2019年の流行語年間大賞に「ONE TEAM(ワンチーム)」が選
ばれた。
日本中を熱狂させた日本代表チームの大活躍と、どこの国にも
分け隔てなく温かく応援した観客マナーが、世界から称賛された
ラグビーワールドカップ日本大会。
7か国の出身選手が、一丸となって戦った日本代表チームの合
い言葉が「ONE TEAM」だった。
11月7日の日記「流行語大賞に、ぜひこの言葉を!」で「文句な
しに推奨したいのはONE TEAMだ」と書いたが、その通りになって
めでたい限り。
ONE TEAMの精神ほど、日本人の心にぴったり添う言葉は、他に
そうないだろうと思う。
さっそく企業広告や社長訓示などに登場しそうだけど、昔流行った
「モーレツ社員」と結びつけるようにはしてほしくないねえ。
働き方改革の精神をお忘れなく。
流行語は世相を反映する・・・明暗取り混ぜて、ノミネートされた20
19流行語から拾ってみた。
「タピる」
若者言葉から生まれた言葉のようだ。
タピオカドリンクを飲むという意味らしいけど、タピオカドリンクを飲ん
だことがないシニアには、イマイチピンとこない。
「上級国民」
池袋で母子を死なせた暴走運転者が元高級官僚だから、逮捕を免れ
たのでは、と疑惑を招いたことから生まれた。
何という醜悪で下劣、不快な流行語だろう。
「闇営業」
お笑い芸人が事務所を通さず仕事をしたとかで流行ったが、芸能業界
の裏側を垣間見せ、これもおどろおどろしい言葉だ。
「ポエム/セクシー」
小泉環境大臣が外国人記者会見で述べてケムに巻いた言葉だが、意
味不明もいいところ。
ご本人も分かっていないのじゃない?多分。
この人の言葉は歯切れはいいけど、空疎で、軽いね。
「後悔などあろうはずがありません」
イチローさんが引退表明した時、記者から心境を問われ言い切った。
さわやかで、潔い言葉だ。
さすが「野球道」を極めたサムライ!
<ラグビーWC日本大会の興奮を、もう一度>





