愛の輝きとつぶやき

写真、アート(絵画、書、詩)日記

感謝の意味

2015-06-08 21:36:35 | 言葉と言霊

感謝の意味とは?

自分が今、生かされていることに感謝する日々です。

日々仕事があること、ささやかでも生活出来ていること、

おいしく食事ができること、

人と話せること、聴くことができること、周りの景色が見えること、

そして、大自然を感じることができることの有り難さ。

細かいことで欲を言ったらキリがありません。

物質的なものは、いずれ死んだら無くなるもの、そう思うと今、

ただ生きていられることに感謝しかありません。

陰陽の世界の中で様々な経験をさせて頂けるからです。

数々の失敗をしても気づきを与えて頂けるからです。

どうして「感謝」という字を使うのかなと思って、調べてみました。

「感謝」の「感」の意味は、下に心があるように「心が動き感じる」ということ。

「謝」は、言ベンに「射」です。「射」は矢を放つということですから、

「謝」は、「言葉を放つ→言葉を発する」というのが元の意味のようです。

そこから、(1)礼を言う (2)あやまる、恥じる (3)断る

などのような意味にも使われるようになったという。

「感謝」という言葉は、漢字の原義からは、心に深く感じて言葉を発する

ということになります。

現代では「感謝」という言葉のあとに、”ありがとう”の言葉も使いますので

「ありがたいと思う気持ちを表す」は、原義に沿っていると思います。

生かされていることに感謝すると、自然とご先祖様に感謝する気持になります。

今の体は、生んでくれた両親の、そのまた両親、そして代々繋がった

ご先祖様がいてこの世に誕生できるのです。

最近、NHKではシリーズとして、有名人の祖先の歴史を辿ったヒストリーの

ドキュメントが放映されています。

どの方も本人が知らない系図があり、歴史があることに涙が出ます。

今、この世に生きている証しが歴然とあります。それは他人事ではなく、

ずーっと突き詰めていけば、自身の祖先ともつながった大きな絆の環が

広がっているからです。