うのは、コストの他に手間省略のメリット?があるからです。本物の1枚の肉をパンの形に四角に切って調理していたら、手間とコストが掛かってしまいます。弁当店・コンビニなどは、食肉加工業者に食パンの大きさに合わせた四角い型容器を用意させます。

成形肉は指定の形に作れるので、容器にクズ肉・古くて硬くなった端肉に結着剤などを流し込み、冷蔵して長方体に固めた成形肉を作らせます。店では一定の厚みにスライスし、揚げればぴったり食パンの大きさに合ったカツが完成します。結着剤に、酵素やカゼイン・その他の食品添加物が使われます。冷凍食品のカツ・一口カツも、こんな作り方をした成形肉なのです。

トンカツ全般に言えることは、大豆たんぱくを注入した豚肉があります。豚肉にはそんなもの入っていないと思う極めて常識的な判断が災いし、知らずに冷凍一口カツを家庭やお弁当で食べれば、子供が大豆アレルギーを起こす恐れがあります。主婦の忙しさ・苦労は理解できますが、フライなどは本物の肉を買って家で揚げて下さい。若い方もトンカツは街の個人のトンカツ屋さん、カツ丼もできるだけ昔ながらの蕎麦屋さんで食べるようにしたほうが、遥かに健康的です。

Sankoua
前号/惣菜トンカツは一般的に4:6の割合で肉より衣のほうが多い
有名店の厚焼き玉子やオムレツは2年前の冷凍液卵で作る

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惣菜トンカツは一般的に4:6の割合で肉より衣のほうが多い/食品のカラクリ・揚げ物3

2014年04月03日 | 食肉・揚げ物・玉子
Ntpkarakuri

食品のカラクリシリーズ トンカツ弁当3/揚げ物
惣菜トンカツは一般的に4:6の割合で肉より衣のほうが多い
トンカツも成形肉を使っていることを知り油脂や添加物に注意を

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■安いトンカツ弁当や惣菜トンカツは肉より衣を食べているようなもの
国民生活センターが、スーパーの「惣菜トンカツ」などフライの衣を調査した結果があります。衣と中身が半々ならまだ良心的?で、一般的には4:6の割合で衣のほうが多いのが実情です。特に海老フライは、酷い店では何と2:8で圧倒的に衣のほうが多かったそうです。

中には白身魚などの魚介類は、水でふやかして具材を大きく見せる手も使います。衣を大きくするのは業者の儲けが増えることと、肉そのものの味が美味しくないので衣でカバーするためです。その結果、中身に対して過剰なほどの衣の大きさは、油脂を余分に吸い込み私達の身体に摂り込んでしまいます。また安い惣菜トンカツやトンカツ弁当の多くは成形肉なので、肉自体に余分な脂肪が注入されています。安物フライは、知らずに質の悪い油脂を多く摂り込んでしまい身体に悪いことばかりです。

一方、トンカツ弁当のキャベツは食中毒を恐れることから、洗い過ぎで栄養が抜けており、逆に消毒剤が残留しています。コンビニのサラダパック・ファミレスの野菜と同じように、業務用の野菜からは栄養もミネラルも摂れません。肉の不味さを補うためにもう1つ、ソースの糖分の多さも異常です。トンカツソースの強い甘みは野菜ではなく、1/3~1/2が糖分なのです。

■高くついても町のトンカツ屋さんか食肉を買って自宅で揚げよう
本物の肉を使用すれば、堂々とロースカツと銘打つことができます。しかし成形肉を使うとロースカツと表示するのは違法なので、必ず「トンカツ弁当」(補足参照)として売っています。従って弁当チェーン店・スーパーなどで、ただトンカツ弁当・トンカツなどの表示なら成形肉と思ったほうがよさそうです。

多くの消費者は、軟らかい肉が良質な肉なのか、成形肉を使った軟らかさなのか、食べても違いは分かりません。とは言え成形肉の存在を知らないと、まがいものの肉を食べさせられたり、アレルギーや健康被害を受けてしまいます。若い方はボリュームがあるトンカツ弁当に魅力を感じますが、成形肉のトンカツでは肉本来の栄養も少なく、多い添加物によって逆に健康に悪いと言えます。

弁当店などのトンカツは極力避けて、身体のためにできるだけ食肉を買って家で揚げることです。あるいはやや高めでも、たまに街のトンカツ屋さんの新鮮なキャベツ・野菜たっぷりの豚汁付きのロース(またはヒレ)のトンカツ定食を食べましょう。ただ個人店にも、大手食品添加物メーカーの販売の波は押し寄せているようです。個人店でも成形肉や安易な作り方をしている店もあり、安過ぎる店は警戒・辞退するべきではないでしょうか。

補足/弁当チェーン店などは、意図的に曖昧な表示をして本物肉・成形肉の見極めが難しい状態です。しかし価格体系から鑑み、成形肉と思われます。

Sankoua
前号/さくさくトンカツは調理人の腕ではなく多量の食品添加物を使うため
次号/弁当店などのカツ丼は添加物で2倍に増量された劣悪な成形肉
カット野菜は栄養が抜け落ち違法な漂白剤で消毒プール浸け
焼きそば・お好み焼きソースの甘さは野菜・果物ではなく砂糖

