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朝日新聞:「八百長議会」実態は

先週(1月23日(水))朝日新聞朝刊の
「もっと知りたい!」のコーナー(33面)で
地方議会のことを取り上げていた。

「八百長議会」実態は議員と職員持ちつ持たれつ

「全国のほとんどの自治体議会は八百長です」。
前鳥取県知事の片山善博氏が昨年、そんな発言をした。
議会と行政当局が事前に答弁をすり合わせ、
できた原稿を読んでいることを批判する内容だった。
実態はどうなのか。
名指しで八百長呼ばわりされた北海道議会と、
議会改革に意欲的な三重県議会をのぞいた。

確かに、議会を傍聴しても、
原稿をほぼ棒読みしている。
毎週の学習会の中でも
定期的に取り上げることにしたテーマの一つである。

片山前鳥取県知事は
以前(昨年秋ごろ)のラジオ番組では
「『学芸会』のようだ」といっていたと
記憶している。印象的だったので。

『八百長』とは、
さらに過激な言い回しだなと感じた。

プロレスを
「台本のあるドラマ」と言った方がいます。
アマチュアスポーツが
「台本のないドラマ」として
感動することと比較したものです。

今日から始まったハンドボールの
オリンピック予選の再試合の「○○の笛」とか。
今の日本の大人達の「偽装」とか。
などと、同じことでしょうか。違うことでしょうか。

片山氏は記事ではインタピューに次のように答えている
公開の場の議論こそ重要

-なぜ「八百長だ」と思ったのですか。

・・お互いができあがった原稿を読みあうなら
アナウンサーに読んでもらったほうがいい。
・・
執行部と議会で結果報告しているだけだ。

-「事前に意見交換しないと時間、
経費がかかる」のでは

・・
「限られた会期で議事を運営するため、
議場外で意見交換する」なら
そこを見せたらいい。

-公開の場で議論するのが重要ということですか。

異論反論、少数意見もいっぱい出る中で、
多くの人が納得できる案に収斂(しゅうれん)していくのが
議会制民主主義のポイント。
それを公の場でやる。
・・・
道議会を考える上で、夕張市の破綻(はたん)は
非常に重要な問題をはらんでいる。
公開の場でしっかりとした議論をせず、
財政問題を先送りにしてしまった結果だ。

市町村の財政問題の先行きがどうなるのか、
私たち住民にはわからない。
例えば昨年の
「市町村合併しないと大変だ」論、
「市町村合併すると大変だ」論
いずれが正しいのか、
具体的で必要十分な資料が示されないので
判断できない、
というのが、住民の印象でした。

町民の
行政と議会に対する関心は
高まってきていると感じます。
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