川根温泉ホテルでの朝食の後、屋上の展望所に登ってみました。館内のエレベーターは4階止まりなので、その上の屋上へは階段で上がりました。御覧のようにベンチと縁台っぽい台状の壇がありました。
展望所は、位置的に私が泊まった部屋の真上にありましたから、景色の見え方があまり変わらない気がしました。高さが約5メートルほどあがっただけですから、大井川や赤い鉄橋の眺めも大して変わりませんでした。
川根温泉ホテルにはチェックアウト時刻の11時までゆっくり滞在し、11時37分頃に普通列車が上図の鉄橋を渡るので、その姿を撮影して楽しむ予定でした。
なので、9時半頃に再度浴場に行って、まったりと温泉に浸かって温まりました。その後はずっと部屋で過ごして、上図の大井川の景色をぼんやりと眺めたりしました。旅行の時はいつも過密なスケジュールで忙しく動き回るのが普通なので、こうしてのんびりとプチ滞在を楽しむのも、たまには良いものだ、と思いました。
10時半頃に、さきほど会った岡山の読者の方からメールがあり、「お先に出発します。どうも有難うございました」とありました。これから山梨県方面の聖地巡礼に行くのだそうでした。お礼のメールに「お気を付けて楽しんで下さい」と書き添えて送りました。
こちらも予定通りに11時にチェックアウトし、とりあえず隣の道の駅へ移動しました。途中で昨日立ち寄った上図の川根温泉カフェenの建物を見ました。
大井川の堤防上の散策路に出ました。
散策路付近から、出てきたばかりの川根温泉ホテルの建物を振り返りました。
もう少し距離をとったほうが良いかな、と川原べり石敷きの脇を少し歩きました。
とりあえず、川根温泉ホテルをバックに記念の自撮り。
その位置で180度回って、今度は大井川鐡道の鉄橋を背景にして自撮り。なぜか笑ってしまうのでした。
道の駅の裏道にあがって南へ進みました。11時過ぎなのに誰も居ませんでした。川根温泉ホテルに泊まっていた大勢の団体客はこちらには来なかったようで、道の駅の周辺にも人影を見ませんでした。おそらく朝早くにバスでどこかへ移動していったのでしょう。
道の駅の駐車場から見えた、一本だけ目立った綺麗な黄色のイチョウの木。いずれ作る予定のNゲージジオラマの季節設定が秋なので、こういうイチョウの景色もアリかと思って撮っておきました。
時計をみると、いつの間にか11時32分になっていました。もう5分もすれば、この日の最初の普通列車が鉄橋を渡る、急いで鉄橋の銘記を撮っておこう、と考えて堤防の下へ急いで降りて鉄橋のたもとへ近寄りました。
鉄橋の北端の銘記を撮りました。御覧のように「第13号大井川第一橋梁」とあります。それがこの鉄橋の正式名称でした。第13号、というのはおそらく金谷駅からの本線上にある橋梁でこれが13番目にあたることを表すのかな、と考えたりしました。
同時に、大井川第一橋梁の名前も、ちょっと不思議な気がしました。金谷から川根温泉笹間渡までに大井川を何度か渡っていますから、この鉄橋が第一となっているのは別の理由によるものだろうな、と考えたりしました。 (続く)