ゆるキャン群馬キャンプ編の安中市エリア聖地巡礼、「アプトの道」の続きです。作中にも登場する、碓氷湖畔のカフェに着きました。ここにも入って一休みしようと考えました。ここから「アプトの道」のゴールまでまだ約3.8キロもありますから、休める時に休んで体力を温存しておこう、という判断からでした。
カフェの建物は作中にもそのまま描かれています。原作コミック第16巻73ページ4コマ目です。店名だけが違います。
作中での店名は「クラブマン」ですが、実際には「MINI MINI」です。真ん中に車のミニのイラストが入っているので、このミニミニとは、ドイツのBMWの小型車ブランドのあれか、と気付きました。
車にはあまり詳しくなかったので、あれ、ミニってクーパーのことだっけ、それともワンだったっけ、と首をかしげて思い迷いました。作中での店名が「クラブマン」であるのはなんでだろう、と考えたりもしました。
とりあえず、中に入りました。原作コミック第16巻74ページ4コマ目の各務原なでしこと同じように「こんにちはー」と声をかけました。奥から「はーい、いらっしゃーい」と店主らしき女性が出てきました。
作中とまったく同じドアです。休憩中に店主さんの御許可をいただいて店内をあちこち撮ったうちの一枚です。
三角形のログハウスですから、内部空間も三角形でした。沢山の写真や額縁が飾られています。
奥まで三角形の空間が続きます。天井がありませんから、空間の高さが広さをも感じさせます。こういう感じのログハウスを奈良の山の中に建てて住んでみたいですね。
壁に掛けられている写真の多くはミニシリーズです。店主さんの愛車であるそうで、店の外に停めてあった赤い車もそうでした。作中でも似たような感じで店主さんの愛車への思いなどが綴られていますが、それも原作者のあfろ氏が取材に来た際に話したそのままの内容であったそうです。
折角なので何か飲もうと思い、おススメを訊きましたら、バナナジュースだということで、それを注文しました。
私が京都から来たと伝えると、店主さんも京都へはよく行っているそうで、しばらく京都の名所の話をしました。まだ行けてない所も色々あるといい、おススメは?と訊かれたので「醍醐寺ですね」と答えると、「あー、醍醐寺は行ってないわねえー」と笑っておられました。
こちらへは観光ですか、と訊かれたので「今日はゆるキャンの聖地巡礼で、初めて「アプトの道」を歩いています」と答え、それからはしばらく「ゆるキャン」に関する話になりました。聖地巡礼のファンもちらほら来ているそうですが、まだ原作の連載も数週間前だったし、アニメにもなっていませんから、数の上では大井川エリアや伊豆エリアには及ばないだろうな、と思いました。
その際に撮らせていただいた、作中で各務原なでしこ達が座っていたテーブルです。入口を入ってすぐ左側にあります。
作中の場面です。原作コミック第16巻82ページ1コマ目です。同じテーブル、同じ椅子、同じカーテンです。
私が来た時には、他のお客さんが居なくて、少し経ってから二人組が来て外のテラスのテーブルへつきましたので、店内にはずっと私だけでした。店主さんとの雑談も盛り上がりまして、気付いたらなんと一時間半ぐらいも長居をしていました。お店に着いたのが10時44分、退出したのが12時13分でしたから、のんびりし過ぎたと思いました。
しかし、スケジュール的には二時間ほどの余裕をプラスして計画していましたから、以後の予定にも影響はありませんでした。
店主さんに御礼を言って退出しました。素敵なお店でした。再び「アプトの道」を歩く機会があったら、必ずここに寄ります。
「コーヒーハウス・ミニミニ」の案内情報はこちら。
お店の横を通る国道18号線旧線の脇からのアングルを撮りました。作中に出ているからです。
このシーンですね。各務原なでしこ達がタクシーでここに着いたシーンです。原作コミック第16巻73ページ1コマ目です。
実は、私自身も時間がなくてバスも使えない場合に、横川駅からタクシーでここのカフェまで乗って、それから「アプトの道」を歩くというプランを考えていました。それで各務原なでしこ達と同じルートを楽しめるわけですが、それよりも、折角「アプトの道」に行くのだから、熊ノ平駅跡からの全コースを歩きたい、という気持ちのほうが強かったので、今回のような行程に落ち着いた次第でした。 (続く)