房総閑話

廉価版コンデジでどれだけ撮れる?

シロガネヨシ(白金葦、パンパスグラス)

2020-09-01 22:35:14 | 写真
8月になると、この道路際にススキが大きくなったような植物が見られます。





シロガネヨシ。漢字で、白金葦。学名は、『イネ科シロガネヨシ属』で、ドイツの植物学者フリードリッヒ・セローの名前がついてます。フリードリッヒ・セローは18世紀から19世紀にかけてブラジルの科学探検をした人で、ブラジルの主要な植物相の収集をしました。シロガネヨシは南米の草原・パンパスに分布しているので、南米の植物学に貢献したので名前がつけられたのでしょう。
明治時代の初期に庭園・観賞用に栽培目的で輸入され、各地に拡がったようです。


1週間前だったらもっと白かったのですが、茶色っぽく見えます。



本当に大きくて2mは超えています。


ふさふさの穂は迫力があります。1本持って帰りたいくらいです。



茎は太いです。



シロガネヨシは雌雄異株で雄株、雌株があります。
写真のシロガネヨシは雌株です。
写真ではちょっと見え辛いかもしれませんが、糸状のものの付け根あたりにひげ状のものが見えます。これが雌しべです。


枯れそうな雌しべが茶色っぽく見えているようです。

(Canon IXY DIGITAL 510IS)(2020年8月21日撮影)


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