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サン・さん 倶楽部

339 LOVE ・・・ 登山・鳥・花・旅行等 身近な出来事を皆で 情報交換します

山王山、まるまる山、松尾山

2018-10-21 15:30:05 | ジェリー
                        山王山(153m) まるまる山(135m)   松尾山(140m)
 
                                                   ~秋の里山でハイキングを楽しむ~
 
<コース> しもうち登山口~山王山~まるまる山~長良川展望地~松尾山~永昌寺~小瀬遊歩道隧道~向山神社~しもうち登山口

10/19(金)晴れ 参加者7名
関市にある超低山の3山を巡るハイキングに行って来ました。この里山には随所に登山口が作られています。3山を周回するもよし、各山をピストンするもよしで、どのコースを選択してもいいように大変便利に整備されています。「しもうちふれあいまちづくり協議会」の方によるしもうち登山口に置かれている地図も懇切丁寧です。
初めに山王山を目指します。登り始めてすぐにマムシ注意の看板にドキリとしましたが、じきに可愛いお地蔵さんの石仏が次々に現れてきます。なだらかなジグザグ道を、赤いよだれ掛けをしたお地蔵さんが先へと道案内をしてくれます。88体の石仏に導かれてあっという間に山頂に到着です。ここまで僅か20分程の楽しくて心が和むルートでした。山頂は木々が伐採されて北や東の山々が眺望できます。天気に恵まれて気分も上々です。

2山目のまるまる山へは分岐を南へ登り返し8分ほどで到着。山の形はそれほど真ん丸でもないようですが、「まるまる山」とは愛嬌のあるいいネーミングです。まるまる山のてっぺんでコーヒータイムとする。時間もたっぷりとあり、登り始めでまだ疲れてもいないけれど早々におやつを頂き、ゆっくりと休憩する。
 
3山目の松尾山へのルートは、長良川をはさんだ眺望がとても美しい。北に天王山、誕生山、西に金華山、百々ヶ峰などなじみの山々が一望できます。北にのびる東海北陸自動車道もよく見える。眺望を楽しんだ後は永昌寺わきに下りてくる。登山はここまでで、下山後は赤い鮎之瀬橋たもとから長良川沿いに小瀬遊歩道隧道を歩いてスタート地点まで戻ることとする。
永昌寺のイチョウの大木は黄葉には少し早いようですがギンナンの実が道路にコロコロと転がっていました。遊歩道のある川沿い一帯は小瀬鵜飼が行われていて風光明媚なことで知られていますが、川の水も澄んでいていつ来ても美しさに見とれます。遊歩道の後半は、枝豆などが栽培されている田畑の中につけられた道となり、ゆったりとした気分で歩きました。
この山は小さい子供からかなりの年配者まで、四季を通じて楽しく登れるいい山と思いました。ファミリー登山などにいいですね。
     am9:20 登山口スタート
     am11:50 登山口着
帰路、お店に立ち寄り美味しいランチを頂いた後解散。爽やかな秋のひと時でした。

   

流しそうめん

2018-08-12 18:53:47 | ジェリー
       夏の風物詩 流しそうめん~
8/12(日)晴れ   参加者15名
暑さ続きのこの日、hamaちゃん達の呼びかけで、大洞の里山で「流しそうめん」をしました。この暑さにもかかわらず大勢の方の参加があり、中には、初対面の方や、久しぶりにお顔を合わせた方などもおられて、大変うれしく思いました。

この里山へは初めて訪れましたが、山裾に、そうめん流し用の長い竹が何本も組まれているのを見て感動しました。
前々から、岡チンさんはじめ有志の方々がこの里山の整備に尽力されているというお話を聞いていたのですが、本当によくここまでやっておられますね。草刈りなども大変でしょうね。この手作りのそうめん流しの設備も、地域の方々に開放しておられるとか。

そうめんも美味しかったですし、皆さんからの差し入れもたくさんあり、飲んだり食べたりで大変楽しいひと時でした。仲間っていいですね~。
前回同様、全員に渡された歌詞カードを見ながら懐かしい歌を久しぶりに大きな声で歌いました。岡チンさんの民謡も出ました。
こういった催しが次回へと続くといいですね。その時はまた皆さん元気でお会いしましょうね!

