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大野病院産科医逮捕事件 一審無罪

「福島県立大野病院産科医逮捕事件」は無罪判決が
福島地裁で言い渡された。

今後、日本社会にどういう影響を与えるのだろう。
世の中全体が、いい方向に進むことを望みます。

「医師と患者連携を」 地裁判決後福島でシンポ
2008年08月21日木曜日 河北新報ニュース

福島地裁「異状死」条件厳しく解釈 大野病院事件で
2008年08月20日 共同通信ニュース

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「医師と患者連携を」 地裁判決後福島でシンポ
2008年08月21日木曜日 河北新報ニュース
手術中の判断をめぐり産婦人科医が業務上過失致死罪などに問われた大野病院事件が医療現場に与えた影響を考えようと、福島地裁で判決が言い渡された20日、全国の医師や市民ら約150人が福島市に集まり、シンポジウムを開いた。

 名古屋市の産婦人科医野村麻実さんはお産を扱う施設が福島県内で減少するなど、事件が地域医療の崩壊を加速させたと指摘。「失った物を戻すのは難しいが、住民は残った医療をどうやって守るか考えてほしい」と呼び掛けた。

 医師の資格を持つ東京の加治一毅弁護士は「ここ数年、医療事件では無罪判決の確率が高まっている。医師が安心して働くため、刑事司法介入の線引きをはっきりさせるべきだ」と述べた。

 医療事故で起訴猶予処分を受けた経験のある和歌山県立医大の岸和史准教授は「医療者も患者も病気、苦痛からの解放という同じ目標に向かい、手を携えるべきだ」と強調した。

 今回の無罪判決には「逮捕は不当だった」「刑事罰ではシステムエラーを改善できない」などと捜査側へ批判も。会場から「検察は控訴すべきでない」と発言が出ると、拍手がわき起こった。



福島地裁「異状死」条件厳しく解釈 大野病院事件で
2008年08月20日 共同通信ニュース
 福島県立大野病院で帝王切開手術中の女性=当時(29)=が死亡した事件で、業務上過失致死罪などに問われた産婦人科医加藤克彦被告(40)を無罪とした20日の福島地裁判決は、24時間以内に「異状死」を警察に届けるよう義務付けた医師法21条について「診療中の患者がその病気で死亡した場合は『異状死』に当たらない」と判断。要件を厳しく解釈した。

 検察側は、女性の死亡を24時間以内に届けなかったとして医師法違反罪でも加藤被告を起訴。子宮に癒着した胎盤をクーパー(手術用はさみ)を使ってはがしたことを不適切と感じていたのではないかとし、過失による異状死と指摘した。

 鈴木信行裁判長はこの点について「『異状』とは法医学的に普通とは異なる死亡の状態」とし「女性の死は、癒着胎盤を原因として、過失のない診療行為でも避けられなかった結果であり、異状死ではない」と結論。医師法違反には当たらないと判断した。
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