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さくさくトンカツは調理人の腕ではなく多量の食品添加物を使うため/食品のカラクリ・揚げ物2

2014年04月03日 | 食肉・揚げ物・玉子
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食品のカラクリシリーズ トンカツ弁当2/揚げ物
さくさくトンカツは調理人の腕ではなく多量の食品添加物を使うため
いつまでも中身の肉と衣がくっついている不自然なトンカツ

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■トンカツのさくさく感・綺麗な揚げ色はバッター粉や着色料を使うから
弁当チェーン店やスーパーの「惣菜トンカツ」は、衣がサクサクしてけっして家庭ではできない見栄え・食感です。さすが、商売人のワザと思えるかも知れません。しかし彼等の腕ではなく、聞き慣れないバッター粉・バッター液を使っているからです。家庭では、普通、小麦粉・溶き卵・パン粉で下ごしらえをします。しかし弁当店などは溶き卵の代わりに、業務用のバッター粉(液)を溶きます。

成分は、でんぷん・小麦粉・卵・パン粉・コーン粉末(コーンスターチ)・食塩・砂糖・香辛料、問題は増粘剤(増粘多糖類)or膨張剤・クチナシ色素・調味料(グルタミン酸ナトリウム)などです。食品添加物の中で危険度が高い増粘剤のカラギーナンやグアーガム・リン酸の他に、その他表示されていない不安な成分が添加されていると言います。中にはキツネ色の着色料を混ぜた「カラーパン粉」を使用して、綺麗に揚がったように見せ掛ける業者さえいます。

外食用の揚げ物は、いかに食品添加物を多く使っているかが分かります。このように、業者はバッター粉が離せないのです。それよりも商売人はさくさくに揚がる技を磨くべきで、安易に過剰な食品添加物を使えばお客の健康が損なわれるだけです。安いトンカツには、怖さが存在することを知りましょう。

■時間が経過しても中身と衣が身離れしないトンカツは不自然と思うこと
バッター粉の効果は、さくさく感の他にもう1つ、いつまでも中身の肉と衣がぴったりくっついて、美味しそうに見える膨張効果のメリットがあります。それもうまいこと?に、フライの“内側”に膨らむのです(笑)。

フライは時間が経過するにつれ、中身の肉や魚介類の具材が縮んできます。はがれ(隙間)ができると見栄えが悪く、第一、フライの中身の小さいことが一目瞭然です。商売では命取りになるので、弁当チェーン店・コンビニなどのカツは決して身離れをさせません。身離れしないフライは、美味しそうと思う以前に不自然と考えるべきです。つまり皆様が家庭でフライを揚げる時、絶対使わない薬剤が多く添加されているからです。

弁当チェーン店やスーパーの惣菜の調理は、大半がアルバイトやパートです。誰でも・早く・安く調理ができるように、食品添加物の“魔力”に頼るのです。残念なことに業務用のバッター粉を応用した「天婦羅粉」が、今や家庭用に売られています。また料理好きなお笑いタレントの案で、バッター粉を応用した天婦羅粉は、フライにも使えることから口コミで広がっています。家庭なら卵を溶けばいいものを、こんな天婦羅粉を使えば無駄で過剰な食品添加物を摂ってしまいます。

Sankoua
前号/トンカツの軟らかさは注射針装置で添加物を注入し2倍に増量するから
次号/惣菜トンカツは一般的に4:6の割合で肉より衣のほうが多い

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トンカツの軟らかさは注射針装置で添加物を注入し2倍に増量するから/食品のカラクリ・揚げ物1

2014年04月03日 | 食肉・揚げ物・玉子
Ntpkarakuri

食品のカラクリシリーズ トンカツ弁当1/揚げ物
トンカツの軟らかさは注射針装置で添加物を注入し2倍に増量するから
クズ肉や古く硬くなった肉を寄せ集めた成形肉のトンカツが蔓延る

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■激安ステーキ店の成形肉の作り方を応用したトンカツ肉
弁当チェーン店・コンビニやスーパーの惣菜など、安い「トンカツ弁当」・カツ丼などの酷さを4回に渡りお伝えします。店では、盛んに肉の軟らかさ・ジューシーさを強調します。肉の軟らかさは、筋切りしているからと思っていませんか?しかし大量販売する外食チェーン店などは、そんな手間が掛かることは一切しません。

インチキトンカツの作り方は2つあります。そもそも肉は成形肉であり、けっして1枚の肉から取った質の良い豚肉ではありません。いわば激安ステーキ店と同様に牛の成形肉の作り方を、豚肉に応用したものです。インジェクションと呼ばれる100本以上もある注射針のような装置で、調味料や増量剤が注入されます。別豚の脂身や化学調味料を始め水飴・液糖・大豆たんぱく・卵たんぱく・たんぱく加水分解物、さらにはリン酸塩や増粘剤・pH調整剤などが添加されます。

元々の肉の2倍以上の量に達し、半分は添加物を食べているようなもので、もはや豚肉とは言えないでしょう。もう1つが、安いクズ肉(端肉)や古く硬くなった豚肉に、カゼイン・酵素の粉などの結着剤を塗して、成形器に押し固め冷蔵した成形肉なのです。予め容器に肉を入れておき、ハンバーグのような“鋳型の肉”を作るのです。