岡チンさんはじめ皆さん、有難うございました。そしてお疲れ様でした。
暑い日が続きますが皆さまご自愛ください。

 

 

 
 
 

 

高野山

2018-06-24 16:42:07 | ジェリー

          高野三山と奈良の旅

           ~約1200年の伝統を誇る真言宗の聖地高野山~
6/16(土)、17(日)に一泊二日で高野山と奈良に行ってきました。
一日目  高野三山(摩尼山1004m、楊柳山1008m、転軸山915m)~奥之院~宿坊西禅院

         ──尾根伝いに女人道をたどる巡礼の道、高野三山──
明治まで女人禁制となっていた高野山。高野七口といわれる各登山口には女人堂という女性のためのお籠り堂が建てられ、女性たちは禁制が解けるまで女人堂から女人堂へとたどりながら遠く聖地を拝んだといわれています。
am10:00 奥之院中の橋P着。高野三山は高野山内を取り囲む女人道の東側、奥之院の背後にそびえる山です。奥之院御廟橋手前を右に進むと三山巡りの登山道となる。am10:40 登山口発。 三山とも標高はそれほど高くはないのですが、はじめに急な登りの道が続きアップダウンしながらの歩きとなります。山頂にはそれぞれ仏様を祀った小さなお堂が建てられていました。杉木立の中の静かな巡礼の道は、当時の女性の姿を偲ばせてくれました。
pm2:30奥之院の御廟に下る。弘法大師は62歳で入定し、今も生きていると信じられています。20万基を超える墓碑や供養塔のある参道を有名な人物の名前などを見つけながら歩きました。
            ──宿坊にて──  精進料理と勤行
pm4;00 真言宗の寺、西禅院の宿坊に着く。寺は襖絵などの文化財等もあり、重厚感漂う落ち着いたたたずまいでした。私達は3部屋つづきのお庭に面した部屋に通される。隣には著名人が利用されるという茶室がありました。23名程の宿泊者のうち6名程は外国人だったと思います。夕食は部屋で精進料理をいただきました。食事の世話から布団の準備まで全て若い僧侶がお世話をしてくださいました。食事をしていると6時の鐘がゴ~ン、ゴ~ンと聞こえてきました。
翌朝、5:30頃宿坊をでて、すぐ前の壇上伽藍に散歩にむかう。ひんやりとした空気とあたりの静寂さにつつまれる。昨夜から早朝にかけて夜を徹して行われていた僧侶による禅問答?がまだ行われていたのでそれを見学する。周りには、たくさんの僧侶が聞き入っておられました。am6:30からは西禅院本堂で朝の勤行が行われるので参加しました。外国人客に配慮して全席椅子でした。30分ほどの勤行のあと順に焼香してから住職のお話を聞く。お大師様が今も社会の安寧と人々の幸福を願って、救いの手を差しのべて下さっているというようなお話だったと思います。
西禅院 1泊2食9720円から)

 
 
二日目  大門~霊宝館~金剛峯寺~壇上伽藍~徳川家霊台~不動坂女人堂
     奈良東大寺~興福寺

           ──世界遺産の聖地巡り──
大門から壇上伽藍までの4箇所は歩いて回る。そのあと車で徳川家霊台と不動坂女人堂へ行く。午前中に高野山を出て奈良に向かう。pm2:00東大寺へ着く。奈良公園から東大寺大仏殿までの参道は修学旅行生や観光客であふれていました、鹿も人ごみに紛れてエサなどもらっていましたがフンもいっぱいありました。裏道を歩いて近くの興福寺へ行く。宝物館で阿修羅像や仏頭などを拝観する。pm5;00頃奈良を出て関ケ原ICpm6:50、岐阜で食事をして9時前に帰宅しました。
二日間急ぎ足で回りましたが、いい旅でした。高野山と奈良、どちらも仏教と深い係わりのある地です。高野山では聖地として、また修業の場として神聖なものを、奈良では修学旅行先としても選ばれているようにその時代の歴史を学ぶための場としての互いの雰囲気の違いなどを感じました。
 
 
 

大白木山

2018-05-13 17:26:28 | ジェリー
     大白木山(おじろぎやま)1234,5m

                ~白山と屏風山の展望~
 

5/12(土)晴れ
福井県大野市にある「姥ヶ岳」登山の予定で出発しましたが、図らずも「大白木山」への転進となりました。
事前の調査では、R157号の冬季閉鎖は5/10までとなっていましたので温見峠経由で姥ヶ岳に向かいました。しかし、温見峠を越えた福井県側に抜ける直下がほんの一部の残雪の為にまさかの通行不能となっており引き返さざるを得なくなりました。そこでこの辺りの山の事情に詳しいK隊長の提案で、左門岳か大白木山のどちらかに登ろうということになりました。

