漫画/ハリソンさんはカノ紳士 Mr.Harrison is THE GENTLEMAN ― フランス通過編 ―(前半)

18世紀欧州が舞台の歴史ロマン。アヴィニヨンの薬屋小町クレールとハリソン&マルセル主従との運命の出会い。

予告編 おまけ

2009年01月04日 22時48分17秒 | その他
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 やがてデュポン先生は、ハリソンさんが「トリストラム・シャンディ」を書いた真の動機に気付き、
激しい非難の言葉をハリソンさんへと投げ付ける事となります。
それが、ハリソンさんにある事を気付かせ、
新しい世界へと歩き出させる素晴らしいきっかけとなるのでした。

〈第12話の開始は1月11日からとなります。〉



第12話/蛇街道 予告編

2009年01月04日 22時45分32秒 | 第12話/蛇街道

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 ハリソンさんとマルセルがパリからローマを目指して出発した2日後、
ウォルポール氏は、パリで人気の英流ウォッチャー、デュポン先生と対談します。

 実はデュポン先生、英国の情報を主にウォルポール氏から仕入れていました。
ウォルポール氏は、芸術の事やら、世間話やら、著名人のゴシップやらの手紙を、
一生の内になんと7000余りも知人友人へと宛てて書き送ったような人で、
「お手紙王子」と呼ばれていたくらいなのでした。

 自分にはない物を、見下しているハリソンさんが持っている事を不快に感じたウォルポール氏は、
「トリストラム・シャンディ」に興味を持っているデュポン先生へと、
「ハリソン殿がシャンディ氏なのではないか?」
― と、自分が持った疑惑をぶっちゃけ、
デュポン先生がハリソンさんに対して不信感を抱く方向へと、
わざわざ持って行こうとするのでした。

 * * * この物語は、基本的にはフィクションです。 * * *