■添加物を増量するほどお客は喜び業者も大喜びする
結着成形肉を使ったトンカツの利点?は、低原価のメリット以上に、同じサイズに固めて作れるので、持ち帰り弁当容器の決まった大きさや位置にピッタリ収まり、調理や盛り付けが簡単な点です。また質の悪い肉でも数々の食品添加物や“カラクリ技”を使うことによって、異常過ぎるほど軟らかいトンカツ肉に仕上がるのです。

添加物を増量すればするほど軟らかくなるのでお客は喜び、業者は安いコストで売れるのでそれ以上に大喜びする構図です。そんなトンカツ弁当を、お客は安くて美味しいと言って食べているに過ぎません。こうした仕組みがあるからこそ、町のトンカツ屋さんの半分以下の低価格設定ができるのです。本物牛のステーキ肉VS成形肉の“ステーキ”(成形肉の場合はステーキと呼ぶのは違法)と同じように、真面目な店で調理した1枚肉のトンカツと成形肉のトンカツとでは全く別物です。

弁当チェーン・コンビニ、あるいはスーパーの惣菜・ファミレスや各種飲食チェーンの食肉・揚げ物のメニューには、成形肉が付きものと考えたほうが無難です。また過剰に大きい衣にも身体に悪い添加物が使われているので、食べ過ぎると脂肪と食品添加物過多になってしまいます。値段が安いことは、本物ではない証しです。

Sankoua
次号/さくさくトンカツは調理人の腕ではなく多量の食品添加物を使うため
注射器のような100本の針を射ち込んで作る成形肉の霜降り肉

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有名店の厚焼き玉子やオムレツは2年前の冷凍液卵で作る/食品のカラクリ・鶏卵5

2014年03月04日 | 食肉・揚げ物・玉子
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食品のカラクリシリーズ 冷凍液卵・乾燥卵/鶏卵・玉子食品
有名店の厚焼き玉子やオムレツは2年前の冷凍液卵で作る
中国から来る液体原料化した出所不明液卵の危険性と不安

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■有名店の厚焼き玉子やだし巻きも2年前の中国産冷凍液卵から作る
有名な厚焼き玉子・出汁巻き・伊達巻店の裏には、無数の卵の殻が山積みになっていると思うでしょう?でも調理人が卵を1個1個割っていたら、仕事になりません。現状は「冷凍液卵」と言われるものを卵加工業者が解凍し、液状加工化した卵を大型缶に入れて納めているのです。

有名厚焼き玉子店に限らず、名が売れた洋菓子店、ファミレスのオムレツ・スクランブルエッグも元は冷凍液卵です。卵の消費のうち、15%は冷凍液卵です。この冷凍液卵の輸入が年々伸びており、大半が米国と中国からです。多数の養鶏場から集めた卵を、液にして現地国で冷凍したものです。冷凍保存すると、2年間は品質保持が可能と言います。

問題は、そのために成分が明らかにされていない食品添加物などが入れられます。また病原体を持つ怪しい卵は、さっさと冷凍液卵にしてしまえば分かりません。生卵自体でも日付偽装が日常化している折り、冷凍しているとはいえ2年前の冷凍液卵の成分・品質の悪さは言うまでもないのです。どんな病原体を持つ卵が混ぜられているか、全く不明の怖さがあります。外食やチェーン店で食事をすれば、あなたのお腹には、成分不明の危険性がある冷凍液卵を加工した玉子が入っているのです。

■乾燥卵はもっと品質の悪い卵や食品添加物塗れ
回転寿司や外食弁当の玉子焼き、一部の寿司屋の玉子(ぎょく)なども、卵加工業者が冷凍液卵を解かしたものを、ポンプで大型機械に送り自動的に大量生産します。出汁の配合・火加減なども全てオートメ化されていて、なおかつ多くの食品添加物が配合されたものです。業務用の玉子焼き・玉子加工品は、“液体原料”を流す産業工場のような感覚で作られます。

作り方を知ってしまうといくらアツアツ・フワフワ玉子でも、鮮度や品質の悪さや怖さ、お店の儲け主義が見えてきます。回転寿司店や弁当店ではカット加工されたものを仕入れ、ただシャリに乗せたり弁当に入れるだけです。さらには、学校給食も然りです。事実を知れば、おいしくも健康に良いものでもないのです。

もう1つ「乾燥卵」と呼ぶ、もっと悪質な加工玉子があります。簡単に言えば“粉末卵”です。主に加工食品の玉子スープや玉子豆腐、業務用の茶碗蒸し・オムレツ、外食弁当の玉子焼きなどに使われます。極めて品質の悪い卵なので、酸化防止剤・保存料などの食品添加物をもっと必要とします。液卵・乾燥卵何れも、コストや店の調理の手間を省くためです。コスト優先のために、外食はどんどん悪い品質の玉子が使われるようになっているのです。

