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ブログ「u477」

北京空港第3ターミナル

2009年01月19日 10時11分04秒 | 北京

今回の北京行きは、北京空港から地下鉄を利用しての市内アクセスを実践し確認するのが目的のひとつだったのです。ボブ氏のようにツアーではなく、当然現地ガイドなどもいない旅行者にとっては空港⇔市内の移動は重要な要素なのです。

以前、北京空港に到着すると、悪徳タクシー(日本人女性が暴行された事もあるらしい)・悪質タクシー(悪意を持って遠回りし、訳の分からないチップを要求するらしい)の客引きがシツこく「タクシー?タクシー!」と立ちはだかり、追いかけてきたものでした。ガイジンと一緒にタクシー乗り場に並んでも誘導員は雲助タクシーに乗せようとします(たぶんワイロ?もらってる)。

ボブ氏は昔、北京首都空港(現在の第1ターミナル)に夜、ノースウエスト航空かどこかで到着した時、「タクシー、タクシー」と声をかけて来た運チャンに誘われてみました。

すると何と!到着階の1階から出発階(照明も無い真っ暗闇)に上がって行きました。そこにオンボロのダイハツハイジェットみたいな箱バンが駐車してあったのです。そのボロ車でホテルに到着したのですが、その運チャン、「シャオイース(小意思)=チップ)」とオウムのように繰り返し始めました。

夜遅く・・宿泊ホテルのロビーカウンターで可愛い女性服務員の王さん(何故か何十年経っても覚えている)と語り合っていると、日本人男性が、同じような雲助タクシーの運チャンとからみ合いながら入ってきました。「シャオイース!」連発の運チャンにてこずった日本人男性は、ボブ氏に「どうしたらよいのでしょう?」と日本語で助けを求めました。様子から見て(決して一部始終を見てないので)「10元札渡して、あとは毅然として、『あっちへ行けィ!』と言えばよいのでは?」とアドバイス。

当時、タクシー以外のアクセスは公共汽車(ゴンゴォンチィーチャー=バス)しかないのです。現在も、北京駅行きとか民航行きとかがあって、乗車料金16元です。そう・・今でも同じ・・・。何が同じかと言うと、満員(運転手の判断)にならないと発車しないのです。

空港バスの利用客のほとんどは、国際線・国内線からの中国人客です。全てが北京人ではなく、北京駅から列車に乗り継ぐ人も多いのです。ほぼ満席なのに発車を渋る?運転手に「早く出せ!バーロー!」と罵声?お願い?忠告?は特に夜間便ではよく起こるようです。

そんな訳で、今回の地下鉄の完成の意義は大きいと思われるのです。前置きが長すぎましたか?

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入国審査の後、シャトルに乗って健康申告・バゲージクレーム・税関申告を通過すると出口です。その出口の正面に機場快軌(空港線)の超!広い連絡通路が広がっています。

100 正面のドームが空港線のプラットホームで、後ろの巨大な屋根が北京首都空港の第3ターミナルです。この角度から見ると、空港出口と空港線が直結してる様子がよく分かります。


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