漫画/ハリソンさんはカノ紳士 Mr.Harrison is THE GENTLEMAN ― フランス通過編 ―(前半)

18世紀欧州が舞台の歴史ロマン。アヴィニヨンの薬屋小町クレールとハリソン&マルセル主従との運命の出会い。

本場のお土産を買って来るよ

2011年02月26日 19時34分53秒 | 第19話/真の才能
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* * * この物語は、基本的にはフィクションです。 * * *



 ハリソンさん、1765年の10月初旬にロンドンへと戻り、
年が明けてから出版予定の本の原稿を書店へと届け、
スタンデイジ親子さんに挨拶を済ませて、
フランスのカレー港へと向かう船に乗れるドーバー港へと乗合馬車で向かいました。

 ロンドンでもラモー ( 1683-1764) さんだのクープラン一族 ( 17世紀~19世紀に活躍 ) さんだの、
バルバストル ( 1727-99 ) さんだのコレット ( 1709-95 ) さんだの
…ドメスカ ( 1685-1757 ) さんだのガルッピ ( 1706-85 ) さんだの…といった、
鍵盤音楽の楽譜は手に入ったかもしれませんが。

 輸入物を買うのと、直接外国行って買うのとではやっぱ違うんでしょうね。
英国の18世紀起源物では、ウェッジウッドさんとこのジャスパー・ウェアとかが、
運良ければ日本の地方の町のデパートでも売ってるようですけど。

 …作者はツルッツルの陶磁器でないとコーヒーが美味いと感じない、
逆にツルッツルならば100均物でも、何かの景品物でも全然満足なので、
ジャスパーさんを買おうとは思いませなんだが。

 そんな事を書いていたら思いだしたのですが、
父に貰ったミントンさん ( 18世紀末創業 ) 製の乾電池入れて使う置時計、
装飾性の方を重んじて作られたのか、
時間が狂いやすいので、いつの間にか使わなくなりましたが、
今どこにしまってあるのか忘れてしまいました。
お父さんメンゴ。

 それから、フランスに行った時、母に買おうかどうか迷って、
サン・テグジュペリ ( 1900-44 ) さん自筆の絵を元にした、
「 星の王子様 」 の切手を結局買わずに帰ってしまい、
母はその事自体を知りませんが、
その事は私の残りの人生の間中悔いる事となるでしょう。

 昔、日本でアニメ化された事があって、母はそれが好きだったんです。
特にボーイ・ソプラノで歌われる主題歌が。
もしかしたら、 「 TVのあのカワイイ絵と違うじゃん。 」
― とか言われるかもしれないと思い、
結局買わなかったのでしたけど。

 …なんて事も思い出してしまいました。

 ガンダムの記念切手はチャッカリ買ってるくせにねー。
ちなみに、作者が中学生の頃、アムロ君が主人公のがTVで放映していました。
チェッ、年取ったよなー。


  ↑ もしよかったら、ガンダムの俺にも見せちくりー。

 でも、作者はジェイン・オースティン殿の記念切手を持っている事の方が自慢らしいのじゃ。

 私はそっちの方が見たいわ!
「 プライドと偏見 」 にちなんだ絵柄もあるのかしらね?



 今日の続きは明日。これでやっと夕飯のカレーとトマト&キャベツのサラダが食べられる。