皆様ごきげんよう。今日も今日とていいお日和で!うれしいたのしい大好き!黒猫でございますよ(浮かれすぎだよ)。
昨日の夜、日記を書いて寝る支度をしてさあ寝よう、と思ったら、ずっと会っていない友達から「明日休みなんだけどご飯でも食べない?」とメールがあり、今日一緒にご飯を食べてきました。インド系カレーを食べるはずがお店が潰れていて急遽ベトナム料理に変更。この友達が一度来たことがあり、鍋が美味しかったというので鍋を頼みました。美味しかったですが、来るの異様に遅かったよ。大体テーブルにコンロが据えられてから30分くらい待って、「まだ?」と聞いたら慌てて出してきたので、忘れられてたんだと思います。・・・でもまあ、美味しかったので、今度もう一度行ってみてから評価を下そうかと思います。アレが通常のペースならもう行きません。アジアンタイム(何事ものんびり)は日本では味わいたくないですよ。
今日は昨日書く予定だった試写会のレビューをします。
『アサルト13 要塞警察』
大晦日のデトロイト。本日をもって閉鎖が決まっている13分署には、ローニック(イーサン・ホーク)、アイリス(ドレア・ド・マッテオ)、ジャスパー(ブライアン・デネヒー)の3人の職員のみが残っていた。ろくに車も動かせないような猛吹雪となったため、来客などないと思ってささやかなパーティーを開いていた3人のもとに、裏社会の大物ビショップ(ローレンス・フィッツバーン)を含む4人の囚人を護送中の護送車が避難してくる。囚人たちを留置場に入れ、護送してきた警官2人と吹雪で帰れなくなったカウンセラーを含む6人でパーティーを続けていると、丁度新年を迎えた頃、13分署は謎の覆面集団に銃撃される。誰が?何のために?困惑する一同のもとに投げ込まれたレンガには、「ビショップ」と書かれていた。ビショップを引き渡せば銃撃は止むのか?しかし警察は囚人を安全に保護する義務がある。引き渡すか否かでもめている間にも2人が殺され、ローニックはやむを得ずビショップに事情を話す。するとビショップは「襲撃者の正体は警官だ。俺と奴らは長い間取引していたが、決裂した。だから俺の口を塞ぎ・・・ついでにここにいる全員の口を塞ぎたいのだろう」と語る。
13分署の周辺に民家はなく、吹き荒れる吹雪と敵の妨害工作によって電話も無線も使えない。完全に孤立した状況で、13分署の警官と囚人たちは一時的に手を組み、襲撃者に立ち向かう!
というようなお話。
いやあ、面白かったです。
外界からの完全孤立という点ではちょっと状況が出来すぎの感はありますが、主人公たち13分署チームよりも攻める側の悪役のほうが断然有利なんです。しかも組織的に暗視スコープやらマシンガンやらで武装して侵入を試みてくるので、ハラハラドキドキです。そして警官たちのリーダー、ローニック(イーサン・ホーク)と、ワルの大物の風格漂うビショップ(ローレンス・フィッツバーン)の駆け引きが素晴らしくスリリングです。非常に危うい均衡の上に成り立った協力関係なので、いつ何時裏切るかわからない。更に警察側も一枚板ではなく、囚人は囚人なんだからさっさと通報するかたたき出すべきだと思っている人もいたりして、一同をまとめるのは非常に困難なのです。
中盤、助けを呼ぼうと外に出る試みをしたりするんですが、外に出てしまうと囚人側はいつ裏切ってもおかしくないわけで、「いつかないつかな」と思いハラハラしているところに思いもよらない人物が裏切ったり。意表を突かれましたよ~。
かなりの銃撃戦で、人死にもけっこう出るので、そういうのが苦手じゃない方は是非。
とりあえずローレンス・フィッツバーンは要チェックオヤジリストに追加しようと思いました(笑)。ホントかっこいい。渋い。ラストの辺りなんか最高。