唐松岳(2696m)、五竜岳(2814m)
唐松岳から五竜岳へ縦走
登山日 9/25(月)、9/26(火)
一日目 八方尾根~唐松岳~五竜山荘(泊)
二日目 五竜山荘~五竜岳~遠見尾根~アルプス平
八方第3Pで前泊、始発のゴンドラに乗車。平日でしたが、山は紅葉しており八方池から唐松岳あたりまでの登山者は多かったです。
唐松山荘から五竜岳へと向かう道の、牛首から大黒岳の間は鎖が随所にかかった岩場の下りでしたが、ここでビビッていたら五竜岳には登頂できないぞ、との思いで気合を入れて通過しました。鎖場は此処と五竜岳頂上直下にありましたが、岩に足を置き易かったので、一歩一歩確実に進むことができました。
五竜山荘手前まで来た時、山荘を背にして虹の輪のようなものが地表から少し上に出ているのに気づく。もしかしてこれが「ブロッケン現象」か!と光の輪に向かって手を挙げているとじきに消えてしまいました。通常もっときれいに見えるそうですが(Tom)、これだけでもラッキー。
五竜山荘には16:00に到着。17:30に夕食。この山荘の夕食はカレーライスと決まっているらしい。カレーライスとお味噌汁はお代わり自由。デザートも付いてとても美味しかったです。
翌朝6:00、山荘発。五竜岳へ。昨夜は鎖場を越えられるか不安がよぎりましたが、幸い天気も良く足の調子もいいので元気に出発。山荘から眺める山頂は意外にも高度感はさほど感じられませんでしたが、山頂付近は岩でごつごつしていました。緊張しましたが、無事に鎖場を越えて山頂に立つ。しばし、北アルプスの展望を堪能する。とりわけ目の前にそびえる鹿島槍ヶ岳は美しい。ここからそちらへの縦走路には難関と言われる八峰キレットがあって私には到底行けませんが、ずっと眺めていたいほどの美しさでした。唐松岳から見た剣岳もダイナミックで、トゲトゲした岩肌が天を衝くようでした。Janさん、ふじさんが登られたんですね~。
五竜岳から下山後は遠見尾根をアルプス平まで下ってテレキャビンで とおみ駅まで降りてきました。駅からタクシーで八方Pまで戻りました。
遠見尾根はいくつもの小山がありアップダウンのある長い歩きとなりました(4時間半位)。ただ、途中からは鹿島槍や五竜岳の威容を背にして紅葉の美しい景色の中を歩くことができ救われました。
久しぶりに、達成感のある登山となりました。2日間とも好天に恵まれ無事に登頂出来た事を嬉しく思いました。
歩行時間(休憩、食事含む) 1日目 7時間半
2日目 7時間
五竜山荘 9800円(1泊2食) ゴンドラ・リフト 1150円
テレキャビン 1000円
タクシー 2100円 八方の湯 800円