大平山~祐向山
薄っすら雪化粧の山
1/27 晴れ
大寒波が日本列島を襲い、予定していた関東方面の山に行けなかったので近場の山である大平山と祐向山に行って来ました。
本巣市の文殊の森に駐車して、am9:35出発する。大平山の登山口までは、きれいに剪定された柿の木畑の間を通って川べりの道を行く。山陰の所には雪が融け残っていて凍っていました。駐車場からは登山口を探しながら歩いたので40分程かかりました。ちょっと遠かったです。登山口へは、立派な寺の山門をくぐって入ります。徳川幕府旗本の戸田氏の菩提寺とありました。雪が残る道を上がり尾根に出て、登山口から40分程で四等三角点の地点に着く。ここが大平山の山頂らしいのですが、山頂を表す標識などはどこにもなくてそっけない感じ。標識は風などで飛んだのかもしれないですね。
この後小さなアップダウンがあって、尾根道を東にどんどん進む。「山頂はまだかな、まだかな」といいながら、大平山から1時間半ほどでやっと祐向山に到着。山頂は四方を木々に囲まれ眺望は全くない。寒いので少し休憩して出発する。山頂から北側に続く登山道には昨年来た時には「曲輪」とか「掘り」などの、山城跡をしるす標識が下がっていたように思ったのですが、見当たりませんでした。雪をかぶっていたのかな~。
望郷の展望台まで来ると、西に池田山がかすんだように見えていました。ここからは雪も消え、日差しをうけて明るい遊歩道を下って駐車場まで戻ってきました。
駐車場の中にある案内板には、この文殊の森にある山口城跡について次のように記されていました。(今年初めにサン・さん倶楽部で登った)大桑古城山の城主であった土岐頼芸の兄がこの城の城主だったこと。また、竹中半兵衛によって岐阜城が占領されたとき、城主斎藤龍興、斎藤道三が逃れてきたのもこの城だったということなど。城址や歴史にまつわる興味深い話がいっぱいあってここはいいところですね。ハイキングコースもいくつかあるのでまた行ってみたいと思いました。