
帰国後、テルソン銀行ロンドン本店から借り越し分のご入金催促状が来てしまうのでした。
…ホント、ハリソンさん、お人好しな上に、真面目で努力家で几帳面な一方で、
鷹揚で大雑把という矛盾した面を併せ持つもんだからこうなる。
―― そういう所も、初代トリストラム・シャンディさんに見込まれて、
2代目を託されてしまった理由なんでしょうな~。
ジョージさんの至れり尽くせりの親切が、
ハリソンさんをナポリの乱痴気城へと向かわせ、
不幸なアルドンサ姫とめぐり逢わせ、
「 ラ・マンチャの男 」 役を引き受ける事となり、
続いてローマでは大騒動を引き起こして、
〈 ローマの水戸光圀公 〉 に助けてもらう羽目になるのでした。


若いお姉さんのお色気入浴シーンも欲しい所だに。

ベケット書店のキツ~イ店員さんとハリソンさんとの和解の話です。