■これからも新鮮・安全・形がある?卵を食べたい
そのうち家庭でも、牛乳パックのような液卵パックからフライパンに流し込み、“ママの手料理”が始まるかも知れません。また丸々、食品添加物で味付けされている液卵商品も出ることでしょう。因みにマイ妻の料理で一番うまいメニューは、生卵~玉子掛けご飯です。実に天然素材の味?を活かした料理です(苦)。料理下手を言いたかったのですが、今後はそれが“誠意”になるかも…。

近い将来、子供達は“殻の卵”を見たことがなくなるかも知れません。いつまでも、新鮮・安全・“形がある卵”を食べたいものです。参考ページをご覧頂ければ、酷さが分かります。このように鶏卵・玉子食品はかなりの“まやかし”があるので、子供には安易に外食の「玉子食品」は食べさせないようにして下さい。

Sankoua
安いレストランの溶け出る半熟オムレツは冷凍加工品を店で解凍しただけのもの
業務用玉子焼きに黄身は入っておらず白身を黄色く着色したもの

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ファミレスの輪切りにしたゆで玉子の直径はどうしてみな同じなのか?/食品のカラクリ・鶏卵4

2014年03月04日 | 食肉・揚げ物・玉子
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食品のカラクリシリーズ スライスエッグ(ロングエッグ)/鶏卵・玉子食品
ファミレスの輪切りにしたゆで玉子の直径はどうしてみな同じなのか?
店の作業性のために予め食品添加物で金太郎飴状に作り直す

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■調理に手を抜き儲け論理のために不要な食品添加物が使われる
ファミレスの料理やサラダ、あるいはオードブル・外食弁当のゆで玉子~スライスエッグの直径は、どういう訳か皆同じなのです。隣のテーブルの人と大きさが違うと、文句が出るからではありません(笑)。ここにも想像もし得ない、“たまごのカラクリ”があります。

「ロングエッグ」と呼ばれるものです。玉子加工業者が予め黄身と白身に分けて、長さ数十cmのまさしく金太郎飴状態~ソーセージ形に作り変えるのです。ファミレスなどではこれを仕入れておき、注文が入り次第、冷蔵庫から取り出しソーセージや竹輪の感覚で輪切りにすれば、調理が簡単だからです。そのため、どこでも径はピッタリ同じです。ファミレスに限らず、チェーン店・コンビニなど業務用のゆで玉子はこのような製品なのです。

キューピーなどの大手食品会社が、レストランや飲食店向けの業務用冷凍加工品を納めています。半熟風スライスたまごと言い、解凍しただけで輪切りの半熟玉子のようになる製品です。またハーフたまごと称し、卵を縦に2つに切った形状の半熟たまごの製品も作っています。どちらも、普通の卵をそのまま冷凍にしたものではないのです。

これは私達の健康よりも、店側の作業性や儲けを優先した証拠品なのです。なぜなら卵を黄身と白身とに分けて食品添加物で固め直すので、本来“不要”な保存料や酸化防止剤・その他大量に食品添加物を使うのです。本物のゆで玉子なら、ゆでればいいだけであって、何も発ガン性やアレルギーが指摘される食品添加物の“白い粉”を大量に使わなくてもいいと思いますが!

■温泉たまごも玉子加工業者がオートメ機械製造で大量生産する
最近は「温泉たまご」がスーパー・コンビニ・外食の至る所で食べられ、温泉旅行の楽しみが減ってしまいました。需要は年間数千万個もあるので、温泉場の微妙な湯加減で作っているのではありません。玉子加工業者が、「遠赤外線温泉たまご製造装置」という大型機械を稼動させて、オートメ化して大量に作るのです。あるいは前述のキューピー社が、解凍しただけで温泉たまご(ポーチドエッグ)になる、殻なしの業務用製品を飲食店に入れています。

現地の温泉はこの手の玉子を仕入れるだけなので、温泉の情緒や雰囲気もあったものではないのです。またファミレスや有名厚焼き玉子店の卵は、一々殻を割って作っていません。中国や米国産の卵、それも2年前の冷凍液卵を輸入したものです。冷凍液卵を戻し、店は一斗缶(約18リットル)から黄身・白身が混ざった卵をすくって調理します。

不衛生・不健全な卵を、皆様は知らずに食べているのです。玉子食品の作り方に、憤りを感じます。子供には、こんな玉子を食べさせてはいけません。できるだけ外食を避け、家の食事にすることです。

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有名店の厚焼き玉子やオムレツは2年前の冷凍液卵で作る
コンビニ弁当・弁当チェーンの海老フライはどうして大きさが同じなのか?

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業務用玉子焼きに黄身は入っておらず白身を黄色く着色したもの/食品のカラクリ・鶏卵3

2014年03月04日 | 食肉・揚げ物・玉子
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食品のカラクリシリーズ 業務用玉子焼き/鶏卵・玉子食品
業務用玉子焼きに黄身は入っておらず白身を黄色く着色したもの
着色料や保存料など驚くほどの食品添加物で作る不健康玉子

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■色鮮やかな黄色はおいしさの証ではなく危険な証
回転寿司を始め外食弁当などに使われる業務用の玉子焼きは、異常に黄色いと思いませんか?想像もしなかった悪質さがあり、危険な食品のカラクリが見えます。びっくりすることは、中身のほとんどが何と白身ばかり(黄身はほんの少々だけ)なのです。本当です!

