ガチャピンのHAPPY LIFE 2

日常生活で感じたままに綴っています。

京都で至福の時間

2017-07-27 23:46:39 | 旅日記
大阪は梅田で、宝塚歌劇の公演を観たあとは、
京都へ移動しました。
両親の体調がよいので、ちょっと羽根を伸ばしに…
リッツ大阪には先日お邪魔したので、今回は前から憧れていた場所へ…

京都はいつも日帰りのバスツアーだったり、日帰り観劇だったりで…
京都に宿泊するのは、20代に社員旅行で来て以来、30数年ぶりのこと。
私が憧れていた場所とは、円山公園の中にある、洋館“長楽館”です。
明治に煙草王と呼ばれた実業家、村井吉兵衛が内外の客をもてなすために建てた迎賓館、
それが“長楽館”で建物はもちろん、家具調度品は有形文化財に指定されています。
前からその存在は知っていて、何年か前に円山公園の桜を観た際に
喫茶室でお茶とケーキをいただいた事があります…
ホテル棟が新しく造られたのは数年前、その時からいつか泊まりたいなぁ~と。
今月はお誕生日月だし、たまにはひとりで贅沢してもいいよね?と…


私が泊まったお部屋です。
窓からは京都の街が一望できます…平安神宮の朱の鳥居も見えました…
何より緑が鮮やかに目に飛び込んできて…心が落ちつきます。

お風呂からも景色が眺められます。
しかも、このお風呂、ジャグジーバスなんです。
気持ち良くて何時もより長めに入浴してしまいました(^^ゞ


洗面台にあった小物類。
化粧品はもちろん、可愛い巾着の中にはヘアブラシや、綿棒等が…
シャワージェルや、手作りの石鹸など素敵な物がそろえてありました。
で、小さなバラの花…生花です、これ嬉しいですね~。



テーブルの上にも生花。
赤い薔薇はファントムやビースト好きの私には、テンションが上がります
手書きのお手紙や、祇園祭に合わせたパンフレットなとが置かれていました。

実は、この日は祇園祭の後祭りに当たる日。
混雑してるよな~と迷いましたが…外の賑わいが嘘のように
館内は静かで、まるで時が止まったかのような非日常の空間が…
お部屋の他にラウンジがあり、





素敵な調度品に囲まれて、お茶なとがいただけます。
宿泊者だけが館内の和室を見学できます。
3階には和をメインにしたお部屋が…窓はステンドガラスで
和と洋が見事に調和しています。
2階などの洋室にはシャンデリアがいたるところに…
フランス製だそうです。
こんな空間にいると、ついつい優雅な振舞いを心がけてしまいますね…

夜は長楽館の中にあるフレンチのお店で
フランス料理のフルコースをいただきました。
季節の食材や京野菜を使ったお料理はどれも美味しく…
メインはシェフご自慢の鳩の料理を。
私は鳩は初めて。
デイにみえる方が、昔、猟銃を持っていて鳩をよく捕って食べたと、
いつも会話の中に出てくるので…今回は鳩にチャレンジ!
なかなか美味でした。
今度。鳩の料理で話が弾みそうです(*^^*)

朝食も素敵なお部屋で…
サラダ、オムレツ、フルーツのシンプルな朝食ですが
とても美味しくいただきました。
サラダには、やはり京野菜が…可愛いほうずきのようなトマトが…
あとトマトジュースがとても飲みやすい味で…
つい、おかわりをいただいてしまいました。

そうそう、DVDの貸出しもあり、“巴里のアメリカ人”を借りて観ました。
ミュージカル映画だと知っているだけで、観たことはなかったので…
ガーシュインの曲がどれも素敵で…
“アイ・ガット・リズム”、ジーン・ケリーが子ども達と歌いタップを踊ります。
思わず、“クルイジー・フォー・ユー”を思い出しました。


なんだか帰りたくないなぁ~と思わせてくれる至福の空間と時間でした。
京都はこれからじっくりと訪れたい街なので、
またいつか長楽館さんにも…と考えています。

コメント (6)
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