別れの季節

5月になりましたね。
いつも、月初はバタバタしますか真、
今月も例外ではなく…と、いうかいつも以上に神経を使ってます…

というのは、認知症の進行というよりは、
身体機能の低下により、通所が難しくなってきた方がお二人ほど…
どちらも奥様がご主人を介護しています。
家庭での介護はもう限界では…と、私達は感じていて…
奥様や、ケアマネージャーさんにはそれとなく進言していたのですが…

今月に入り、急にお二人の状況が変わり…
Sさんは来週始めに特養併設の他のデイへ移られることに…
Iさんは、ゴールデンウィークを利用してショートステイから帰宅中でしたが、
奥様が家では無理…と言われ、急遽、ショート延長になり、
そのまま、入所を待つことに…
Iさんの自宅はデイから近く、入所されたら、もうお会いすることはできず、
ケアマネージャーさんから、ショートに戻られる時間にお見送りに来ませんか？と…

今日は、利用者さんも少なく…
一台の車で移動できるので、スタッフと利用者さんとで、お見送りに…
Iさんは利用者さんのＨさんに名前を呼ばれると、反応されます…
そのＨさんが今日は通所日で…
ＨさんはIさんの手を握り、「待ってるよ！元気になって戻って来てね」
Iさんはうつむいていた頭を持ち上げて反応してくださいました。
（利用さんにはIさんは病気を治すため、しばらくお休みします…と伝えています…）

本来なら、余りお別れ時に利用者さんの同士にお伝えはしないのですか真…
Ｈさんは、記憶がかなり残る方なので…
今日はあえて、こういう機会を持っていただきました…
もしかしたら、明日にはすっかり忘れているかもしれませんが…
心の触れ合いの機微は、大事にしたくて…

Sさん、Iさんの動向で、ここ数日、
ケアマネージャーさん、こ家族さん、移動先の施設職員さん…との
連絡に終われました。
デイサービスは通過点で、いつかは次の段階に移られるのは
当然の道筋なのですが…やはり、お別れは辛いですね…
Sさん、Iさんのが移動先でも、穏やかに過ごせますように…と願うだけです。

そんなに日々を知ってか知らずか…
デイの庭では、芍薬が咲きました。

先日、咲いたのはピンクでしたが、今回は咲いているのは白！
白い花は気品がありますね…


サツキの花も咲き始めています…


梅の実は、ずいぶんと大きくなってきました…
収穫して梅ジュース作れるかなぁ～（量が足りないけど…ね）

私も花などの植物に負けないように、
自分の勤めを果たすだけ…ですね。