ヒゲコスミレの学名は Viola japonica f. barbata です。Viola japonica はコスミレを表していて「日本のスミレ属」を意味しています。
生息環境、特徴などコスミレと同じです。
Viola japonica f. barbata に 『f.』という記号があります。forma の略字で「品種」を表します。
学名は植物個体を表すのに「属」+「種」というニ名法をとっています。Violaが「属」でスミレ属、japonicaが「種」で日本の種ということを表しています。
ところが、「ちょっと違うんだな」という植物もでてきます。野山が主な生息なのに海辺に生息している、違うのは花弁の色だけ、毛があるだけで他は同じなど、
『明らかに他の個体群と比べて差異があるが、種や変種に細分化されるほど、分類的に大きな差異ではない』
のときに、『f.』が使われます。
以前、ヤエザキハンゴンソウのときに学名の『var.』という変種の記号を説明しました。 変種とは、『個体差とは異なるレベルで違った特徴のある個体群』、のことで別の種にするほど違っていないけど、大きな差異はあるときに使われます。
Viola japonica f. barbata
では何が違うのか。
『f.』以降で表されます。
「barbata」の部分が「Viola japonica」と異なっています。
「ひげのある」ことが「コスミレ」と異なっています。ということです。
側花弁に髭(毛)がある「コスミレ」は「ヒゲコスミレ」と呼びましょう。特徴は「コスミレ」参照、と言うことです。
『f.』や『var.』がある場合、「属」+「種」を基本種または母種といいます。
ヒゲコスミレの場合、コスミレが基本種または母種です。
図鑑によってはヒゲコスミレはコスミレの中に掲載されていることもあります。これが「変種」と違うところです。「変種」の場合は「変種」の和名と写真が基本種(母種)の隣に掲載されます。
「品種」も「変種」も断りが無い場合「基本種(母種)和名」の呼び名ですべての「品種」「変種」が含まれます。オオハンゴンソウと言った場合ヤエザキハンゴンソウも含まれるのと同様に、コスミレと言ったらヒゲコスミレも含まれるということです。
コスミレ(ヒゲコスミレ)という表記があっても間違いでも勘違いでもないわけです。
側花弁に髭(毛)があります。
(Canon IXY DIGITAL 510IS)
生息環境、特徴などコスミレと同じです。
Viola japonica f. barbata に 『f.』という記号があります。forma の略字で「品種」を表します。
学名は植物個体を表すのに「属」+「種」というニ名法をとっています。Violaが「属」でスミレ属、japonicaが「種」で日本の種ということを表しています。
ところが、「ちょっと違うんだな」という植物もでてきます。野山が主な生息なのに海辺に生息している、違うのは花弁の色だけ、毛があるだけで他は同じなど、
『明らかに他の個体群と比べて差異があるが、種や変種に細分化されるほど、分類的に大きな差異ではない』
のときに、『f.』が使われます。
以前、ヤエザキハンゴンソウのときに学名の『var.』という変種の記号を説明しました。 変種とは、『個体差とは異なるレベルで違った特徴のある個体群』、のことで別の種にするほど違っていないけど、大きな差異はあるときに使われます。
Viola japonica f. barbata
では何が違うのか。
『f.』以降で表されます。
「barbata」の部分が「Viola japonica」と異なっています。
「ひげのある」ことが「コスミレ」と異なっています。ということです。
側花弁に髭(毛)がある「コスミレ」は「ヒゲコスミレ」と呼びましょう。特徴は「コスミレ」参照、と言うことです。
『f.』や『var.』がある場合、「属」+「種」を基本種または母種といいます。
ヒゲコスミレの場合、コスミレが基本種または母種です。
図鑑によってはヒゲコスミレはコスミレの中に掲載されていることもあります。これが「変種」と違うところです。「変種」の場合は「変種」の和名と写真が基本種(母種)の隣に掲載されます。
「品種」も「変種」も断りが無い場合「基本種(母種)和名」の呼び名ですべての「品種」「変種」が含まれます。オオハンゴンソウと言った場合ヤエザキハンゴンソウも含まれるのと同様に、コスミレと言ったらヒゲコスミレも含まれるということです。
コスミレ(ヒゲコスミレ)という表記があっても間違いでも勘違いでもないわけです。
側花弁に髭(毛)があります。
(Canon IXY DIGITAL 510IS)