ー反射板のある山頂ー
am7:40 温見峠で折り返し根尾にある大白木山に向かいました。登山口には他の登山者の姿や車は無く、すぐ先の折越峠のお地蔵さんの所に、車を停めて登山支度をしておられる方が一人いました。
am8:45登山口発。手摺のついた段差のある高い階段を上ると、いきなり急な登りになります。そしてここから始まる22番という標識が登山道を進むごとに21、20、 19、、、とず~っとついており、この番号をたどっていくと山頂にたどり着くようになっています。なだらかな登りの道はあまりなくて、アップダウンの後「根上がり桧」まで来る。風が無いので暑い。登り始めから1時間半程で、左奥に反射板1基、右はるか前方に反射板2基のある分岐に出る。反射板のあるところが頂上と聞いていたので、下調べのできていない私は、反射板までの距離を考えながら、近くて楽な左方向が頂上だといいなと思っていたところ皆が断固「右へ!」と「・・」。花も無くなぁ~んにもない山だね~と皆で言いつつ此処まで来たら、分岐を過ぎたあたりから花が現れてきました。エンレイソウ、サンカヨウ、ニリンソウ、ヤマエンゴサク、エビネ、ミヤマカタバミ、オオカメノキ、、、。分岐から急な下りと登り返しをし1時間ちょっとで山頂に到着。ここでおまけ、「ワラビ」発見です。登頂写真を撮ろうと「早く、早く」とTクンが呼びかける声がするのですが、てんでばらばら皆ワラビ採りに夢中で集合写真は撮れず。
山頂わきには反射板が2基向かい合わせに建っていました。反射板はとても大きくて、その小蔭で昼食をとりました。お弁当を広げていると、ぶんぶんと虫が飛んできてうるさい。休憩している間に少し風も出てきて心地良い。
東の方には空に浮かんでいるような白山と、きれいな三角形をした屏風山もくっきりと見えています。乗鞍、御嶽も白い山頂が見えた。昼食の後、登頂写真も無事に撮ることができました。下山後は淡墨温泉で湯につかり食事をして帰路につきました。
 
今回は、ベテランであるメンバーの方々の力を感じた山行でした。予定変更で下調べもできていないわたしが、いつもと変りなく安心して無事に登れたのも、皆さんのお力のおかげです。感謝

   

苗木城跡 馬籠宿

2018-05-01 23:22:11 | ジェリー

    苗木城跡(標高約170m)、馬籠宿 

   ~龍伝説の天空の城と、中山道の宿場をたずねて~

 

4/28(土)晴れ 

中津川市にある苗木城は、岐阜のマチュピチュ、天空の城と呼ばれ、城好きの人達にとっては今最も行ってみたい城の一つだそうです。戦国時代の面影をとどめている近世城郭であり国史跡に指定されています。TVで放映されていたのをJan家が見ておられたのがきっかけで出かけることになりました。また、馬籠宿まではそこから車で25分程と近いので一緒に行こうということになりました。

苗木城跡

 ー巨岩を利用した城郭ー

ボランティアガイドさんと共に、始めに「苗木遠山資料館」を見学しました。城主遠山家の資料を基に幕末から明治維新の頃までの記録が公開されています。ここで興味深かったのは、明治維新の頃、苗木藩では「廃仏毀釈」(尊王復古を主張し神道を重んずる)が徹底的に行われたということです。これは全国的にも珍しくて、この地では今でも神道が多いということでした。旧藩主やそれに連なる者たちが国学の影響を受けていたからとありました。

資料館を出て、新緑の中をガイドさんと城跡を巡りました。巨岩を利用した城郭や石垣の跡などを見ることができました。岩に柱を立てるためにあけられた穴などもありました。苗木城は戦国時代から明治維新まで十二代にわたり遠山氏が城を築き治めていましたが、一万石の小大名が城を持つのは大変珍しいとされていました。、幕末から明治にかけては、財政がひっ迫していたということです。城壁は赤土の壁で、白く塗られていませんでした。これには龍が現れて白壁を削り取ってしまったという伝説があるようですが、実情は土壁を白く塗る費用にもことかいたということのようです。城の床板などもはがして売ったということもあったそうです。

天守跡の展望台からは、木曽川をはさんで恵那山をはじめ山と川のとても美しい光景が広がっていました。

 

 

 

馬籠宿

 ー藤村ゆかりの宿場町ー

江戸と京を結ぶ中山道69ヶ所の宿場のうちの43番目の宿場が馬籠宿。

石畳と坂の道を、妻籠宿へと続く見晴台まで歩く。ここは山々を見渡せる絶好のビューポイント、皆でどっしりとした恵那山を眺めながら休憩する。この後で本陣跡地に建てられた「藤村記念館」まで戻り中を見学する。坂道にある宿場からはずっと恵那山が見える。昔も今もそこにありつづけている山。街道を行く昔の旅人もここに暮らす里人もどんな対話をしながら眺めたのだろう。

旅の風情を味わうのなら落合から妻籠くらいまでもう少し長く歩いてみるといいのかな。

信州そば、五平餅、おやきなどを食しつつ、宿場の風情をちょっぴりと味わったひと時でした。