発ガン性がある着色料の黄色4号・5号、赤色102号などで、色鮮やかに“黄色く”させているだけなのです。これでは玉子焼きでなく、“白身焼き”です。今度そういう眼で見ると、不自然なほど黄色く、白身の部分がないことが分かります。身体に悪いものばかりです。なぜかは、食品の加工やケーキ・菓子製造などで黄身ばかり使うためです。こうしたことから白身がゴミ扱いされ、その“有効利用?”です。

回転寿司店や持ち帰り弁当に限らずこんな玉子焼きが使われるのは、“タダ同然”のため利益率がよいからでもあります。さらに食品添加物を大量に使う(次項)ことによって、保存性がよく扱いやすいからなのです。だから業者は、“白身焼き”をやめられません。私達はこんな玉子焼きに、大事なお金を払っているのです。

■業務用玉子焼きは不健全・不健康な食品添加物の塊
業務用玉子焼きほど、驚くほどのありとあらゆる大量の食品添加物が使われるので、2週間は絶対腐りません。化学調味料を始め、柔軟剤・変質防止剤・保湿剤・膨張剤など混ぜ合せています。

玉子焼きに、これほどまでの“白い粉”の食品添加物が必要なのでしょうか。私達の健康よりも、業者自身の利益を優先する姿勢がありありと見えてきます。業者の身勝手さのしわ寄せが、女性や子供達へ行くのです。皮肉なことに女性や子供さんが好きな玉子焼きだけに、その危険性が憂慮されます。従って回転寿司や外食・弁当チェーンの玉子焼きは、皆様はもちろんのこと、こんなものを大事な子供さんやお孫さんに、絶対食べさせてはなりません。

玉子焼きは、家で作ったものが一番です。既号のように、ブランド卵といっても中身はほとんど普通の卵と同じです。またスーパーの特売日の卵は、数か月前の卵なんです。ご存じない方が大多数ですが、これも本当です。普通の卵で結構なので、それを食べさせてあげて下さい。お願いします。

*当ブログでは生卵は「卵」、茹でたまごや加工・調理されたたまごは「玉子」と表記しております(固有商品名は除く)。以降の投稿に、反映させます。

Sankoua
ブランド卵は工場で不要な栄養を与え着色された不自然な卵
特売日の卵は数か月前から溜め込んだ低温保存卵

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特売日の卵は数か月前から溜め込んだ低温保存卵/食品のカラクリ・鶏卵2

2014年03月04日 | 食肉・揚げ物・玉子
Ntpkarakuri

食品のカラクリシリーズ スーパー特売日の卵/鶏卵・玉子食品
特売日の卵は数か月前から溜め込んだ低温保存卵
スーパーの大安売りの目玉に騙されず新鮮な卵で目玉焼きを

K32egg 普通の卵

■卵の特売は消費者へのサービスではない
「特売日の卵」に、騙されてはいけません。昔も今もスーパーや大型食料品店の大安売り~特売日の目玉は、“目玉焼き”にする「卵」です。主婦の方は派手なチラシの大きな文字(価格)を見て、目が“卵々”(爛々)、心躍らせているかも知れません(出た!オヤジギャグ)。

でもちょっと考えて下さい。鶏の卵は、簡単に大量入手できる仕組みになっていません。また工業製品と違い、急激に大量生産ができないのです。全国何万店もあるスーパーや食料店規模で考えたら、どこでも簡単に卵を特売できるのはおかしいと思いませんか?

スーパーなどの担当者は、特売日に合せて何か月も前から養鶏家に無理を言って、大量の卵の確保を依頼しているのです。低温保存卵と呼び、卵はある低温で保存すれば数か月は腐らないそうです。特売日の卵を楽しみにしている皆様は、今日からは少しずつ溜めた数か月前の卵を買わされていると認識を改めましょう。

■卵は普通の日に買いに行きましょう
特売だからといって大量に買い込めば(大抵はパック制限があるが)、食べるまでさらに日数が経過します。いくら腐ってはいなくても、数か月前の生卵はやはり食べたくありません。ご存じのようにスーパーは卵そのものを売りたいのではなく、大勢の客が多くの品を買いに来るように、卵は“オトリ商品”として貴重な役割を背負っています。

従って消費・賞味期限表示が厳しくなったとはいえ、売上増加のためには日付偽装はスーパーでも目をつぶることがあるのです。ましてや“激安”大型食料品店の期限改ざんは、日常茶飯事です。だから、“激安”でも儲かるのです。確かに特売日の卵は安くても、このようなカラクリが分かれば、無理して特売に並ばずに、普通の日にゆっくり買いに行ったほうが良いのではないでしょうか?

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ブランド卵は工場で不要な栄養を与え着色された不自然な卵/食品のカラクリ・鶏卵1

2014年03月04日 | 食肉・揚げ物・玉子
Ntpkarakuri

食品のカラクリシリーズ ブランド卵(森のたまご等)/鶏卵・玉子食品
ブランド卵は工場で不要な栄養を与え着色された不自然な卵
イメージと違い自然の森や農家の庭先で産まれた卵ではない

K314759991 普通の卵

■森のたまごは森の中ではなく薄暗い養鶏工場で作られた卵
物価の優等生・栄誉の王様と言われる鶏卵にも、大きなまやかしがあるのです。ヨード卵・光~森のたまご・大自然のたまごなどの「ブランド卵」のインチキさをご覧頂きましょう。ブランド卵は、商品名のような大自然や“農家の地べた”で、自由にのびのびと育った親鳥から取れた卵と思っていませんか?

