7/21日(月)~23(水)まで谷川岳(1977m)と武尊山(2158m)に行って来ました。前泊を含め2泊3日。メンバー6名
計画しながらも天候等の事情により延期になっていた山行が3年越しでやっと実現しました。
一日目 ~「日本一のモグラえき」土合駅でテント泊~
岐阜AM10:00発。自動車道を乗継ぎPM4:30頃JR上越線土合駅着。みなかみ町に入った辺りから谷川岳方向に雨雲がかかり駅に着く頃にザッーと雨に降られる。通り過ぎてしまいそうな人けのない駅舎駐車場に車を止める。脇には、売店だったと思われる小さな廃屋に草が絡んで、さびれ感が一杯。無人駅の構内に入り「モグラ駅」と言われる下り線ホームへの486階段、落差80mを下りてみる。薄暗くてカビ臭いような長~い通路に靴音が響く。かつて東京辺りから谷川岳を目指していったいどれ程の山男達が駆け上ってきたであろうか。この駅のいわれなどを話しながら、本日は構内の脇を拝借してテント泊。
二日目 ~谷川岳登山~ 天神尾根コース
AM8:00始発のロープウェイとリフトを乗継ぎ標高1500Mの天神峠へ。ぬかるんだ所や木道、クサリ場を通過して熊穴沢避難小屋まで登って行く。樹林帯を抜け天狗の腰掛岩、天狗の留まり場などの展望地を過ぎ尾根道を肩の小屋に着く。ここでザックをデポして山頂を目指す。付近は高山植物が咲く。「トマの耳」、「オキの耳」を踏破する。展望を楽しんでPM4:45頃ピストンで下山する。登頂3000回を目指して登っている80歳の夫婦もおられました。「一ノ倉沢」の岩壁を見物したかったのですがそちら方向には入れませんでした。残念。町営温泉「湯テルメ・谷川」で汗を流してから翌日登山予定の武尊山の登山口に車で移動。武尊神社駐車場脇でテント泊。先客車1台。深い山の中にもかかわらず舗装した広い駐車場に、明るい電気もつくきれいな水洗トイレに安堵。有難い。
三日目 ~武尊山登山~ 手小屋沢避難小屋経由をピストン
AM3:40車で乗り入れ可能な林道奥まで行き登山開始。ドラム缶のような形をした避難小屋脇を通り、「行者ころげ」といわれる5か所のロープや鎖の岩場を超えAM9;15山頂着。登山道がぬかるんでじめっとしていたせいかこの山では「ギョリンソウ」をたくさん見た。日本武尊の像を見た後下山。前日の「湯テルメ・谷川」で汗を流した後、帰途に着く。