春先4月の初旬、奇妙な茶色の植物の芽が出てきました。
ヤセウツボ。漢字で、痩靫。学名は、『ハマウツボ科ハマウツボ属の小さい種』です。ハマウツボ属の学名は『カラスノエンドウを絞め殺す』という意味があり、宿主のカラスノエンドウを枯らしてしまうことを表しています。マメ科、キク科、セリ科、フウロソウ科、ナス科植物に寄生します。
野原ではよく見ることが出来るマメ科のシロツメクサなどのシャジクソウ属の仲間や、キク科のムカシヨモギ属のアレチノギクとかヒメムカシヨモギ、ハルジオン、ヒメジョオンなどの根から養分を吸収します。種子は宿主が近く(5m以内)になければ発芽しないそうです。宿主が近くで発芽するまでじっと待つそうです。マメ科の農作物への寄生は深刻だそうです。根に寄生しているため農薬による除去は農作物への影響があるために出来ないので、抜くしかないそうです。
(2020年4月9日撮影)
ヤセウツボは1937年千葉県で確認されて、今では北海道と九州を除いてどこにでも見かけられるそうです。
上部の形状は変わらず成長するようです。
迷惑植物のヤセウツボですが、2017年筑波大学でヤセウツボからアルツハイマー病の原因物質を抑制する物質をみつけたそうです。いろいろな植物から抑制する物質があるかどうか探していたんでしょうね。アルツハイマー病は治すことは出来ないけど進行を遅らせてくれれば感謝します。
(2020年4月24日撮影)
(Canon IXY DIGITAL 510IS)
ヤセウツボ。漢字で、痩靫。学名は、『ハマウツボ科ハマウツボ属の小さい種』です。ハマウツボ属の学名は『カラスノエンドウを絞め殺す』という意味があり、宿主のカラスノエンドウを枯らしてしまうことを表しています。マメ科、キク科、セリ科、フウロソウ科、ナス科植物に寄生します。
野原ではよく見ることが出来るマメ科のシロツメクサなどのシャジクソウ属の仲間や、キク科のムカシヨモギ属のアレチノギクとかヒメムカシヨモギ、ハルジオン、ヒメジョオンなどの根から養分を吸収します。種子は宿主が近く(5m以内)になければ発芽しないそうです。宿主が近くで発芽するまでじっと待つそうです。マメ科の農作物への寄生は深刻だそうです。根に寄生しているため農薬による除去は農作物への影響があるために出来ないので、抜くしかないそうです。
(2020年4月9日撮影)
ヤセウツボは1937年千葉県で確認されて、今では北海道と九州を除いてどこにでも見かけられるそうです。
上部の形状は変わらず成長するようです。
迷惑植物のヤセウツボですが、2017年筑波大学でヤセウツボからアルツハイマー病の原因物質を抑制する物質をみつけたそうです。いろいろな植物から抑制する物質があるかどうか探していたんでしょうね。アルツハイマー病は治すことは出来ないけど進行を遅らせてくれれば感謝します。
(2020年4月24日撮影)
(Canon IXY DIGITAL 510IS)