調査によると、このイメージ戦略に9割の消費者が騙されていたのです。実際はニュースでよく見る、日光を遮断し照明を薄暗くした鶏ゲージが100m以上も続く養鶏工場で作られた卵なのです。あたかも“森のイメージ”で売る「森のたまご」は、公取委から「不当表示」とされたにもかかわらず、そのままです。

ヨード入り卵といっても、日本人は若布(わかめ)や魚介類を食べているのでヨウ素は不足していないのです。むしろ摂り過ぎで有害の懸念さえ言われています。ご存じのように“卵は物価の優等生”と言われ、価格は安いものです。そのため編み出された、付加価値を付けて卵を高く売る戦略です。現実に、不自然で必要のない栄養素入れた卵が、高い価格にもかかわらずよく売れています。「高い卵」に騙されてはいけません。

■鮮やかな黄身が魅力でも餌に着色料を加えているだけ
ブランド卵は黄身も鮮やかな色をしている、ビタミンも多そうだから身体に良いのでは?と思う方へ~卵黄色が濃いと消費者に好まれますが、ただエサに着色料を加えているだけの“騙しのカラクリ”です。

パプリカ色素という言い方をしていますが、しかし実際の成分は不明です。ヨード入り卵も、海藻ではなく無機質のヨウ素そのものを混ぜたエサを食べさせているに過ぎません。いかにも“身体に良い”ようなイメージでも、私達は普段の生活で十分(過剰なほど)な栄養を摂取しているのです。

わざわざ高いブランド卵を買わないでも、ビタミンDは太陽の紫外線をほんの少し浴びれば済み、ビタミンEも普通の食事で足りているのです。消費者のことを何も考えず、生産者とは言えないこのようなメーカーの、ただ“売りたいが為”の販売戦略に乗ってはいけません。高価で不自然な、このような卵を食べる必要は全くありません。普通の卵で十分です。

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焼肉・ステーキチェーン店と回転寿司店の怖い共通体質2/食品のカラクリ・食肉6

2014年03月03日 | 食肉・揚げ物・玉子
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食品のカラクリシリーズ 焼肉・ステーキチェーン店2/食肉
焼肉・ステーキチェーン店と回転寿司店の怖い共通体質2
店のメニューは加工食品・冷凍食品化、食品添加物に頼る体質

R1061868830 写真は本物肉

■共通3/店のメニューは加工食品化・冷凍食品化の延長上にある体質
怖い共通体質の3つ目は、自社工場や中国で調理や加工を全て済ませた~言わば加工食品・冷凍食品化されたものを店で出すことです。回転寿司店・ステーキ店・焼肉店に限らず、ファミレス・居酒屋、数々の飲食チェーン店では、店で解凍するだけ・焼くだけ・“チンするだけのメニュー”が蔓延っています。

前号のように、回転寿司店では店で魚を捌くことはしません。冷凍ネタ・シャリも業者から仕入れ、解凍してシャリに乗せるだけです。チェーン店の多くが飲食店とは名ばかりで、加工品や冷凍品をその場で温めて、皿に盛るだけの“チン食”に過ぎません。あるチェーン店の社長は、店のスタッフを最小にして安さでお客に還元しているというコメントがありました。でもチョット、感覚がずれていないでしょうか。これではせっかくお店に行っても、自宅の冷蔵庫の加工食品を食わされているのと同じです。だから少人数にできるのです。

お客様は、その店で、鮮度がよい食材を使い、しっかりその場で調理された料理が食べたいのです。安さだけを求めて安易な加工食品のような食事や質の悪い食材を食べていると、味覚や栄養バランスに欠け身体を悪くします。画一的な加工食品を出すチェーン店から、少しずつ遠ざかりませんか?

■共通4/有名店や人気シェフの味も宮殿工場?の食品添加物体質
怖い共通体質の最後は、回転寿司のネタとシャリ・焼肉店・ステーキ店に限らず、様々な外食チェーン店のメニューは、“化学物質”で味付けされたものです。“ウマ!”と思っても、所詮、食品添加物の味です。本来なら板前・シェフの腕前や食材管理が味(旨さ)を決めるものですが、店の利益のために食品添加物に任せたままなのです。何度も申し上げるように回転寿司の生ネタでさえ、味の素(グルタミン酸ナトリウム)・着色料、中には保存料さえ塗られています。

ところでTV/CMの“宮殿”が有名な焼肉ダレのメーカーは、本社工場が宮殿の形になっており、工場の前で撮影したそうです。焼肉ダレは“仮の姿”で、売上の大半が、契約社数10万店以上、全国の有名チェーン店・ファミレス・一般飲食店への食品添加物の売上なのです。社長は、各店からどんな味の依頼があっても希望の味を作れないものはなく、すぐに添加物の“ブレンド液”を納入すると豪語します。有名店・人気店や人気シェフの味も、本当は我社の味と悪びれることもなく鼻高々でした。

