Genの思いつ記(Gen建築設計所)

人はいろいろであります。いろいろな日常を思いつくままに記録していく建築設計事務所のブログです。

子供との休日

2006年12月18日 | ブログ

日曜日は久々に子供とゆっくり遊びました。午前中、上の女の子がバスケットボールに行っている間、下の男の子と公園で野球。途中で飽きたので公園をハシゴし、ブランコなどに遊びを代え午前中終了。ブランコに乗るときにいつも背中を押していたのに知らぬ間に自分で乗れるようになっていた。これはこれで少~し、さみしい。 昼に体育館に迎えに行って、昼ご飯を食べ、三人で協議の結果、「ボーリング」をすることに~。

「ボーリング」といってもまだ、8才と6才なのでまともに出来るわけでなく、ガータにならないように卓球のネットのようなものを立ち上げてもらい、ボーリング開始~。白熱したスコア?ですが、お互いに勝負にこだわり牽制しあう心理戦も見られ中立の立場を保つ親としては 両方を宥め透かし、なんとか1勝1敗の5分でさっさと終了。「ジャyスコ」で「これ欲しい~」などと、ねだられ2人のバランスをとりながら買物~。その後、この寒いのに「サーティーワン」でアイスクリームを食べるというので付き合った。(僕はこれ以上太りたくないので・・・食べている姿をみて楽しみました~)

次に「図書館」へ~。子供は図書館のビデオブースで好きなビデオを選んで早速、ビデオ鑑賞。終わってから「絵本」を数冊ずつ選び、先ほどジャスコで買った吸盤付キャッチボール遊び?(名前は忘れた~)を持ち出し、さっさと外で2人して遊びだした。こちらは返却日が1月5日ということで正月用の本を借りるため、選んでいると「一緒にやろう」と催促に何度も図書館に帰ってくるので6冊くらい本を選び、一緒に遊ぶことに~。(僕は寒いのですが~)

暗くなってきたので、早く家に帰ろうと話を持ち出し、十分遊んだ二人は車に乗るなり「眠くなってきた~」。おいおい、「すぐ着くから寝たらアカン~」と他の話題を向け、もちろん寝さしません。家に着けば着いたで寝ないのですからね~。「ちびまるこちゃん」をみたいという要望を無視し、お風呂を沸かし、入浴タイム~。「お父さんと入るといつもお湯が熱い!」などと文句を言われながらも、湯船に入ってから百まで数えさす~。上がってきた頃に この日仕事だった妻が帰ってきて夕食の準備。

夕食を食べているとお姉ちゃんが「九九が出来るようになった~」と自慢げに話しだす。その成果(小テスト)が綴じてあり、「頑張ったなあ~」と早速、九九の問題を出してあげます。今のところ?完全に覚えているようですね~。そんなことを言っていると弟が「漢字で名前が書けるようになった~」というので紙に名前を~。嬉しそうに思い出しながらヘタですが形は合っている~。「すごいなぁ~」と感心し(親バカ)、遊んでいるとアッという間に就寝時間に~。「絵本」を1冊読んで、消灯~。その間、妻はせっせと家事仕事~。

と まあこんな平凡な日常でしたが、こういうの結構好きです~。


○(球)

2006年12月16日 | うんちく・小ネタ

□(四角)の次は○(丸)というか球のお話~。 た、たま(球)には 真面目なことを・・・

酔っ払った時などに友達に話したりするのですが、モノゴトは球である」これが僕の持論なのです。どういうことかと言いますと、ある出来事(現象)があると仮定したときに その現象は 自分という角度から見たときと他の人が見たときとで感じ方も受け取り方も違いますよねェ~。これは当然!ですが、世の中の人たちはどうも自分が思っていることが 1番と考えている人が多いようで そうじゃなく多様な考え方があるよ~といいたいだけなのです。

その人の生きてきた歴史(経験)によって 考え方は全然違うのですね。だから様々な角度からのアプローチがあるのが 当たり前だと思うのですが・・・どうしても一つの角度で「モノゴト」を見てしまうので 別の角度からも見られる視線を持たないといけんねェ~と。なかなか出来ませんか・・・。そういう気持ちで「モノゴト」に対応したいですね。 簡単な方法としては立場を代えて考えてみることなどをやってみると理解が出来たりする場合もありますねん。まあ、狭い範囲のことですが・・・

あまり真剣に書くと長くなるのでコンパクトに~。そういう多様な視線を持つためには 様々な経験が必要だと考えています。でも一人の人間がそんなに多くの経験なんて出来ませんよね。そこで助けてくれるのが「本」じゃあないかと。「読書のススメ」です。なんとなく暗~い感じになってきましたが、1番必要なのは 「やる気」。いかにポジティブになれるかによって「経験」出来る場数が変わってきますから。この気持ちが大切ですね~。

多様な面から「モノゴト」をみて理解を深めても「自己主張」は必要なのです。これは「やる気」に繋がると思います~とまあこんな感じで日頃「モノゴト」に接しようと思っています。真面目な話を書こうと思いつつ、徹し切れないところは多めにみてやってください~。

どこで聞いたのか忘れましたが、自然の中で出来る形の究極(1番自然な形)というのは「球」だそうです。だから、星が「○」ですよね~。地球も○だし、月も○~。落ち込んだ夜は月を見ながら「モノゴトは球である」と思い直して、次の日に備えます!(ホンマカイナ~)満月の時だけ~(^^)   よ~し、今度は△でも書いてみますか!


