リュウ庵

尼崎市住む猫大好き人間。
駄文を書くのも好きです。

年末年始のTV時代劇

2019-12-24 12:25:39 | 日記
令和元年も後1週間とちょっとで終わりです。
年賀状もまだ書いてないし、何となく落ち着きません。
新聞やTVは1年の回顧ものなど特集していますが、この一年いろ
いろありました。
 
年末年始のTV時代劇、以前はNHK,民放ともかなりたくさんあった
ように思うけど、最近は激減しました。
時代劇は若者に人気がイマイチなのと、時代考証する専門家が少
なくなったことや舞台のセットに金がかかることなどから、だんだ
ん敬遠されてきました。
時代劇ファンにとって、寂しい限りです。
 
でもそんな中で、NHKでは嬉しいことに、年末年始に時代劇スペシャ
ル番組を組んでくれました。
年末では2回にわたって「みをつくし料理帳」(高田郁原作)スペシャ
ルがありました。
先週と昨日(22日)の土曜日午後9時からの1時間半の長時間ドラ
マ、録画しておいてゆっくり楽しんだ。
「みをつくし料理帳」は、NHKは2017年に土曜時代劇で全8回放映
されたドラマ。
今回のスペシャル版も主役は同じ黒木華(はる)さん、脇役陣も小日
向文世、安田成美、伊武雅刀など芸達者でそろえていました。
黒木さんはなかなかの名演で、私は大のファンです。
小説「みをつくし…」はハルキ文庫から全8巻で刊行、高田郁(かおる)
んの代表作の一つ、読みだしたら止まらない。
美味しい料理もいっぱい出てきて、楽しい料理ドラマでもある。
 
正月時代劇では「そろばん侍風の市兵衛」、1月3日午後9時~10時半。
辻堂魁さん書下ろし時代小説で祥伝社から刊行、現在26巻まで続い
ている長編シリーズだ。
算盤(そろばん)ができる渡り用人(期間雇用で武家や商家の台所を預
かる経営コンサルタント)の唐木市兵衛は、剣の腕も超一流。
得意の算盤で財政を立て直す一方、降りかかる難事件にらつ腕を振るう。
主役は向井理、脇役に名寺尾聰、渡辺いっけいなど、こちらも豪華キャ
ストを揃えている
 
困ったことに同じ1月3日に7時30分からBSプレミアムで、藤沢周平作の
時代劇「立花登青春手控え」のスペシャルもある。
こちらもシリーズの時と同じ主役は池端淳平で、楽しみだけど・・・。
 
NHKさんよ、何で同じ3日に時代劇スペシャルを2つもやるねん!
録画して両方楽しめるからいいけど、芸のないハナシやねえ。
 
蛇足:
来年の大河ドラマ「麒麟がくる」は観ないつもり。
明智光秀は、義経とともに嫌いだから…蛇足ながら、附記しておきます。
 
 
  <「みをつくし料理帖」全10巻>
  
   
 <「風の市兵衛」全26巻の一部>
  
 
   <みをつく料理帖 主役の黒木華さん>
  
   
   風の市兵衛 主役の向井理さん>