房総閑話

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アケビ(木通)の雌花と雄花

2019-04-22 09:20:23 | 写真
アケビ。漢字で、木通、通草。アケビ科アケビ属の5つの部分からなる種。学名の属名 Akebia は日本名のラテン語形で、日本語のアケビは世界共通呼び名です。つる性の落葉低木です。秋にはどこを食べたらいいんだ?種はどうしたらいいんだ?と思う甘い実をつけます。
雌雄同株、雌雄異花でひとつの蔓から雌花と雄花に分かれて咲きます。

雌花です。棒状の雌しべ(柱頭)が6~9本放射状に広がっています。


3枚の花びら(花弁)に見えますが、ガク(がく、萼片)です。

ミツバアケビの雌花と雄花の記事です。比較してみてください。
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雄花です。雄しべは6本が房状に中央に集まっています。



掌状複葉で5枚の全縁、先が丸い小葉がつきます。学名の種小名の5つの部分は小葉5枚の意味でしょう。



雌花のつぼみです。


色は白~薄紫です。

蜜のない花です。花粉の移動をどう誘っているのでしょう。



雄花は雌花よりひと回り小さく、まとまって咲いているのを見ることが出来ます。

(Canon IXY DIGITAL 510IS)


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