ヤブヘビイチゴ。漢字で、藪蛇苺。バラ科のインドのキジムシロ属の種で、在来種です。
なにかヘビイチゴと言われると毒があるんじゃないかと思われますが、日本には毒のある苺はありません。ただ、味が・・・・です。
ちょっと細長めの葉っぱがヘビイチゴと区別できるところです。ヘビイチゴの方がちょっと横長の葉っぱです。ヘビイチゴの方がヤブヘビイチゴより花びらは小さいと説明されても、その場に両方の植物があればわかりますが、片方だけしかない場合では同定の基準の表現としてどうだろうと思います。
大きい目立つガクはヘビイチゴの特徴です。
花びらのひとつ外側の器官を「がく片」、そのまた外側の器官を「副がく片」と呼びます。
オランダイチゴ属、キジムシロ属に見られ、副ガク片はガク片とともにつぼみを保護しています。
ガク片は尖がってます。
副ガク片は先端が3裂していて大きいです。葉っぱがついているように見えます。
(Canon IXY DIGITAL 510IS)
植物の器官の名称は平仮名表記が普通です。「がく」は「ガク」と片仮名では表記しません。「が」は一字で格助詞や接続助詞に使われので読み間違え易いので片仮名にしました。