GHIBLI★倶楽部

このブログは、20年以上我が家のガレーヂに住み着いている『サハラの熱風』を主人公に、楽しい趣味車生活を紹介します!

Maserati ★ Chronograph ★ その2

2007-01-31 21:31:14 | MASERATI
さて、このMaserati Official Timepiece「Model Neptune」ですが、総輸入元の在庫処分品?としてMCJが数種類の腕時計を斡旋販売した際、運良く手に入れたものです 気品あふれる重厚なゴールドケースにダークブラウンの文字盤が美しく調和し、マセ独特の妖しい高級感を演出しています 更にバックスケルトンなので、Rolexなどに使用され高い信頼性を誇るスイスの自動巻ムーブメン . . . 本文を読む

Maserati ★ Chronograph ★ その1

2007-01-29 22:34:51 | MASERATI
今回は、MASERATIと時計について少々 BITURBO以降のMASERATIを語る上で、外せないのがダッシュボード中央に燦然と輝くラ・サール製の金時計ですよね この時計に魅せられ、MASERATIを手に入れた方も多いと思います。 つまり、マセオーナーの多くが時計フェチでもある訳です かく言うMCも腕時計(特にクロノグラフ)が大好きで、最近気になったモデルとしてはMASERATIとAUDEMAR . . . 本文を読む

驚異の黒○パワー ★ プロペラシャフトが・・・

2007-01-23 22:10:30 | MASERATI
今日はShamalのプロペラシャフトについて・・・ 当時のMaseratiは、プロペラシャフトの作りが古く2WAYとなってました。 つまり、インナーとアウターが筒状に重なりあった構造ですね 勿論、最終段減速後のトルクを捩れ荷重として受ける訳ですから、とても丈夫に作られてる筈なのですが・・・ KOGUさんの黒○の場合、あまりにもパワーを上げすぎて、写真左のようにインナーとアウターが破断し粉々になって . . . 本文を読む

黒Shamal ★ デファレンシャル考 ★ その3

2007-01-22 21:24:33 | MASERATI
もし、この日産R205デフに右図Aに示すサポート(=エクステンションチューブ)をそのまま接合すると、デフケース丈がノーマルより長い分サポートがフロント側にずれ、サポートをリアサブフレームに固定できなくなるばかりか、プロペラシャフトとも接合できなくなります そこで、左上写真のように思い切ってサポートのデフ側を加工し、短くしちゃったんだとか・・・ ・・・で、当然その中を通るシャフト(右図B)も作り直さ . . . 本文を読む

黒Shamal ★ デファレンシャル考 ★ その2

2007-01-20 23:32:24 | MASERATI
上の写真は、クスコL.S.D. type-RS 1.5Wayの心臓部です 音は国産チューンドバキバキ音ながら、最高の効きだとか・・・ 適宜仕様変更やオーバーホールできるのも魅力とのこと・・・ 下の写真は、左がノーマルのレンジャーデファレンシャルユニット、右が日産R205デファレンシャルユニットです Shamalの場合、FINAL GEAR RATIOが3.3と元々かなりローギヤなので、純正より大 . . . 本文を読む

黒Shamal ★ デファレンシャル考 ★ その1

2007-01-19 22:29:03 | MASERATI
Dr。ポチさんの青○に続き、今日からは黒○の登場で~す この度シャマルズでお馴染みのKOGUさんから、愛車(黒○)のモディファイネタを大量に送って頂きました そこで、KOGUさんの主治医『QuesT』のノウハウを、このBlogを通して少しずつでも紹介できればと思ってます。 KOGUさ~ん、補足説明や間違いがあれば助けてね さて、今までギブリ後期モデル用フェラーリデフの移植を前提にいろいろ話を進め . . . 本文を読む

デファレンシャル考 ★ 番外編

2007-01-18 00:06:10 | MASERATI
これまで8回にわたりギブリ君へのFデフ移植について可能性を探ってきましたが、既にShamalで実践されてる猛者がいらっしゃいました そぉ~です、青○で有名なDr.ポチさんです Ghibliの前期モデルとShamalではプロペラシャフトの長さこそ違いますが、デフ周りは共通するパーツが多いのホント参考になります ところで、デフの後ろに付いてる銀色の缶って何だか判りますか 正解は、スポーツ走行によって起 . . . 本文を読む

