花壇で咲いている栽培種の花はあまり写真に撮らないのですが、この花は葉っぱの形や花の丸っこさがなんとなく気をひきカメラを向けました。
イソギク。漢字で、磯菊。学名は、『キク科キク属の太平洋岸の種』です。キク属の学名は「黄金色の花」。なんかすごいですね。「太平洋岸の種」とはどういうことかと言いますと、イソギクは今では栽培種として全国で咲いていますが、自生種は千葉県犬吠埼から愛知県渥美半島までの太平洋岸の崖と伊豆半島の海岸の崖に生息してます。このことから「太平洋岸の種」と命名されています。
イソギクは在来種です。四国で自生しているやや大型のイソギクはシオギク。和歌山県に自生しているキノクニシオギクはイソギクとシオギクの雑種だそうです。
花壇でも見かけるのはごく稀です。
キクの葉っぱをデフォルメして、白い縁取りがさらに可愛いくしてますね。
たくさんのつぼみをつけます。
ひとつのつぼみの中にたくさんの花。
花びらに見える舌状花はなくて、筒状花だけです。柱頭の先が割れているのがわかりますね。
(Canon IXY DIGITAL 510IS)
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