<川口市上空で約5000フィート(約1500m)、新宿区上空で約3750フィート(約1143m)、品川駅上空で約2000フィート(約610m)、大井ジャンクション上空で約1400フィート(約430m)、直下住民は航空機騒音被害、航空機事故災害保険に加入義務か>
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6月15日の福岡発羽田行きJL320便など、新ルートを使って着陸するフライトに数回、乗ることができました。この便を例にあげると、降下しながら千葉県の房総半島南端部まで来た飛行機は、半島のほぼ中央を縦断するように南から北へ飛行したのち、千葉市付近の上空で徐々に方向を変え、埼玉県方面に向かいます。
そして埼玉県川口市上空で東京方面に約90度旋回し、東京都練馬区の小竹向原駅上空を通り、新宿、表参道、品川駅、そして首都高大井ジャンクション上空と、降下しながら進み、羽田空港へ着陸します。
航空機追跡サイト「フライトレーダー24」によると、それぞれの高度は川口市上空で約5000フィート(約1500m)、新宿区上空で約3750フィート(約1143m)、品川駅上空で約2000フィート(約610m)、大井ジャンクション上空で約1400フィート(約430m)、とのことです。
着陸寸前の機窓からは、東京都心の各所を手に取るように見ることができます。左側の窓からは東京ドーム、秋葉原、スカイツリー、右側からは新宿、渋谷といったように、「大都会」の光景を見ながらの着陸は、これまでの羽田空港行きの便では経験したことのないものでした。