Ghibli ★ デファレンシャル考 ★ その8

2007-01-17 00:08:59 | GHIBLI
次にドライブシャフトですが、後期モデルのパーツリストに無いところを見ると、それより古い前期モデルを参照せよと言うことなので、同じものと思われます。 ロアアームは絵的には同じように見えますが右だけ品番が違います。(これも誤植っぽいですよね) 【前期モデル】右:377000102、左:377000101 【後期モデル】右:377000120、左:377000101 ・・・で、取付けブッシュは同じ品番で . . . 本文を読む

Ghibli ★ デファレンシャル考 ★ その7

2007-01-16 00:12:15 | GHIBLI
実は、フェラーリデフとリアサブフレームだけで前期モデル(Ghibli a.b.s.)を後期モデル(Ghibli GT)にコンバージョンすることはできないのです 問題は、これらに関連するプロペラシャフト、ドライブシャフト、ロアアーム、スタビライザー等が主体なんですよね~ そこでプロペラシャフトですが、レンジャーデフの場合、まずデフの先にエクステンションチューブが付き、その先に接続されます。 しかしフ . . . 本文を読む

Ghibli ★ デファレンシャル考 ★ その6

2007-01-15 00:06:09 | GHIBLI
続いて、後期モデル(カタログ上はGhibli GT)の場合はどうでしょう 前期モデルと違い、図上のフェラーリデフは緑点の3ヶ所でデフマウントを介してリアサブフレームに固定され、そのサブフレームは赤点4ヶ所でブッシュを介しシャシに固定されます。 つまり後期モデルでは、デフがサブフレームに乗っかってる感じで、デフケース自体にはストレスが掛からない構造なんですね~ Parts Catalogueで見る限 . . . 本文を読む

Ghibli ★ デファレンシャル考 ★ その5

2007-01-14 00:02:05 | GHIBLI
まずは『Maserati Ghibli ABS Parts Catalogue』を広げ、前期モデル(カタログ上はGhibli a.b.s.)におけるデフ周りの確認です (注:この図はBiturbo系のものでロアアーム等Ghibliと異なりますが、Ghibliのカタログより各パーツの位置関係が理解し易いため、今回代用してみました) 図上のレンジャーデフですが、青点の箇所でデフメンバーに固定され、その . . . 本文を読む

Ghibli ★ デファレンシャル考 ★ その4

2007-01-13 00:18:36 | GHIBLI
更にヤフオクを彷徨いてると、なんとGhibli後期モデル用のリアサブフレームも出品されてるじゃありませんか・・・ リア剛性の緩さから、「ワンオフでサスペンションメンバーブレースでも作っちゃおか」なぁ~んて考えたこともあるMCにとって、デフを取り巻くよう頑丈に作られたこのサブフレームはホント羨望のパーツなのです でも、レンジャーデフのままだとこのフレームって使えないんだよなぁ それ以前に、「このリア . . . 本文を読む

Ghibli ★ デファレンシャル考 ★ その3

2007-01-12 00:44:31 | GHIBLI
そんなある日、なんの気なしにヤフオクを覗いてみると、低走行距離のGhibli用フェラーリデフが出品されてました 今のところ特に不具合の見られないギブリ君のレンジャーデフですが、万一の際のスペアパーツとしてゲットしておきたくなる一品です しかし、固定方法の異なるこのデフをギブリ君に移植するには、リアサブフレームも一緒に交換しなければなりません それに、気になるのはこのデフのギア比です。 MT車とAT . . . 本文を読む

Ghibli ★ デファレンシャル考 ★ その2

2007-01-11 00:39:45 | GHIBLI
皆さんよくご存じと思いますが、GhibliのLSDには前期モデル(~`95年)に装備されるレンジャーデフ(写真上)と、後期モデル(`96年~)に装備される通称フェラーリデフ(写真下)の2種類が存在します。 1988年、222系と共に登場したレンジャーデフは、従来のセンシトルク(トルセン)より高効率なうえ信頼性も高いことから、Maserati車のデフとして長年採用されてきました。 しかしFerrar . . . 本文を読む

Ghibli ★ デファレンシャル考 ★ その1

2007-01-10 22:22:42 | GHIBLI
ギブリフリークの皆さん、お待たせしました。 今年のBlogネタ第一弾は、デファレンシャル(以下デフ)とそれに繋がるリアサブフレームについて考察してみたいと思います ちょっとマニアックな内容になるかも知れませんが、レンジャーデフ装備のGhibli(~`95年)に乗られてる方にはかなり興味深い話になるかと・・・ 写真は、レンジャーデフが装備されたギブリ君の下回りです 現在特に不具合はありませんが、デ . . . 本文を読む