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開かれた学校づくり:「教育講演会」と「ミニ集会」

今日(2月2日)に、中央公民館で、
教育講演会が開かれた。

今年のテーマは、
伊藤竹三氏による「どう育てる”優しい子”と”賢い子”」
でした。

幅広い視点からの話で、
一つ一つ、そうだ、そうだ、
と共感し、納得ながら、聞くことができました。

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印象に残ったことをいくつかあげます。

非行する若者に共通するのは、
ことばを使ってのコミュニケーションができないところ。
相手を屈服するか、屈服させられるかの関係を持ち、
本音をいい、弱い面を見せることを、軽蔑する。

青春前期(小学校高学年から中学校にかけて)に
愛することを学んでいるか。
他人を大切に思い、自分を犠牲にしても何かをしたいという
思いを持つことが大切。
「幸せ感」をそだてることになる。

過度の競争は、敵意を育てることになる。
競争は「本能」を刺激し、「本能」を刺激すると「知性」がにぶる。

罰ではやる気は育たない。
学校ではどうか。
テストという競争で、罰を与えている。
通知表で「1」がつけば、かえってやる気をなくさせる。

「学ぶ」ことにより、
自分にとっての物事の意味が変わってくる。
意味が変わると、世界が変わる。
世界が変われば、人生が変わる。

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次のような質問をさせていただきました。
(補足のやり取りも含めてこんな感じでした)

ことばと文字について。
小学校に入る前は、ことばを豊かにする時期で
絵本の読み聞かせなど、親子の関わりでできることあるのではないか。

小学校に入学するときに聞く力がついていることが大切ではないか。
最近、小学校入学前(歯が生え変わる前)に文字や計算を教ている例が
多くなりましたが、
発達からみて、どうだろうか。

また
体罰という方法は、教育の方法として
適切でないということになりますね。

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終了後、和室にてミニ集会がありました。
「開かれた学校づくり」に
積極的に取り組んでいただきたいと願っています。
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