今回でサーフゲーム入門の記事もいよいよ最終です。
それで最後はちょっと応用編としてウェーディングについて書きますね。
まずウェーディングとは海の中に入水して釣りをすることです。
それで特徴は魚との距離が縮まるので出会う確率が上がります。
ただし危険度は高くなるので安全対策に注意が必要になります。
それでまずは海の中に立ち込むためのウェアが必要です。
それで代表的なのは上のようなウェーダーですね。
ウェア編でも述べましたがこれはチェストハイと呼ばれるものです。
またサーフゲームで一番多く使われてるタイプでも有ります。
それと材質はネオプレン、ナイロン、透湿素材の3つが有ります。
このうちネオプレンは冬場以外では使わないので除外して良いでしょう。
それでナイロンは安価なのは良いですが蒸れます。
一方透湿素材は高価ですが軽くて蒸れないのが良い点ですね。
ただ女性だと現場で履き替えるのはちょっと敷居が高いですよね。
男なら車の陰で着替えることも出来ますが女性はそうもいきませんしね。
それにトイレのときなども何かと不便でしょうしね。
それで上のようなヒップウェーダーが良いですよ。
これならブーツを履くのと同じ感覚ですみますしね。
ちなみにこれはタカミヤ製の物ですね。
特徴は自立型なのでベルトなどに固定する必要がないことです。
なので本当にブーツ感覚で履けるのが良いですよ。
そして上のようなシュートレインパンツと組み合わせると良いでしょう。
あとインナーは吸汗速乾タイツなどを履いておくと良いですよ。
そして忘れてはならないのはライフジャケットですね。
ベタ凪の時でも大型船が沖を通ったりすると大きい波が来ることが有ります。
それで波に取られて転倒したりすることも有るので必ず着用しましょう。
それでまずはウェーダーとベストのみで釣りをする方のお勧めは
上のシマノのサーフトリッパーベストです。
メインポケットにはルアーケースが2つ入りポーチも標準で2つ付いてます。
また背面にも大きなポケットにペットボトルが入るポケット
そしてフィッシュグリップホルダーも付いてます。
あとBOAシステムで腰にピッタリフィット出来るのもいい点ですね。
ただし重くなるので軽快に釣りをしたい方は
ダイワのライトフロートベストがお勧めです。
これは重さが0.8kgとたぶんゲームベストの中では最軽量な物です。
他にはシマノのライトゲームベストだと1kgですよ。
それとランディングネットも有った方が良い時も有りますね。
例えば干潟などでは数100mから数kmまで沖に行ける所も有ります。
そんな所で浜までランディングして行くのは実質無理ですしね。
それで上がそんな時に役立つランディングネットです。
使い方はライフジャケットの背面の上に付いてる大きなD管に挿します。
また落ちた時の為に長めのエンドロープを付けておくと良いですよ。
それとウェーディングではアカエイに対する注意が必要です。
アカエイの尾にある棘は非常に鋭くウェーダーなど簡単に貫通します。
また毒を持って居り刺されば激痛がして酷い場合は死に至ることも有りますからね。
それで予防策として上のようなエイガードがあると良いですよ。
まあ100%防げるものでもありませんが有ると無いとでは大違いですしね。
ちなみに上は私も使ってるリトルオーシャンのエイガード3です。
ただ見た目は不格好で重いので遠く沖に出る時以外は使ってませんけどね。
他にはソックスタイプも有りますが5万円前後と高いのがネックですね。
最後に注意点ですが無理に深いところまではいかないことですね。
ベタ凪でも太股くらいまでで通常は膝下くらいまでが良いでしょう。
それと歩く際は海底をよく観察してエイが居ないか急な深みがないかの注意が必要です。
それと遠く沖合に出た時は歩いたコースを覚える必要も有ります。
また潮が上げ出す時間には戻らないと危険です。
なのでタイドグラフなどで前もって確認すると良いでしょう。
それで時間を見るのに防水の腕時計があると良いですよ。
それと万一エイに刺されたり沖の背に取り残されたりした時は
迷わず118番の海上保安庁に連絡することですね。
また慌てるとスマホなどを落してしまうことも考えられます。
なので上のような防水ケースに入れてゲームベストのD管などに結束しておくと良いですね。
ちなみに防水ケースは大きな釣具屋なら置いてありますよ。
また価格も1000円前後と安価なので買っておいた方が良いですね。
いかがでしたか?
ウェーディングは海の中に立ち込むので非日常な感覚も味わえ楽しいですよ。
でも危険度も高まるので十分注意が必要ですね。
それで慣れないうちは精々20-30m以内にするほうが良いでしょう。
それなら万一エイに刺されても自力で戻れますしね。
それでは7回に及んだサーフゲーム入門の記事も終わりです。
皆さんの参考に役立てればいいなと願っております。