今や多くのシェフや板前の腕ではなく、食品添加物の味~頼みの綱なのです。将来を担う若い方の身体に、悪い食材を使い、それを補うために過剰な食品添加物をぶち込むのはやめて欲しいものです。

Sankoua 前号/焼肉・ステーキチェーン店と回転寿司店の怖い共通体質1

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焼肉・ステーキチェーン店と回転寿司店の怖い共通体質1/食品のカラクリ・食肉5

2014年03月03日 | 食肉・揚げ物・玉子
Ntpkarakuri

食品のカラクリシリーズ 焼肉・ステーキチェーン店1/食肉
焼肉・ステーキチェーン店と回転寿司店の怖い共通体質1
ニセモノの肉や魚を本物と言い切る・厨房ではできる限り調理しない体質

R1053799565 写真は本物肉

■共通1/ニセモノ肉(成形肉)や偽装魚を平然と本物と言い切る体質
焼肉・ステーキチェーン店と回転寿司店の怖い共通体質は4つあり、今号と次号でご説明します。その1つ目は、どちらも“ニセモノの食材”を「本物の食材」として騙して売る極めて酷いことです。回転寿司店は偽装魚を本物魚として偽り、焼肉・ステーキチェーン店は「成形肉」(せいけいにく)を本物の焼肉・ステーキ肉として販売しているのです。

「成形肉」とは、古い屑肉・端肉・別種の動物肉を小さく切断し、軟化剤と結着剤などの食品添加物で混ぜ固めたものです。あるいは硬い廃牛肉にインジェクションと呼ばれる錐(きり)のような100本程の注射針で、別牛のドロドロの牛脂やつなぎとして成分不明な添加物を打ち込む作り方です。こうすると、1枚の本物肉と見分けできません。しかし非常に不衛生な“インチキ肉”なので、肉の中までしっかり火を通さないと食中毒を起こします。

現にお客様には成形肉と知らせずに、レアで食べて食中毒を起こした事故がありました。消費者が知らないことをいいことに、あくどいやり方です。こんな屑肉と食品添加物の塊のような成形肉が、ファミレス・コンビニ弁当・弁当チェーン・ハンバーガーチェーン、加工食品やスーパーなど至る所で“常態化”しつつあります。

■共通2/コストを省くために店の厨房ではできる限り調理しない体質
怖い共通体質の2つ目は、「店の厨房ではできる限り調理をしない」ことです。ステーキ店が本物の牛肉を厨房で扱うと、大きさや厚さを整えるため手間や人件費が掛かり在庫管理も難しいのです。しかし「成形肉」なら、手間が要りません。

ステーキと称しても実は1枚肉ではなく、端切れ肉(裁断肉)を牛脂や添加物などで固めたものです。いわばハンバーグのようなものなので、肉のサイズや厚さを加工業者に指示し納品させ、それを厨房でただ焼くだけなのです。調味料も、業者から仕入れた食品添加物で作られたものです。とにかく下処理や調理と呼べるものは、厨房では行いません。一方、回転寿司店のネタも、中国などの加工工場でネタを指定の大きさに切ってから冷凍輸入されます。店では、ただシャリに乗せるだけなのです。

両者は、①厨房ではできる限り調理せず ②店のスタッフを小人数にする ③アルバイトでもすぐ作れる~このような「小スタッフシステム」が、儲かる商売の仕方なのです。焼肉チェーン店の食中毒事件と同じく、現場では誰も食材の品質管理・安全対策のチェックが行われず、味さえノーチェックなのです。飲食業に一番大事な、食の安全責任を負わない体質が共通しています。

Sankoua
次号/焼肉・ステーキチェーン店と回転寿司店の怖い共通体質2
成形肉は大腸菌の温床、食中毒を起こして当然の危険な食肉

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成形肉は大腸菌の温床、食中毒を起こして当然の危険な食肉/食品のカラクリ・食肉4

2014年03月03日 | 食肉・揚げ物・玉子
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食品のカラクリシリーズ 成形肉の危険性/食肉
成形肉は大腸菌の温床、食中毒を起こして当然の危険な食肉
レアやミディアムで食べることは論外!しっかり火を通すこと

R1043513384 写真は本物肉

■成形肉は大腸菌や雑菌の温床になりやすいことを知るべき
質の悪い「成形肉」は、抑制されるどころか拡大の一途です。成形肉を食べてO-157などの食中毒を起こした事件は、度々、全国各地で新聞紙上を騒がしています。背景には、ステーキチェーン店自体が成形肉の根本的な危険性を全く把握していなかったからです。そのためお客がレアで食べて、食中毒を起こしたのです。

一般のステーキ肉と成形肉とでは、普段の状態でも付着している大腸菌の数が20倍も違います。ステーキ肉は塊を切った1枚肉なので、大腸菌が付着しても表面だけを焼けば菌は死滅します。そのため、レアやミディアムでも大丈夫なのです。しかし成形肉は牛脂の注入や肉を貼り合わす製造工程が多く、大腸菌や雑菌の温床になっているのです。大腸菌が肉の内部に潜入しやすく、しっかり中まで焼かないと食中毒を起こす恐れが高く危険なのです。

