リュウ庵

尼崎市住む猫大好き人間。
駄文を書くのも好きです。

来春の準備、種まき

2021-09-20 11:49:43 | 日記

残暑の気配を残しながらも、9月下旬の季節になった。

樹木や草花の世界は早くも秋の色を染め始め、青空はぐっと深みを帯び、朝夕には心地よい涼

風が頬をなでる。

日中は30度近くまで上がるのが気にかかるが、夜間から朝にかけて20度前後ませ下がり、

来春の草花の種蒔きもそろそろ、という気候になってきたようだ。

 

夏の間に取り寄せた春の花の種を取り出し、パンジー、ビオラ、カスミソウの種を5枚の

ピートバンにまいた。

もう少し秋が深まればリナリア、キンギョソウ、ストック、ネモフィラもまこう。

チューリップ、ムスカリーなど球根の植え込みは11月になってから。

 

昨年は種をまいたあと急に気温が高くなり発芽に失敗したが、今年は注意して発芽までの1~

2週間、昼間は保冷剤で気温を調節すれば大丈夫だろう。

後は好奇心いっぱいのやんちゃなカナに、苗床をかき回される(昨年は油断してボコボコにさ

れ酷いことになった)ことから守ること。

体力気力の衰えから年々咲かせる花も少なくしているが、春を彩る元気な花たちを見る喜びは

何物にも代えがたい。

     ***        ***

先日設置した野鳥たちのえさ場と水浴び場には、来てくれた形跡がない。

せっかくの穀物やヒマワリの種の餌も減っていない。

接地場所が悪いか、警戒されているのだろうか。

 

   📚 心に響いた名文 📚

   或る人の心の空の色がそのまま 誰かの心の海に届いている

                       吉野 弘 「空の色が」

 

   🌻 種をまいたピートバン

   🌻 夏の花ポーチュラカは、小さくなったがまだ元気

   抜けるような秋の青空


日本の総理は誰に?

2021-09-18 12:33:11 | 日記

17日午後、変則台風14号が瀬戸内伝いに近畿をうかがっているためか、朝から

雨模様で風もなんとなく不気味な感じ。

外出することもなく、本を読みながらテレビの自民党総裁選挙立候補者の政策表明

を、チラチラ横目で見ていた。

4人の決意表明を聞きながら、日本の政治家はどうしてこんなに平板でつまらない

のだろうと思う。

外国政治家だって、米国の前大統領トランプのオーバーで内容のないクネクネ演説、

バイデン現大統領のやる気があるのかないのか分からない演説も辟易して心に響かな

い(早くも支持率落ちているとか)けど、日本の政治家はもっとひどいのじゃないか。

かつてのサッチャー(英国)、ドゴール(フランス)、ケネディ(米国)、コール

(当時の西ドイツ首相)、最近のメルケル(ドイツ)のようなリーダシップに富んだ

個性ある大政治を望むべくもないが、日本を背負うならせめて命を投げ出してでも信

念を貫く覚悟を示してほしい、と思う。

まあ、現在の凡人政治家を生んだのは日本の国民だから、政治家だけに責任を問うの

は酷というものだろうけど。

国民はそのレベルに合った政府しか持つことができない

残念ながらこの政治名言は、日本ではまだ生きているのだろうね。

 

一方の野党に期待を託せるかと言えば、こちらの方はもっとひどい。

中心野党の立憲民主党は5%の支持率、他の主な野党を寄せ集めても10%しか国

民の支持を得ていないのに「次の選挙で政権交代実現する」とほざいている。

戦前からある共産党に至っては戦後の一時期を除いて、ずーっと2~4%を越えない。

野党はこれまで自民党をしのぐ政策を発表して、国民に示したことがあるか。

コロナ対策にしても重箱の隅をほじくるような、アラ探しの批判ばかりじゃないか。

今の野党には、とてもじゃないが新しい政権を託せる力量も人材もいない。

他党の揚げ足取りする暇があったら、最低10年覚悟でまず政策を磨き、人材を育

成することに専念したらどうか。

 

自民党総裁に選出されたら、間違いなく日本の首相になる。

河野さんか岸田さんだろうけど、就任する限りは菅(現総理)さんのような木で鼻を

くくったようなのじゃなく、血の通った政治を期待したいところだが、無理かなア。

余談になるが、仮に高市さんか野田さんが総理になれば日本初の「快挙」であるとと

もに、原田マハさんの小説「総理の夫」(実業の日本文庫刊、近く映画化)が誕生す

ることになるが、これはまた別のハナシ。

 

   <次の日本国総理はこの人たちの中から>


メダル「噛み噛み」起源

2021-09-16 11:52:59 | 日記

私はあまり好きじゃないけど、オリンピックのメダリストがメダルを噛むシーンをテレビ

や新聞でよく出てきます。

誰が初めにやらせたのか、なぜ嬉しそうにみんな面前で噛むのか・・・

初めて見たのはもうずいぶん前だけど、ずーっと違和感(ある種の不快感)を抱きながら

眺めてきました。

 

