<米国学生は学力?より学歴・人気?意識か>
<オンライン=全開・散在・遠隔=授業と対面=密閉・密集・密接・ウイルス飛沫汚染防禦マスク装着授業とのハイブリッド授業が着地点か>
(A)①トリアージ=緑:健常者通常生活、黄色:軽傷者隔離避難所、赤色:重病救急搬送=体制作らず、
②治療薬及び
③予防ワクチン所有せず三無「保健・医療・介護・福祉制度」環境下の2020年武漢離陸肺炎ウイルス及び後続変異ウイルス=家畜人間生物攻撃兵器=空爆被災防禦「密閉・密集・密接」8割減の5分の1「全開・散在・遠隔」システムは
日本社会が直面する「少子高齢多死人口減社会」・「過疎・過密社会」問題解消の新興社会モデルであり、構築加速必須か>
:::::
2020/06/18 08:30
Robert Farrington
Personal Finance Full Bio »
I'm a personal finance expert that focuses on helping millennials get out of student loan debt and start investing for their future. I also help parents make smart choices about college financing options and navigating the complex world of paying for school. I started The College Investor in 2009 as a forum to discuss the myriad of financial issues facing young adults. I majored in Political Science at UC San Diego, and received my MBA from the Rady School of Management at UC San Diego. To learn more about me, go to TheCollegeInvestor.com, or follow me on Twitter @collegeinvestin.
翻訳=遠藤康子/ガリレオ
:::::
新型コロナウイルス感染症が突如発生し、私たちの働き方や生活は大きく変化した。教育の世界も例外ではない。
大学生たちは、パンデミックによって多大な犠牲を強いられている。オンライン授業は、授業料を支払った見返りとして体験できるキャンパス内での学びと比べて、質が低いことも少なくない。
春学期は事実上、終わりを迎え、秋からの新年度が着々と近づきつつある。しかし高等教育の世界では、回答よりも疑問点のほうが多いのが現状だ。大学やカレッジは、キャンパスでの授業を始められるのだろうか。あるいは、新年度を迎えても、何週間や何か月も遠隔教育を続けざるを得ない学校が出てくるのだろうか。
しかし、それより重要なのは、教育のために正規の授業料を支払っている学生たちは、その見返りとして行われる授業に満足できるのかということだ。
ハーバード大学はオンライン授業で新年度をスタート
この問いがかつてないほど重要になってくるのは、「アイビーリーグ」と呼ばれる、授業料の高い北東部の名門8大学だ。学士号取得にかかる授業料は、インディアナ州の寝室が3つある平屋住宅1軒分に相当する。ハーバード大学を例にとると、2019年の年間授業料は、学資援助なしの場合で4万6340ドル(約500万円)。授業料や寮費、食費、その他経費を含めた納付総額は6万7580ドル(約720万円)にのぼった。
ハーバード大学のアラン・ガーバー学長が記した2020年4月付けの公開書簡によると、2020年秋学期は、少なくとも遠隔授業として始まる可能性が非常に高そうだ。
教育コンサルティング企業H&Cエデュケーションの最高経営責任者(CEO)ピエール・ユゲによれば、オンライン授業は、学生が授業料の見返りとして期待する体験とはかけ離れている場合が多く、大学側がいくら努力してシラバスや授業内容を改善しようとしても、それは変わらないという。これを念頭に、来年度の授業料設定を変更する大学が出てくるとユゲは見ている。
多額の寄付金が集まるアイビーリーグなどの超一流大学は、大半のカレッジや大学ほどは経済危機による影響を受けないとユゲは予想している。また、一流校のほとんど、とりわけアイビーリーグはすでに、「need-blind」という方針を掲げている。つまり、入学志望者の合否判定は実力だけを見て行われ、学費支払い能力の有無は一切関係ないという方針だ。
「そういった一流校では、学生が経済的ニーズを示せば100%対応している」とユゲは説明する。「(一流大学は、)ほかのほとんどの大学やカレッジほど、授業料に依存していない」
学生のなかには、オンライン授業による教育は多額の授業料を支払う価値がないと考え、コミュニティカレッジや、学費が比較的安い州内の大学に数年間通って、基礎的な課程を修了しておこうと決断する人もいるかもしれない。
プログラミング教育を提供するカナダ企業ライトハウス・ラボの共同創業者でCEOのジェレミー・シャキは、オンラインでは新たな人間関係を築いて交流する機会が減ることや、実験を再現できない部分があること、授業レベルが基準に達しない可能性、また就職やインターンシップ参加の見込みが低いことを挙げて、教育の質が低下すると考える専門家が多いだろうと述べる。
しかし同氏によると、問題は教育体験だけではない。「大半の学生は、大学を選ぶ理由のひとつとして、キャンパスライフや大学生としての体験を考慮する点が忘れられていると私は思う」
そこには、相手と対面することで得られる体験が含まれている。たとえば、授業外で他の人たちと協働で思考したり、パーティーや集会などに参加したり、スポーツや娯楽を楽しんだり、大学の建物や歴史に触れたり、多種多様な人との出会いを通じて人生について発見したりするといったことだ。
こうした理由から、多くの人が、進学するよりも様子を見ることを選ぶことになり、大規模な「ギャップイヤー」的な時期が訪れるだろうとシャキは考えている。
それでも、アイビーリーグであれば問題なくオンライン授業を受ける学生を集められるだろうと考える専門家も多い。
フロリダ大学のアンドリュー・セレパック博士は、学生は例年通り、一流大学に押し寄せるだろうと話す。
学生たちは、教育の質やコストがどうであれ、大学の名前とそれに伴う名声に惹かれているというのだ。
「ハーバード大学などのアイビーリーグの授業料がほかの大学の2~3倍であるのは、教授陣や授業内容のレベルが他大学よりも2~3倍高いからではない」とセレパックは言う。「一流大学の授業料は、その名声に基づいて決められているのだ」
https://forbesjapan.com/articles/detail/35202/2/1/1