激安ステーキチェーン店が、焼きの程度をお客の好みに任すなど論外です。普通の肉は脂身が同じ方向に筋状に入っていますが、成形肉は牛脂注入による不自然な筋が付いています。あるいは数mmの球形の脂身が数多く点在しているので、店でよく観察しましょう。でも焼いたり、持ち帰りのカツ丼弁当など調理加工後では、全く見分けが付きません。

■ステーキ店やスーパーでOO加工、△△風と書いてあれば成形肉
過去には多くの店で、成形肉の使用を隠していたことから、お客への説明は全くなされていませんでした。ステーキチェーン店へ行ったら、大きな字の“やわらか加工”に眼を奪われてはいけません。お客への親切心ではなく、遠回しに成形肉を使っていることを示しています。問題が起こった際には、「成形肉をご存じないお客が悪いのですよ」とも言っているのと同じです。あるいはメニューの下に、見えないぐらいの小さな字で成形肉と表示する程度です。

お客側も、成形肉の存在を知って欲しいのです。スーパーでも、表示ラベルには成形肉と書かれています。煌びやかなイメージラベルに、“柔らか加工”“霜降り加工”や「~風」とあれば、間違いなく成形肉です。必ずパックのラベルを確認して、“普通の肉”を買いましょう。

スーパーはお客の年齢層が高いので、さらに成形肉の存在をご存じない方が多いのです。TVのお客へのインタビューでは、普通の肉をサイコロ状や厚手に切った肉、タレ付き焼き肉用と思っていた方が多数でした。安いので、生計のために成形肉を買おうと思ってはいけません(オヤジギャグ)。普通の肉でもそんなに高くないので、成形肉は避けましょう。長い人生、日頃の食生活があなたの健康や寿命を決めます。

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前号/成形肉は原価が安く調理手間が要らないので店は二重儲けができる
焼肉・ステーキチェーン店と回転寿司店の怖い共通体質1

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成形肉は原価が安く調理手間が要らないので店は二重儲けができる/食品のカラクリ・食肉3

2014年03月03日 | 食肉・揚げ物・玉子
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食品のカラクリシリーズ 成形肉を使った飲食店・スーパー等/食肉
成形肉は原価が安く調理手間が要らないので店は二重儲けができる
法律的には合法でも不健全な成形肉は市場から排除しよう

R103200510011533261 写真は本物肉

■成形肉は廃牛や肉質が悪くて市場で売れない肉だから安い
「成形肉」は安くて脂が乗っているから、庶民の味方と言う人間がいます。だいぶ、論点がずれています。成形肉は、素性の知れない牛脂と本来なら不要な食品添加物を大量に使っているからです。JAS法では成形肉の存在を認めていますが、飲食店や持ち帰り弁当店などには表示義務が及びません。それをいいことにお客に明かさずに売っていることは、まさしく偽装・ニセモノなのです。

ただでさえ現代人は脂肪や食品添加物を摂りがちで、成形肉に使われる食品添加物には発ガン性やアレルギーが指摘されています。普通の肉でも安く食べられるにも関わらず、ことさら激安で売るのは長期在庫肉や廃牛肉など、質が悪く市場で売れないタダ同然の肉を成形肉に充てるからです。けっして消費者の要望で成形肉を作っているのではなく、製造者や飲食店の儲けのためです。

原価が低い成形肉を、普通の肉として売れば“ぼろ儲け”です。ステーキ店では業者に、ハンバーグのように指定の大きさに“成形”を依頼します。経営者が調理人に求めることは、厨房では手間が掛かる調理をさせないことです。成形肉なら冷蔵庫から出してきて厨房でただ焼くだけなので、原価と店内の手間が省け二重の利益が上げられるのです。 

■法律の整備・強化以前に消費者が成形肉の危険性を知るべき
飲食店の理解不足や騙しのせいで、成形肉の大腸菌の多さから食中毒が多発しています。しかしマスコミ(TV)は、CMスポンサーに気を遣って成形肉に好意的です。成形肉を使っている大手飲食店や弁当チェーン店が、いくつもCMを打っているからです。弁当店のトンカツも成形肉です。

こんな不衛生で健康に良くない成形肉は、食べるべきではないと思います。でも残念ながら、どんどんと販路を拡大しています。それにしても、いつから日本人は人を騙しても平気になってしまったのでしょうか!個人食肉店は正直に一生懸命商売をされていますが、大きな企業ほど偽装や衛生管理に手を抜いて、儲けばかりに向っています。成形肉を使い出したら、本来のブロックになった牛肉を調理することはバカバカしくなるのでしょうね。

JAS法・食品衛生法の緩さに呆れます。JAS法に至っては、元々が業者の発展振興のためにあるようなものです。農水省はその立場にあるので、そんな人間が業者を取り締まること自体が無理です。これから消費者庁へ移管されるとしても、なかなか前には進まないでしょう。法律の整備(一本化)と強化が求められますが、それ以前の問題として私達消費者が成形肉の存在と危険性を知るべきです。

Sankoua
前号/ドロドロ牛脂で作る成形肉のニセモノ・ステーキ肉と焼肉の危険性
次号/成形肉は大腸菌の温床、食中毒を起こして当然の危険な食肉

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