漫画/ハリソンさんはカノ紳士 Mr.Harrison is THE GENTLEMAN ― フランス通過編 ―(前半)

18世紀欧州が舞台の歴史ロマン。アヴィニヨンの薬屋小町クレールとハリソン&マルセル主従との運命の出会い。

江の島チューチェディ⛩️ ④ 〜 とはいえ、やはり観光も楽しんでみた 〜

2024年10月27日 09時37分53秒 | 積年の謎解きジャーニー
 江の島はこんなに、
こんなに素敵な場所なのに、
何故に17世紀英国の
書物に書かれた
謎の妖怪伝説の
舞台とされてしまったの
でしょうか?


  

 
 神社がある場所から
更に登って行くと、
サムエル・コッキング苑
に辿り着きました。

 コッキング氏は
維新後に商人として来日。
日本人女性と結婚し、
江の島のてっぺんに
別荘を建て庭園を造った
のだそうです。


  
  

 到着以前には
こういう場所がある事
すら知らなかったので、
入る予定は無かった
のですが、
無料だったし、
入り口のバラの美しさにも
誘われて見学して来ました。


  


 中にもバラが
沢山咲いている箇所が
ありました。


  
    


 中国風味の
あずまやもあって、
この空間は
異彩を放ってました。


    


 江の島内だけあって
庭園全体、
それから隣接する
亀ケ岡広場も
南国ムードムンムンでした。

  
  


 庭園を出て島を
下って行く時、
ヨットハーバーを
じっくりと眺めましたが、
南仏アンティーブの
港の写真↓と雰囲気が
似ていました。


  


 もし、
妖怪チューチェディが
江ノ島弁財天だとしたら
コッキングさん、
戦慄の妖怪伝説の島に
「知らぬが fotoqui (仏) 」
で住んでた
って
事なんでしようか?!


  


 同じく英国出身で
幕末〜明治に
日本と深く関わった
アーネスト・サトウ氏と
面識があったのかも
しれませんが、
そのサトウ氏は
チューチェディを
天照大神の事だと
したそうです。

 それに対して現代、
日英交流史を書いた
「菊とライオン」の著者
でもある島田孝右氏が
江ノ島弁財天説を
唱えていると、
他の方がXに投稿した
丁寧な記事にありました。

 それでも、
「名探偵コナン」を
毎週見て、
イチ時期シャーロック・
ホームズシリーズにも
ハマった事があり、
古畑任三郎シリーズは
もう何サイクルも見て、

現在は
「全領域異常解決室」
を楽しみにしていて、

江の島にも実際
行ってみた私には
サトウ氏説にも
島田氏説にも
敬意は払いつつも
違和感満々なのでした。


 ⛩️ And then
「江の島チューチェディ」⑤に続く