この日の川根温泉ホテルは、平日にもかかわらず団体客が3組入っていたそうで、宿は完全に満室でした。
そのためか、食堂に大勢が入って混雑するのを避ける意味で、食事の時間を18時からと19時半からのいずれかに指定する形がとられていて、チェックイン時に選択することになっていました。私はまず温泉にゆっくり入りたかったので、19時半を選んでいました。
温泉にゆっくり浸かって疲れを癒した後、2階の座敷休憩室で少し休んでいると、「あれ?もしかして、星野さんと違います?」と後ろから声をかけられました。振り返ると、十数年前に倉敷で会った、拙ブログの常連読者の方でした。
この方は、数日前からポストにて大井川鐡道に乗りに行って川根温泉ホテルに泊まる旨を呟いておられたのですが、同じ日だとは思わなかったのでお互いに驚きました。
挨拶を交わして少し話した後、向こうは夕食を終えてこれから温泉入浴、こちらはもうすぐ夕食、ということでいったん別れました。
部屋に戻って、しばらくベランダから上図の景色を眺めて過ごしました。20分ほどで夕食の指定時間になったので、エレベーターで一階に下りて食堂へ移動しました。
食堂には19時35分に入りました。入った途端にバイキングコーナーの中央にある上図の大きな蒸気機関車の模型に驚いてしばらく釘付けになりました。D51形ですが、大井川鐡道で走っていた機関車ではないようです。
バイキングコーナーは、係員の方に撮影許可をいただいて撮りました。D51形の模型の前に並んでいたのは茶そばと玉子雑炊とひつまぶし。
グリーンサラダ、野菜は脇の大椀の分とあわせて10種類。
海鮮丼。ネタは10種類。
メインの温製コーナー。7種類のおかずが並びます。
キッズコーナーとドリンクコーナーですが、ドリンクは空になっていて、後で補充分が並べられました。
デザートのコーナー。
茶そばの隣には、ピザやスープ。
この日は玉子雑炊とひつまぶしを最初にいただきました。
パンのコーナー。花粉症対策として小麦の摂取はやらないで、と嫁さんに厳命されていましたので、パンやフライなど、小麦が原料の食べ物には一切手を付けませんでした。上図左端のミルクブレッド食べたかったんだけどな。
惣菜コーナー。ここも食べないままに終わってしまいました。色々あるので、全部の品をいただくのは土台無理なのです。
この日の私の食べた分。最初にいただいた玉子雑炊とひつまぶしを撮り忘れたので、二回目にとった分です。
海鮮丼は、ネタの補充が入ったのをみて、とりに行きました。ネタは7種類ですが、上図に写っているのはまぐろ、烏賊、サーモン、ネギトロ、玉子でした。あと、海老と穴子が烏賊の下に隠れていました。
サラダは上図ではレタス、リーフ、南瓜、ミニトマト、オクラの5種が写っていますが、下にキャベツ、胡瓜、玉葱スライスが入っていました。
温製コーナーからは、揚げ焼売、小海老米粉天ぷら、ポテト、小松菜とタラのソテー、芋クリーム煮をとりました。
シメは茶そばと二回目の玉子雑炊でした。どの料理も丁寧に手間暇かけて作ってあるので、味からして全然違う、本当に旨いとしか言いようがないものでした。こんな美味しいホテルバイキングの食事は初めて食べた気がします。ランキングの食事の朝夕ランチの3部門で1位をとるわけだ、と納得しました。
テーブルに備え付けてあった、バイキングフロアマップです。品名が無いのは、毎日入れ替わっているそうです。このマップは夕食の分で、別に朝食の分もありますが、品ぞろえが全然違っていました。ですが、バイキングコーナーのレイアウトは共通でしたので、料理が朝夕で入れ替わるわけです。
ランチの時もランチ向けのメニューで組まれるそうですが、それはツアー客や大井川鐡道の観光プログラム客向けの立ち寄り昼食として提供されるのが殆どで、それで予約枠が埋まってしまうので、個人客はなかなか入れない、と訊きました。
私のように一泊二日で滞在しても食事は夕食と朝食になりますから、ランチのほうは二泊以上でないと食べられないようです。 (続く)