青葉山(693m)
~海からせりあがる富士山のような美しい山容は
若狭富士ともよばれている~
<コース> 福井県側から
中山口~展望台~東峰~西峰~今寺口~高野地区~中山口
5/20(日)、舞鶴若狭自動車道を利用して福井県高浜町と京都府舞鶴市にまたがる青葉山に行って来ました。泰澄大師が開山、修行したというこの山は西峰と東峰からなり、山頂、特に西峰からの若狭湾の眺望が非常に良い。何百年も前の火山活動によってできた山ということですが、東峰から西峰に向かう吊り尾根にはゴツゴツとした、海底から出て来たのかなという様な岩などがあり、鎖や梯子のかかった登山道となっている。東峰までの登山道とは様相が一変してスリルのある歩きとなりました。
西峰には休憩小屋と松尾寺奥ノ院があり、社の後ろの大岩に登ると、美しい海岸線にそって海が見えた。そこには高浜原発と思われる丸い建屋も見えていた。静かな海を眺めていると心も静まり疲れも忘れる。
山頂ではちょうどスポーツ少年団の十数名の一団が休憩をとっていて賑やかでした。ここで昼食をとり休憩のあと、少年たちのあとを追いかけるように下山開始。ところが途中でその少年たちと離れてから私達は登山道を見失ってしまいました。谷沿いの雑木林の中をやっとの思いでしばらく進み、登山道に合流できた時はホットして力が抜けました。下山後、登山口pに戻る途中でも集落の中を遠回りしてしまい時間をロスしてしまいました。
山頂の岩の上に、苔の様にはびこっている黄色い小さな花があったので珍しい、何の花、と写真もいっぱい撮ったのに里に下りてきたら、そこかしこに雑草のごとく生えており「な~んだ」となりました。後で調べたら「タイトゴメの花」だとわかりましたった。もう一つ後で調べて分かったのですが、この青葉山の西峰山頂からは舞鶴の軍港が見えるので、長らくこの山への登山が禁止されていたという事でした。
今回の山行では、美しい海の景色とスリルのある登山が同時に体験できてとても良よかったです。ただ、光っちさんがいなくて寂しかったです。