サン・さん 倶楽部

339 LOVE ・・・ 登山・鳥・花・旅行等 身近な出来事を皆で 情報交換します

雲ノ平 高天原 水晶岳 黒部五郎岳 縦走

2013-09-16 20:03:47 | Tom

9月11日~13日まで2泊3日で行って来ました。日程の都合がつかなかったので 遅ればせながらJanさんたちの後を追って、同じ様なコースを歩いて来ました。

1日目  折立~太郎平小屋~雲ノ平~高天原山荘(泊)

折立にて車中泊の後、午前3時出発。晴れ。太郎平小屋、薬師沢小屋、雲ノ平山荘を経て午後2時50分高天原山荘着。薬師沢から雲ノ平への苔ツル岩の登りがきつい。雲ノ平 美しい。雲ノ平にて昼食。おいしいカレーを食べる。高天原山荘着後、早速温泉へ。山荘から結構遠い。こじんまりした乳白色の温泉に浸かる。「いいなあ」疲れた体に湯がしみる。  ここはランプの宿だけあって情緒はあるがちょっと暗すぎかな。夕食の時、何を食べてるのかわかりずらかったのはともかく、秘境の宿を満喫。

 

2日目  高天原山荘~温泉沢の頭~水晶岳~鷲羽岳~三俣蓮華岳~黒部五郎岳小屋(泊)

時々雨が混じるガスの中を、午前4時30分 山荘出発。再び温泉で湯に浸かりながら明るくなるのを待つ。温泉は貸切状態だ。午前5時30分 温泉出発。直に 温泉沢の頭に登り、水晶岳、水晶小屋へ。雨で視界不良のため当初予定の 野口五郎岳ピストン、水晶小屋泊りを変更。ワリモ岳、鷲羽岳、三俣蓮華岳と登ってただただ頂上の標識のみを写真におさめ 午後4時黒部五郎小屋着。泊

3日目  黒部五郎小屋~太郎平小屋~折立

夜一時降った雨上がりのガスの中、午前3時30分 黒部五郎岳目指して出発。岩山だ。ガスっているのでここでも頂上で標識を撮ったのみ。北ノ俣岳手前からは天気が回復。晴れて視界がきく。「すごい!こんなにも美しいところがあるんだ!」大感動。  太郎平小屋で名物のラーメンを食べて午後2時10分折立へ無事下山。

 今回の山行

素晴しい天空の景色が楽しめた。年配者も多いが、大きなリュックを担いでボッコボッコと歩く若者の姿が多く頼もしく感じた。私はと言えば 冷風で目痛く充血。さほど高くない高度で途端に足が重く、息が上がる。山水飲めば下痢(黒部五郎岳 御免なさい)。上品にできている自分の体に改めて気づかされた。

 

                 

 

 

      北ノ俣方向から黒部五郎方向をのぞむ               北ノ俣から薬師岳方向をのぞむ

 

 


鹿島槍ヶ岳

2013-07-13 11:55:19 | Tom

7月10,11日 鹿島槍ヶ岳に行って来ました(単独)

予定  柏原新道から登り、冷池山荘を経て鹿島槍山頂に登り、戻って冷池山荘泊。翌日、同じ道を下山。

感想  天気予報は晴れなのに、また降られた。雷鳥がいつも出迎えてくれる。双耳峰を持つすごく美しい山。天気の良い時に また行きたい。

1日目  午前4時頃 柏原新道登山口出発。種池山荘~爺ヶ岳~冷池山荘を経て 午前11時30分頃 鹿島槍ヶ岳南峰着。これが以前五竜岳から望んだ あの凛とした鹿島槍だ。しかし風雨とガスで眺望全くなし。途中とちゅうのガスの合間に見える 一面の花畑は素晴らしく、シャクナゲの咲く尾根道は晴れていればさぞ爽快だろう。

種池山荘あたりから降り出した雨は止む気配もなく風雨となり、ザックカバーを紛失。『明日もこんな天気と思われる。それならば山小屋に泊まっても意味がない。今なら帰れる』と思い、北峰に登ることなく一目散で午後5時30分頃下山。心ならずも日帰り登山となった。疲れた。

2日目  なし


笠ヶ岳

2013-07-08 11:09:16 | Tom

笠ヶ岳行ってきました(単独)

7月2,3日 1泊(小屋泊)2日

予定 クリヤ谷から山頂へそして笠ヶ岳山荘泊 翌日は尾根歩きを楽しんで小池新道を通り 鏡平山荘で昼食 下山 バスで新穂高から中尾高原口まで戻り中尾端下の温泉に入る。

感想  怖さと疲れでボロボロになりました

1日目 午前5時頃 槍見館付近出発。曇り。クリヤ谷の水量は飛び石で渡れる程。ほとんどガスっていたが晴れ間もあり錫杖岳がきれい。昼食後足が重かったが午後1時頃山頂着。途中小さな雪渓が2箇所ほどあったがアイゼンも着ける事なく通れほぼ標準コースタイムどおりで順調。登山者に会うことはなかった。頂上はガスの合間から近場が見渡せきれい。1時間ほど頂上にいたがライチョウ以外誰も来なかったので写真撮影は諦めて山荘へ。山荘の宿泊者は午後6時30分頃到着した母娘の2人連れと私の3人。私は18人部屋を1人で貸し切り。午後7時夕食。この母親は70歳とのことで「岡山から来ました。娘に『今でしょ。』と誘われ、まず中ノ湯から焼岳に登り西穂高山荘泊。西穂高岳に登りロープウェイで下山。新穂高温泉に宿泊。そして今日笠新道を登ってきたけど雪渓があり怖くて二度と通りたくない。明日はクリヤ谷から下山する。」とのこと。たいした人達だ。宿の人は 雨で増水すると沢が渡れないからと笠新道からの下山を薦めていたが午前5時頃雨風の中を早立ちしていったようだ。無事下山されることを願う。