□(四角)

2006年12月15日 | ブログ

親しい人から住宅のプランを頼まれました。「取りあえず、どのくらいのボリュームが建つか、わかるような図面でいいから~」といわれたのですが、どうせやるなら少しは面白いものを~。と、たったの3、4日ですが 一応それなりに考えたものを提出しました。

が、しかしー。反応は「なんでこんな□(四角)なん? 安っぽくみえるよ!」 ん~そう見えるのかぁ~。中身はなかなかだと思われるのですが・・・思い込み?かも? すっきりしているのになぁ~。 やれと言われれば三角形でも丸形でも五角形でもやりますが・・・。

これは好みもあるのでしょうが、単純な形で機能的かつ遊びのあるプランがすきなのですねェ~。好みというよりクセかも。僕が生まれ育った住宅にも影響を受けているかもしれませんね。貧乏だった僕の家では完全な個室などはなく、弟と一緒だったりしてましたから、あまり個室ばかりで区切っている間取りは好きではありません。言われれば、きっちりつくりますが。 住宅はワンルームに近づけば近づくほど家族は親密になると思っているのです~。

実際に設計する時も、ローコストの住宅を頼まれる時が多いので どうしても単純な形に近づいていくのです。だから僕の設計した住宅の平面は□(四角)の形が多いですね。ん~頭がかたいか? いかんいかん、もっと発想を広げなくては!


お茶屋

2006年12月14日 | ブログ

昨日、「景観」のことを書いていて 思い出しましたが、ちょうど1週間前に京都の祇園にある「お茶屋」を調査しにいったことを書くのを忘れていました。建物は引き渡されて店として使用されていましたが、色々なことが気になり、みて欲しいということで依頼されました。これは不動産屋の友人の知合いの不動産屋のお客の店(ややこしい?)からのお話です。

さて、夜はもちろん、昼などはそんな店に行く機会もないので 興味深々でいってきました。早速、現地に到着して外観をまじまじと観察。ここは、景観条例によって様々な規制のある地域です。格子の本数まで決められているくらいですから~。さすがに新築にもかかわらず、街並みになじんでいます。こういう地域はやはり、規制が必要ですね~。

外観をみてから 今度は中を見ていきます。最初に「図面」はありますか~など聞いてみたのですが、「ありません」といわれて、なんで?って感じがしましたが、仕方がないので一部屋ずつみていくことに。建築の仕上げとしては 綺麗に出来ています。お金がかかっていそうな仕上げでしたね~。なかなか 面白かったです。(不謹慎ですが・・・)

1室ずつみながら、お話をしているうちに今回の依頼の中身が見えてきました。まず、2階のトイレの位置の問題。流すと下の客間に排水の音が・・・。これは不味いでしょう!トイレの排水などは水と空気が混じる音なので止めにくく、普通は非常に気にするところなのですが・・・。その客間は今は音が気になるので使われていないらしい。これが2箇所。その他、照明の客間のスイッチの位置が悪かったり、階段を昇る時に真暗な状態で昇らなくてはならなかったり(危険)等々、色々ありました。これは大変そうです。どこまで改善するかは工務店も一緒に話しないと・・・。

今回の話は明らかにコミュニケーション不足の結果のクレームです。お店に人は工務店の社長に話したらしいのですが、話にならず、設計施工だったので、間に入る人がいなくて平行線のままだったそうです。トイレの排水に関しては建築のプロとしてはいただけないし、照明やスイッチに関しても工事中に再確認していれば簡単に直せたはず。(僕は必ず行っています)工事中はクライアントは一切 現場を見せてもらえなかったらしい。

僕が間に入って話をすることになると思います。また、連絡をもらうことになっていますが、報告書も作成しなくては~ 図面が欲しい!


景観

2006年12月12日 | ブログ

今日、ある会社で説明会があり、専門学校で教えていた生徒が6~7人行きました。たまたま、そこは僕が最初に勤めていた事務所だったので、社長に連絡を入れてみた。なんか、自分が以前いた事務所に自分が教えた学生が行きたい、というので、その会社に連絡を取ってみるというのも変な感じです。というか、年代を感じますねェ~。僕は辞めた人間で偉そうなことはいえませんが・・・学生のためにマメに連絡~。

さて、今日は「景観」について少し。今、住宅の事前協議という申請をしていて(建築確認申請の前に、建築基準法以外の市の条例などを協議しようとする申請)どうも引っ掛かりがあるので、ここに書いてみます。これは行政によって様々な呼び名はありますが、「景観条例」などという条例で色彩、形状、敷地に対する位置など、こまごまとしたことを規制している条例です。

で、中身を見てみると・・・。それが本当に景観を守るようになるの~という気がしています。何でもOKにすると、景観の収拾がつかなくなる恐れがあるので、様々な規制をするのはわかりますが、条例化によって、文字に縛られることにより、本当はまっとうなデザインのものも、その文字のせいで変なデザインに変わってしまうこともあります。例えば、「和風の景観を守るために、必ず庇を付けなさい」などというのは 庇の部分にのみ目がいっていて全体のバランスや、庇自体のデザインには無頓着。それで本当に和風になるのだろうか? 勝手に付けろというが、お金を出すのは一般市民ですよ~。変な庇を付けさせて、市民に負担を強いるのか?などなど、あ~だめだめ、愚痴っぽくなってきた~。

建てる人のモラルの問題もあるのでしょうが、文字によって縛るのでなく、総合的に判断して欲しいなぁ~。建物の景観に関する一般の人たちの認識も必要じゃないかなぁ。例えば住宅はあくまで個人の所有物だけど、外観は町並みを形成する社会の共有物でもあるのですね。外観は外壁だけでなく、屋根も第5(東西南北の4面+屋根面)の立面図といわれるくらいで「鳥さん」が見て気持ちがいい屋根でないと~。あ~今日は「なんだかなぁ~」という文面になってしまった。まあ、みんながみて気持ちのいい建物が並ぶ、町並みが出来たらいいですね~~~。