昨日、神戸新聞夕刊でそのもやもやの「疑問」が解けた。

メダルを噛むように仕向けたのは、何と新聞やテレビの報道カメラマンだというのだ。

同紙によると、メダルを首に掲げただけの状態だと、メダルと顔の間に余分なスペースが

でき、写真のなかで顔が小さくなってしまう。

良い表情を撮るための工夫として顔とメダルがコンパクトに写真に納まるよう口元に運ぶ

よう促し、やがて「噛む」しぐさとなった、というのだ。

スポーツ取材の写真部記者は「噛むことで、顔とメダルがコンパクトに写真に納まり、表

情がより読者に伝わる」と、同紙面で語っている。

 

そうであっても、私個人としては」噛む」しぐさに品位が感じられず、なじめない。

顔とメダルをコンパクトに収めて喜びの表情を読者に伝えるには、お行儀悪く歯をむき出

しにして噛まなくても、頬の横に掲げてニッコリ笑うか、せいぜいメダルにキスするぐら

いで十分だと思うのだが・・・

ネットで調べたら、外国選手も含めて男性も女性も、まあたくさんの人が噛んでいます。

この市長のように、メダリストから手渡されたメダルをいきなりガブリ。

こんな「噛み噛み」は不潔で言語道断、おぞましくさえ感じられる。


早くもお節料理の案内

2021-09-14 11:35:22 | 日記

九州に近づいている台風14号の影響か、朝からしとしと雨が降り、肌寒い。

午前11時現在、尼崎の気温が22度、昨日より8度近く低い。

 

早くも大阪・梅田の百貨店から、お節料理のカタログが送られてきた。

我が家は家族が少なくなってから、おせち料理は「外注」に頼っている。

子どもが3人いて義母も同居して6人家族の時は、元気だったカミさんと私は台所

に立って、お節料理を作ったものだが、娘と二人暮らしになってから、私が作る

のは黒豆と昆布巻きぐらいになって、他はデパートの料理に頼っている。

その黒豆も昆布巻きも面倒くさくなって、今年は作れるかどうか怪しくなっている。

 

今年のおせち商品は、長引くコロナ禍で旅行や外食を控えた影響で、百貨店などか

らの取り寄せが増えて値段も高いものが売れそうという。

旅行や外食控えて浮いたお金で、ちょっと豪華にしようという家庭が増えたのだろ

う。

 

早速カタログをペラペラめくっていると、京都の高級料理店には16万円を超える

豪華版も売り出している。

昨年もコロナの影響からか、高価なものからよく売れた、とニュースになっていた

から、今年もその傾向が続いているのだろうか。

 

お節料理を食べながら、面白くなくなったとはいえ年末恒例の紅白歌合戦を見て、

年を越すとしましょうか。

 

     📚 心に響いた名文 📚

   乾いた木を削ぎ、赤く鋭く芯を露にする。西岡は、小刀やカッターで鉛筆を削

 るのが好きだった。骨の中から髄液があふれるさまを連想する。秘密が、生命

 力が、あふれでる。       三浦しをん「舟を編む」(光文社文庫)

 

   送られてきたお節料理のカタログ

 

 


野鳥クン、水遊びにおいで

2021-09-12 12:38:20 | 日記

あるブロガーさんは、野鳥の水遊び場「バードバス」を庭に設置し、野鳥たちの楽しい

水遊びの写真をブログに公開している。

水しぶきを上げて喜々と遊んでいる素晴らしい写真で、野鳥たちの様子が手に取るよう

にわかる。

なんとも楽しいシーンに魅せられ、私も早速野鳥たちを呼んでみたくて早速アマゾンか

ら「バードバス」を取り寄せ、庭の片隅に置いた。

ついでに、これもアマゾンから取り寄せている「餌箱」も一緒に置いた。

果たして野鳥たちが水遊びに来てくれるかどうか、カーテンの陰に隠れて息を潜めて待

っているが、12日現在まだバードバスに野鳥は来ないけど、必ず来てくれると信じ

気長に待つことにしよう。

 

水滴を飛びちらして遊びにふけるメジロやスズメの写真が撮れたらいいね。

勿論シジュウガラなどほかの野鳥も大歓迎だよ。

 

庭にくる野鳥はスズメが圧倒的に多いが、秋からメジロ、ヒヨドリ、シロハラ、シジュ

ウガラ、モズ、キジバト、春先からウグイスも加わり美声で鳴いてうっとりさせてくれる。

近くの西宮甲山(かぶとやま)や六甲山から飛んでくるらしいが、結構種類は豊富だ。

狭いけど雑木や雑草で雑然としている庭が、鳥たちにはお気に入りのなのかもしれない。

 

毎年秋になるとミカンを木の枝に挿して、メジロを呼び込んでいる。

つがいでやって来る時が多く仲良くついばんでいるが、時々ガサツなヒヨドリがやってい

て、メジロたちを追っ払いミカンを房ごとガツガツ食いちらかしていく。

まあ、ヒヨドリもこの時期は子育てに追われ生きるために必死だろうから、と大目に見て

やっているが・・・

 

野鳥のほかに、春から育てたフジバカマに花が咲く秋には、旅する蝶アサギマダラがやっ

て来る。

2000キロ南の島に旅する途中に立ち寄って蜜で腹ごしらえをしていくが、呼び込みを

始めて8年目、今年も覚えていて来てくれるだろうか。

 

   🐦 バードバスと餌箱 🐥

   ミカンついばむメジロのつがい(昨年秋)

  シロハラは蒔き餌に(昨年秋)