2日目。ガスって雨風の中午前6時頃出発。抜戸岳分岐(笠新道)を通り1時間ほどすると雪渓の方に赤い目印がありロープが垂らしてある。恐る恐る覗き込むと下は確認できないけれどなんだか下まで伸びているようだ。想定外。私の装備はミニ軽アイゼンとストック1本。こんな場所はここだけだと考えアイゼンを着け、ロープを掴み急な雪渓を下りる。ミニ軽アイゼンでは踏ん張りが効かず足場をきめながら下りる。ロープは80メートル程あるのだろうか。ロープ場が終わってからがまた怖かった。目印は『落ちれば何処まで行くんだろう』という結構急な雪渓の方(ガスで見えない)に伸びている。でも行かなければと思い1歩1歩確実に足をきめながらやっと通過。その後赤い目印はなくなり雪渓に見え隠れする白丸印と夏道っぽい所を探しながら歩き、時間的にもうそろそろ弓折岳分岐かなと思ったころとうとう道に迷ってしまいました。ガスで視界は効きません。戻らなければ。午後0時頃抜戸岳分岐(笠新道)までの雨風の尾根歩きと怖い雪渓を登り返した往復約5時間は悲惨でした。抜戸岳分岐(笠新道)で考えました。クリヤ谷を下山では時間がない。山荘にもう1泊しても結構雨も降ったし増水しているだろうしクリヤ谷を下山できる保障はない。笠新道を下りるしかない。分岐から杓子平までは雪渓でした。

雪渓の先が見えない。バランスを崩し滑り出したら止められない。1歩1歩。雪渓の中腹には山スキーの痕跡。何という奴らだ。その後は膝破壊の笠新道の下り。雪渓で足場をきめるため何度も雪を踏みつけた足には こたえました。午後5時頃新穂高着、無事下山。疲労と怖さでボロボロ。

温泉に入り、車の中で少し休憩してから家路へ。pm9:30頃帰宅。

今回の山行では山荘で一緒だった母娘以外誰とも出会わずまだ私のようなハイキング登山者の出番ではなかったのです。情報もしっかり入れず装備もミニ軽アイゼンとストック1本のみ。せめてちゃんとしたアイゼンとピッケルを持参していればと悔やまれました。


紅葉の籾糠山へ

2012-10-26 17:44:24 | Tom
10月25日(木)友人と3人で籾糠山に行ってきました。ブナの原生林の紅葉は見頃を少し過ぎた感じでしたがきれいでした。天気も良くて、もうすっかり雪をかぶった北アルプス等を眺望することができました。
この日は天生自然公園内を散策する人たちでたいへんな賑わい。美しい公園の自然環境を保護保全するためにいろいろ整備がなされているようです。また、熊よけのために登山道の所々に一斗缶がつる下げてあり人が通るたびにカンカンとたたく音が響きわたっていました。

 
 

八ヶ岳の最高峰 赤岳へ

2012-09-28 19:33:12 | Tom
9月25・26日に1泊2日の予定で友人と3人で赤岳に行ってきました。
1日目:午前6時頃美濃戸を出発、南沢から行者小屋を経て中岳のコルへ。そこから阿弥陀岳をピストン。山頂へは取りつきからいきなり梯子のかかる急勾配で「こんなところを登るの?」と思いながらもなんとか登頂。残念ながらガスで何も見えない。そして中岳を経てクサリに助けられながら期待の赤岳へ。多少雲はありましたがゆっくりと絶景を楽しむ。午後2時30分頃赤岳展望荘に到着。マイカップをもらい、コーヒー・お茶は飲み放題。夕食、朝食ともバイキング。おいしい。アルコールがはいって私たちは入り損ねたが、大きな五右衛門風呂とシャワーがあり宿泊客は楽しんでいた。
2日目:睡眠も充分で体調は絶好調。午前7時頃出発。とにかくゆとりのある山行だ。霜柱が立っている。ほとんど雲のない晴天で、横岳・硫黄岳の稜線上からは北・中央・南アルプスが一望のもとに見渡せる。八ヶ岳山系もすばらしい。富士山も雄大だ。赤岩の頭から昨日から歩いてきた山々を一望し、名残を惜しみつつ赤岳鉱泉を経て午後1時30分頃美濃戸へ下山、帰路につきました。


 阿弥陀岳 頂上                          赤岳方面から阿弥陀岳を望む

 中岳から赤岳へ                          赤岳へ

 赤岳頂上                             横岳方面から赤岳を望む

 横岳から富士山                          横岳頂上

 硫黄岳の爆裂跡                          硫黄岳から阿弥陀岳 中岳 赤岳 横岳を望む