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『一宮町1968町勢要覧』17観光

『一宮町1968町勢要覧』17

観光





景勝地



地引網の海の幸

観光地として古くから有名で、「東の大磯」とも呼ばれた別荘地でしたが、最近は海・山・川に恵ぐまれた理想的を観光地としてみなされてきています。

(海)


黒潮の香り高い太平洋を望んで、九十九里浜の南端の房総十二景「一宮海岸」は
夏の観光地として好適です。海水浴場も、動力シャワー・脱衣場・宿泊設備・救助施設なども完備しています。

(川)


町の北部を流れる一宮川は、投網・釣・船遊びに適しています。川魚の味覚は食
通の推賞するところで、うなぎ・はぜ・ぼら・いな・ふな・しじみをどがとれます。
また、夏季は駅北側鉄橋から海岸まで約2キロに渡船があって観光客に好評です。

(山)


町の西側の丘陵地帯は、洞庭湖・網田堰・雨竜湖・軍荼利堰・高藤山・軍荼利山
などの景勝地や湖水が多いのでハイキング・釣をどに適しています。

(その他)


太東岬・鳴山方面の雄大な景もようやくみとめられるようになって開発もすすんできています。

行事



洞庭湖の桜


〔1月10日=初金比羅〕


玉崎山観明寺境内の金比羅堂の祭礼です。寺伝では約170年前に一宮町上宿の町人が大願成就を期して四国の琴平神宮の分霊を請けて信仰したもので後に観明寺に献
納されたものといわれます。
現在は水産業関係者の信仰の対象となっています。
 

〔1月13日=初祈祷〕


玉前神社の神事で神楽の奉納があります。

〔1月28日=軍美利禁〕


軍荼利山東浪見寺の軍荼利堂の祭礼です。

〔3月15日=経堂祭〕


玉崎山観明寺の経堂の祭礼です。経堂には釈迦人滅の絵図の大掛軸が掛けられます。
また、境内に植木市が開かれます。
 

〔4月13日;玉前神社春祭〕


神楽の奉納のほか神事が行われます。

〔4月初旬=洞庭湖の桜〕


洞庭湖は天保年間に築造された灌漑用人造湖で約6.8ヘクタールの面積です。
天保15年の記念碑に「呈桜樹数株干天女 以修造焉」とあるとおり池の周囲に桜が植樹されたのでいまは桜の名所として有名です。

〔8月16日=花火大会・灯l流し〕


一宮名物の花火と灯篭流しで、一宮橋から鉄橋附近まで数万の人出でにぎわいます。

〔9月10日=鵜羽神社迎祭〕


睦沢村岩井の鵜羽神社の神輿と行列が玉前神社に渡御します。この行事は古式によつた神事で、両神祉の密切な関係を示めしているものです。

〔9月13日=はだか祭〕


玉前神社の秋季例祭で、昔は十二社の神輿が東浪見地区釣ケ崎まで渡御しましたがいまでは参加する神輿が少くなっています。
しかし広々とした太平洋の海原を背景にはるかに続く波打ぎわを疾走するたくまい裸の若人と神輿の列は、すばらしい壮観です。
そのほかこの祭礼は古式ゆかしい行事が残されていて全国的にも珍しいものです。
 

〔10月27日=愛宕祭〕


賑かな笛・大鼓の御囃が有名で神輿二社の渡御もあります。


99裏




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