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銚子市立総合病院は9月末休院へ

今朝(8日)届いた(もう届いた)
朝日新聞千葉房総版によると、

7日に銚子市長が臨時記者会見を開き
銚子市立総合病院を9月末で休止する」と
発表したそうだ。

千葉県の太平洋側は
北から
海匝圏域(銚子市・旭市など)
山武圏域(東金市など)
長生圏域(茂原市など)
夷隅圏域(いすみ市・勝浦市など)
安房圏域(鴨川市・館山市など)

長生圏域では
TBSの日曜ドラマ「tomorrow-陽はまたのぼる」の
ロケ地が長生病院(長生郡市広域市町村圏組合立・茂原市)です。
昨年は、
産婦人科・泌尿器科など、休診の危機がありましたが、
現在は、存続しています。

山武圏域では
東金病院(県立・東金市)が
地域住民と一体となった再生への取り組みが
TBSの「朝ズバ」やNHKの「ETV特集」などで
取り上げられたばかりです。

それだけに
その北の海匝圏域の
銚子総合病院(市立・銚子市)の休院の発表に
驚いています。

海匝圏域には
国保旭中央病院(組合立→市町村合併により市立・旭市)もあるので
圏域に公立総合病院が
すべてなくなってしまうという
ことではない。
でも
そういう問題ではないと
記事を見て直感的に思いました。

旭中央病院
地域住民の健康を自らの手で守り、国の皆保険制度実現に協力するため、旭町外8ヶ町村(現旭市)は昭和28年3月1日、国保旭中央病院を開院した。
ちなみに、「健康福祉千葉方式」による
初めてのタウンミーティング(2003年5月27日)の
会場は旭中央病院でした。
(300人定員の講堂に600人もの人が集まったそうです)

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朝日新聞千葉房総版(7月8日)
銚子市立病院、9月末休院
民間による再開目指す

 18億円を越す累積赤字(昨年度末)を抱える銚子市立総合病院について、岡野俊昭市長は7日に臨時記者会見を開き、9月末で休止すると発表した。今後、公設民営化や民間への譲渡の方向で早期再開を目指すという。
 同病院は51年、結核病床40床でスタート。84年に総合病院化を図り、2年後には病床数が400床となった。40人を超す医師が16科で診察していた時期もあったが、日本大学などが派遣医師を引き上げて2年前から、医師不足が深刻になった。06年4月に35人いた常勤医は現在15人まで減っている。
 旭中央病院からの医師派遣や市民の寄付などで一時明るい兆しが見えた。だが、医師減少に歯止めがかからず、今春、当時の院長が「医師確保などに疲れた」と突然退職したことで、危機は一気に高まった。
 岡野市町は「地域の中核病院として存続させたい」として今年度、一般会計から9億円を繰り入れたが、さらに来春までに7億円ほどの追加繰り入れが必要となった。県の補助も見込めず、現行の診察体制維持は絶望という結論に至った、という。
 さらに、今回の休止で看護婦や医療技術者ら計178人の退職特別負担金なども発生し、さらに負担が増える。
 市は、現在の入院患者159人について近隣病院への転院を進める一方、市内外の病院に協力を要請した。しかし、市が求める救急や精神科を中心とする医療機関がすぐ見つかる可能性は低い。
 「病院を支え、協力してくれた人たちに申し訳ない。残念だが、市をつぶさないために苦渋の選択をするしかなかった。もはや行政だけで対応できる問題ではないので、善意の協力者にも支援を求めたい」と岡野市長は述べた。
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